セラミック矯正の歯を一生使うために、寿命を縮める4つのリスクを理解しよう!

セラミック矯正の寿命を縮めるリスクとは?


セラミック矯正(クイック矯正)に使われる、セラミック素材のポーセレンやジルコニアは傷や汚れがつきにくく、変色の影響を受けにくいため、セラミック自体に寿命はなく一生使うことも可能です。

オールセラミックの寿命は、一般的に10年程度といわれていますが、20年使用し続けている人が8割程度いらっしゃることが根拠のひとつです。

ただし、「セラミックの寿命を縮めてしまう原因」に気を付ける必要があります。

この記事では、セラミック矯正とワイヤーなどの歯列矯正で迷っている方の為に、セラミックの寿命を縮めてしまう原因はもちろん、セラミック矯正することの「リスク」「一生使うための注意点」「メンテナンスの方法」などを詳しく解説していきます。

セラミック歯の寿命を縮める3つの原因

セラミックの歯を長く使うためには「セラミックの割れ(欠け)」と「元々の歯の虫歯」に気を付けることが大切です。

具体的には、下記の3つがセラミックの寿命を縮めてしまう原因です。

  • 歯ぎしり
  • 外からの強い衝撃
  • ブラッシング不足
歯ぎしり

セラミックの歯は、天然の歯に近い見た目をしているため、治療後の歯が綺麗に見えるメリットがありますが、金属の歯(銀歯)と比較すると、強度が低いため、就寝中の歯ぎしりで割れてしまう可能性があります。

もし、セラミックの人工歯が割れてしまうと、初回と同じ金額をかけて作り直すことになるため、自覚症状のある方や心配な方はマウスピース(ナイトガード)を付けて就寝されることをお勧めします。

外からの強い衝撃

セラミックは、詰め物や被せ物として十分な強度を持っているので通常の租借では問題ありませんが、ナッツ類やお煎餅など硬い食べ物を好んで食べる方は、セラミックが欠けてしまう危険があります。

「どうしても」という場合は、セラミックの歯では硬い食べ物を噛まないようにするなどの、工夫が必要です。

ブラッシング不足

元々の歯とセラミックの歯の境界線には、気づかない程度ですが、すき間や段差ができてしまいます。

ブラッシングが足りずに、そのすき間に汚れが溜まってしまうと、元々の歯が虫歯になってしまいます。

特にセラミッククラウン(被せ物)の場合は、プラークが停滞し歯周病に発展するリスクがあるため、注意が必要です。

つまり、メンテナンス次第でセラミックの持ちが変わるということです!

柔らかい毛質のブラシで丁寧にブラッシングすれば、すき間に汚れが残りにくくなりますので、普段の歯磨きの際には、「柔らかいブラシを使う」「丁寧にブラッシングする」の2点を心がけてください。

また、クリニックでの定期的な検診も検討してください。

クリニックの定期健診では、セラミックのすき間の汚れもキレイに落としてもらえるので、虫歯の危険がグッと下がります。

知っておくべき4つのリスク(注意点)


セラミック矯正はすぐにキレイな歯を手に入れることができますが、もちろんデメリットもあります。

矯正に使う素材によっては、2~3年後に逆に見た目が悪くなることもありますし、安さばかりに気を取られていると将来、自分の歯をなくすことにもつながりかねません。

人前での笑顔を忘れないためにも、以下で紹介する4つのリスクをしっかり確認してください。

レジン(保険適用の素材)は変色する

セラミック矯正に使われる素材には、主に以下の4つがあります

  • レジン
  • ポーセレン
  • ジルコニア
  • 金属

中でも、レジン(プラスチック)は保険適用になり、治療費が安くなることから一般に広く普及しています。

ただ、治療直後は白くキレイなレジンですが、変色しやすい性質があり、治療から2~3年後という早いスピードで黄ばんでくる特徴があります。

特に、前歯など笑った時に見える部分をレジンで治療してしまうと、後々後悔することになるでしょう。

土台に金属を使う場合は、歯ぐきが黒ずむ

元々の歯並びから大きく矯正する場合、メタルボンドというセラミック歯の土台(ベース)に金属を使用する方法をとることがあります。

金属は強度が高いため、割れてしまう心配は少ないですが、金属成分の影響で歯ぐきが黒ずむ、ブラックマージンという現象がおこります。

また、金属アレルギーによる、安全性の問題もあります。

上記のような問題を避けたい場合は、ジルコニアやポーセレンを使ったセラミック矯正がおすすめです。

金属を使用していないので、歯ぐきが黒く変色することがありませんし、レジンの様に素材自体が黄ばんでくる心配もほぼありません。

歯の神経を抜くと、歯の寿命が短くなる可能性がある

セラミック矯正の治療では元々の歯を削るため、神経を抜く場合があり、その際には周辺の細かな血管も一緒に取り除かれます。

神経を抜かれた歯には栄養が行き届かなくなるため、ほかの歯と比べて弱くなってしまうといわれています。

そのため、メンテナンスが不十分だと、老後に歯がなくなってしまう危険性があります。

ワイヤーやマウスピースを使った歯列矯正は「1~2年程度の時間がかかる」「痛みがある」といったデメリットがありますが、歯の神経が死んでしまわないように配慮されています。

どちらの方法にも一長一短があり、どちらか一方だけが優れている、という訳ではありませんし、セラミック矯正をすると、かならず歯がなくなってしまうという訳でもありません。

治療の目的を医師としっかり相談して、専門家のアドバイスをもらいながら治療方法を決めていくことが大切です。

噛み合わせが悪くなる可能性がある

セラミック矯正は見た目だけでなく、噛み合わせも改善される治療です。

ですが、治療の際に噛み合わせを考慮していない悪質なクリニックがないとも限りません。
そのようなクリニックを選んでしまうと、治療後にしっかりと噛めないといったトラブルになりかねません。

通常、セラミック矯正の治療は、噛み合わせをチェックしながら行います。

また、歯ぎしりなどで歯が減ってしまい、噛み合わせが悪くなってしまった場合には、噛み合わせの再チェックを行ってくれます。

クリニックを選ぶ際は、症例数が多く、上記の様な対応をしてくれる矯正歯科を選ぶようにしてください。

まとめ

セラミック矯正した歯を「一生維持する」「あとで後悔しない」、そのために必要なポイントは以下の4つです。

  • セラミック歯の割れ、欠けに注意する(マウスピースなどで対策する)
  • 後々の経年劣化も考慮にいれて、値段だけで素材を選ばない
  • ブラッシングやクリニックでの定期的なメンテナンスをしっかりやる
  • 症例数の多い、しっかりした歯科医師のいるクリニックを選ぶ

上記のポイントをしっかり守って、キレイな歯と、コンプレックスを気にしない素敵な笑顔を手に入れてください。

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