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オールセラミックには研磨剤入りの歯磨き粉は使わない方がよいです
オールセラミックにしている方は、顆粒状の研磨剤が入った歯磨き粉を使わない方がよいといわれています。顆粒状の研磨剤が良くないとされる理由は、オールセラミックは研磨剤の摩擦で傷がつきやすいからです。
どうしても歯磨き粉を使いたい場合は、ジェル状の歯磨き粉や、電動歯ブラシ用の歯磨き粉を使うとよいでしょう。もしくはクリニックで推奨されている歯磨き粉を使うという方法もあります。
オールセラミックをどのようにケアしたらよいのか迷った時は、医師に訊ねて正しい歯磨きのやり方を教わりましょう。
オールセラミックは美しい仕上がりが特徴的な施術です
審美歯科で施術してもらえるオールセラミックは、天然の歯に近い美しい仕上がりになる施術です。歯磨き粉でケアをすることはできますが、オールセラミックの特徴をよく理解した上で歯磨き粉を使用する必要があります。
歯の施術には金属を使用する方法もありますが、オールセラミックでは金属を一切使用していないので、金属アレルギーの心配がありません。金属を使った施術では歯の根元が黒ずんで見えることがありますが、オールセラミックの場合は黒ずみのリスクを抑えることができます。
表面は本来の歯よりなめらかで艶やかな印象になり、奥歯よりも前歯の施術に向いています。保険適用の被せ物とは違い、歯茎に馴染みやすいのも特徴です。
オールセラミックは歯の色を選ぶこともできるので、より自然な仕上がりを目指せます。
お客様にとってメリットが多いオールセラミックですが、注意したい点もいくつかあります。
オールセラミックは前歯に施術するには問題ないのですが、奥歯に施術した場合、割れてしまう恐れがあることです。必ず割れてしまうわけではありませんが、奥歯の方が噛む力が強いため、人によっては再度施術が必要になるケースも出てきます。
また歯磨き粉に含まれる研磨剤によって、表面に細かな傷がついてしまうこともあります。歯磨きのやり方が正しくない可能性も考えられるため、あらかじめ医師に正しい歯磨き方法を訊いておくと安心です。
研磨剤入りの歯磨き粉にはメリットとデメリットがあります
市販の歯磨き粉の多くに研磨剤が含まれているのは、歯の表面に付着した汚れを落とす効果を高めるためです。歯磨き粉の研磨剤はメリットになる部分もありますが、特徴を知らないまま使い続けるとデメリットになる点もあります。
歯磨き粉の研磨剤のメリットは、研磨剤不使用の歯磨き粉と比べて、歯の汚れを落とす効果が期待できることです。研磨剤は歯の表面をなめらかにし、付着した歯垢や着色汚れを落とす働きをします。
歯垢よりも、着色汚れを落とす効果に重点を置いているものが多いです。着色汚れを落とすだけでなく、付着しにくくする作用も持っています。
歯磨き粉の研磨剤のデメリットは、歯の表面を削ってしまう恐れがある点です。強い力でブラッシングをしたり、歯を磨く回数が極端に多かったりすると歯を傷つけるリスクが高まります。
オールセラミックは研磨剤で削れてしまうことがあるので、注意が必要です。
オールセラミックはクリニックでの定期的なクリーニングが必要です
オールセラミックにとってもっともよいケアは、定期的にクリニックに通って、クリーニングをしてもらうことです。自分ではしっかり歯を磨いているつもりでも、歯ブラシが行き届かない部分がどうしても出てくるので、完全に汚れを落とすのは難しいです。
審美歯科のクリニックで行う歯のクリーニングは、歯ブラシでは落とし切れない頑固な汚れをきれいに落とすことができます。医師の手によるクリーニングであれば、大切なオールセラミックを傷つける心配もありません。
普段自宅で行うケアも大切なので、医師に正しい歯磨きのやり方や、歯磨き粉の選び方を訊ねてみましょう。
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(まとめ)オールセラミックに歯磨き粉を使っても大丈夫?
オールセラミックにしている方は、歯磨き粉を使う時に注意が必要です。顆粒状の研磨剤を使った歯磨き粉では傷がつく恐れがあるため、研磨剤不使用の歯磨き粉を使ってください。
オールセラミックの正しいケアについて不明な点は、医師に確認しましょう。
オールセラミックは、仕上がりの美しさと金属アレルギーの心配がないというメリットがあります。ただし研磨剤で傷つきやすいので、歯磨き粉を使う際は気をつけましょう。
医師に正しい歯磨き方法を訊ねておくと、表面を傷つけずにケアすることができます。
市販の歯磨き粉は研磨剤の作用によって、歯の表面に付着した歯垢や着色汚れを落とす効果が高まります。
一方で歯の表面を削ってしまう恐れがあるため、オールセラミックのケアに最適だとはいえません。
オールセラミックを清潔に保つためには、クリニックで定期的なクリーニングをするのが効果的です。医師が行う専門的なクリーニングであれば、オールセラミックを傷つける心配もありません。
正しい歯磨き方法や、歯磨き粉の選び方も医師に訊ねてみましょう。