受け口は寝ている時どんな状態だと悪化するのか?

寝ているときに姿勢が悪いと、口呼吸になり受け口が悪化するとされています


寝ているときにうつ伏せ状態で姿勢が悪いままだと、酸欠状態になります。

より多く酸素を取り込もうとするため、口呼吸になることで余計受け口の状態を悪化させてしまうことに繋がるとされているのです。

口呼吸になることで、胸が開かずに呼吸がしづらいことで舌や下顎が出てくるので寝ているときも受け口の状態になっている可能性があります。

さらに、口呼吸は上顎や下顎がずれたりしやすくなるので、受け口になりにくい寝方をすることが大事です。

寝ている時の姿勢が悪いことで歯や顎に負担をかかっています

寝ている時にうつ伏せや横向きなどの姿勢が悪い状態が続くと、歯や顎に負担がかかり噛み合わせが悪くなる可能性があります。

さらに、寝ている時に姿勢が悪いままだと、歯並びにも影響が出てきます。

骨はたったの5kgの力が加わった場合でも、持続的な力が加わることで破骨細胞・造骨細胞が働き、その影響で骨に添加と吸収が起こります。

そして歯槽骨の形態を変えてしまい、歯の位置を移動させてしまうことが起こる可能性があります。

受け口を悪化しないためにも、寝ている時も姿勢を良くするには、仰向けに寝るように意識をして仰向けに寝る癖をつけることが大事です。

仰向けに寝る癖をつけるためには、自分に合う枕を見つけて替えるようにしましょう。

高い枕を使っている方は、低めの枕で寝るようにしましょう。

そして肩や頭にフィットする枕を選ぶとさらに良いです。

自分の枕を見直すことも、寝ている姿勢を改善するひとつの解決策につながります。

噛み合わせが悪いことで睡眠障害になる可能性があります


受け口で噛み合わせが悪いことが原因で睡眠にも影響を与えることがあります。

噛み合わせが悪いことで頚椎にねじれが発生します。

そのことで自律神経が乱れてしまい、交感神経と副交感神経の切り替えが上手く出来なくなります。

寝る時やリラックスなどしている場合は、副交感神経が優位になりますが、交感神経と副交感神経の切り替えが上手く出来ない場合は交感神経が活発になり、体が緊張状態になることで睡眠障害を起こす可能性が高くなるのです。

ぐっすり寝られるようにするには、受け口を施術することが大事です。

まずは病院に行って医師に相談をしてみると良いでしょう。

施術後は、噛み癖に気をつけて食べることを意識することが大切です。

なぜかというと、噛み癖を治さないまま食べていると再び噛み合わせがズレてしまう可能性があるからです。

その他に下記のように生活をすることで睡眠の質が良くなります。

  • 寝る1〜2時間前はスマートフォン、タブレット、パソコンなどの電子機器をいじらないようにする
  • 日中に歯を食いしばらないように気をつける
  • 起床したら朝日を浴びるようにする
  • 軽い運動やストレッチなどをしてストレス発散をすることを心がける

受け口を治すことも大切ですが、それと同時に質の良い睡眠ができるように工夫をすることも大事です。

自分に合う施術法で受け口を治すことが大事です

受け口を治す際には、医師と相談しながら自分に合う施術法を探すようにしましょう。

十分に施術を理解していなかったり、医師任せにして決めてしまったりすると施術後のトラブルにつながってしまう可能性があります。

どのような施術なのかについては、しっかり聞くようにしましょう。

積極的に聞いて理解することで、自分の症状に合った施術に出会える可能性が高まります。

受け口にはセラミック矯正、セットバック法などの施術法が有効的とされています。

セラミック矯正とは、歯並びを施術したい歯や周辺の歯を削り、その歯にセラミッククラウンを被せて歯並びを改善する施術法のことです。

短期間で施術ができ、好きな歯の形や色を選べます。

被せる歯はオールセラミック、ジルコニアセラミック、メタルボンドの3種類あります。

被せる歯のメリット、デメリットを考えてから選ぶようにしましょう。

セットバック法は、歯列のみの矯正では治りにくいという場合や、確実に歯並びと噛み合わせを矯正したいと考えている方に向いている施術法です。

受け口の場合は分節骨切り法で下顎骨を後方に移動させて、治します。

場合によっては、上下顎のバランスを考慮するために上顎にも外科的な施術を行う可能性があります。

他にも様々な施術法がありますから、満足いくものを見つけることが大事です。

(まとめ)受け口は寝ている時どんな状態だと悪化するのか?

1.寝ている時に姿勢が悪いと、口呼吸になり受け口が悪化するとされています

寝ている時の状態がうつ伏せのままだと酸欠状態になります。

すると、より多くの酸素を取り込もうとするので口呼吸になりやすいです。

口呼吸で呼吸がしづらくなることで舌と下顎が出る状態になり寝ている時も受け口状態になってしまいます。

2.寝ている時の姿勢が悪いことで歯や顎に負担をかかっています

うつ伏せや横向きなど寝ている時に姿勢が悪い状態が続くと歯や顎に負担がかかることで噛み合わせが悪くなり、受け口を悪化する原因になります。

仰向けで寝るようにしたり、低く自分の肩と頭に合う枕を選んだりして姿勢良く寝る工夫をすることが大切です。

3.噛み合わせが悪いことで睡眠障害になる可能性があります

噛み合わせが原因で睡眠の質に影響がある可能性があります。

噛み合わせが悪いことで頚椎にねじれ、自律神経の交感神経と副交感神経が上手く切り替わらなくなるからです。

受け口の施術と睡眠の質が良くなる生活を送ることで解決に近づきます。

4.自分に合う施術法で受け口を治すことが大事です

受け口の施術には様々なものがあり、メリットデメリットがもちろんあります。

医師と相談しながら自分の症状や考えに合った施術法を選ぶと良いでしょう。

不安や疑問などある場合は医師に聞くようにし、施術法をよく理解することが大事です

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