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セラミック矯正で多少の違和感が出る場合があります
セラミック矯正を行なうとしても、歯を削り仮歯を付け、最後にセラミックの歯を付けます。
そのために、元の歯の場所にセラミックを装着しますので、多少の違和感は発生します。
ただ仮歯の段階で上手く調節すればそれほど違和感はなく、あったとしても自然と慣れていきます。
仮歯を付けることでの違和感があることも考えられます
セラミック矯正を行なっていくと、仮歯を付ける際に違和感が発生することはあります。
施術を開始したその日から違和感を覚えるような場合もあり、これは慣れの問題になります。
施術を行ない時間が経過すると、自然と違和感は慣れていき感じなくなっていきます。
- 装着したときの違和感
- 食事中の違和感
- 話すときの違和感
- 歯磨きの時の違和感、また手間がかかる
このような事があり、普段の生活の中で違和感を抱くことが多いです。
仮歯を取り付けるにしても、新しい歯を取り付けますので、違和感を抱くことは多いです。
これも先に記載したとおり、時間と共に自然と慣れていきます。
ただし、仮歯が舌や口の中に当たるようなことがあれば、傷を付けて口内炎の元にもなりますので、施術時に当たるような感じがすれば、遠慮せず申し出てください。
また、仮歯や本歯を取り付けた場合は、慣れないと違和感があり歯磨きも大変かもしれません。
最初はできるだけ鏡を見ながら、歯をよく見て歯磨きをすることをおすすめします。
確実に歯にブラシを当てるようにして、歯と歯の間なども磨き、磨き残しがないようにしましょう。
慣れるまでは、出来るだけヘッドの小さい歯ブラシを使った方が、奥まで届いて磨きやすいです。
食事中の違和感が発生することがあります
矯正を行なう中で一番気になるのが、食事中の違和感でしょう。
違和感があると食べ物を食べるのが不自由となり、また噛むなどする場合も違和感があることがあります。
また歯と歯の間に食べ物が挟まるなどのこともあり、余計に違和感を覚えるでしょう。
それと同時に食べ物や飲み物が染みるようなこともあります。
しかし違和感にしても染みるにしても、自然と治っていき収まりますので、慣れるまでの少しの間の辛抱です。
食べ物としては、ドリアなどの比較的柔らかい食品が食べやすいことが多く、麺類は柔らかいですがかみ切れないということはあります。
また野菜のサラダもかみ切れないということもあり、矯正中の食べ物としてはあまり評判は良くありません。
慣れるまでは、食べやすいように小さくカットする、柔らかい食品を選ぶなどの工夫をすると良いです。
どうしても前歯だけ噛んでいるような感じがする、奥歯だけかみ合っている感じがある、などの場合もありますが、やはりこれらも自然と慣れていきます。
食事では歯の間に食べ物が挟まるようなこともありますが、糸ようじを使うなどして取り除くようにすると良いです。
歯磨きの時にも、歯ブラシと糸ようじを併用すると良いでしょう。
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違和感を少なく矯正するには仮歯でよく調節します
セラミック矯正で違和感なく施術を行なって歯並びを治したいなら、まずは仮歯の段階で徹底的に微調整を行ないましょう。
施術する歯を削った後に仮歯は装着し、形や口全体でのバランスをチェックします。
かみ合わせに違和感がないか、発音に問題がないかなど、普段の生活に支障が出ないかをチェックしていきます。
仮歯が自分のイメージと違う場合は、どんな些細な事であっても、担当医師に伝えてください。
上唇を閉めにくくなるなどのこともありますので、違和感があれば再度微調整を行なっていきます。
少しでも良い状態にするために、仮歯の段階でのかみ合わせなどは、違和感がなくなるまで調節すべきです。
仮歯の歯の状態を参考にして、本歯にあたるセラミックの歯を作っていきますので、色を合わせる事も出来ます。
今までと違う歯を取り付けますので、違和感は出るものだと思ってください。
それ微調整していくことで、違和感のない状態へと修正していきます。
仮歯の段階だと取り外しもしやすく、患者様の要望にも応えやすく、ここは変だと違和感があると申し出てくれれば、その都度修正し微調整が出来ます。
しかしセラミックの歯を取り付けてしまうと、調節は難しいので、仮歯の段階で違和感のない状態にすると良いでしょう。
(まとめ)セラミック矯正で違和感はあるの?
セラミック矯正でも、施術を行なっていくと、多少の違和感は発生します。
しかし、その違和感も生活を送り時間が経っていくと、自然と慣れていきますので、心配はいりません。
仮歯や本歯を取り付けることによる違和感は発生することが多いです。
それにより食事や歯磨きでの違和感も感じることもありますが、これらは自然と時間と共に慣れて違和感も感じなくなります。
食べ物を食べるときの違和感が出る場合もあります。
また上手く食べ物を噛めないということもありますので、最初の間は小さくカットしたり柔らかい食品を食べると食べやすいです。
セラミック矯正を行なっていくうえで、違和感のない状態にするには、仮歯の段階で調節することです。
この段階で多少なりとも違和感があれば、微調整して違和感のない状態にしましょう。