出っ歯と猫背って関係あるの?

猫背の人は出っ歯になりやすいと言われています


口が開いている状態では歯がきちんと支えられなくなるため、結果的に前歯の生える方向が変わってきて出っ歯になります。

猫背というと背中が丸まって前かがみになっている姿勢を指します。

この時、顔は自然と下向きになります。

顔が下向きになることで口元が緩むことで、口が開けっ放しになっていることも増えます。

猫背で下向きの姿勢は口元が緩みます

猫背の姿勢というと横からみると背骨が少し丸くなり、顔は下を向いた状態になります。

パソコンやスマホを長時間触っていると、気がついたらこのような猫背の姿勢になっていることもあるでしょう。

猫背になると頭全体も下を向くことになります。その状態が続くことで唇や口にもだんだん力が入らなくなっていきます。

試しに、顔を上げた状態と下げた状態を実践して比較してみましょう。

顔を少し上へ上げた時には顎のラインや喉仏の部分のお肌にハリがあるのがわかります。

一方、顔を下に向けると唇は下に垂れ下がるようになり、これによって顎までも緩んでくるのが実感できます。

このように猫背の姿勢が続くと顔は下向きになり、唇は力が入らなくなり緩んでいくために口が開けっ放しになったり顎から顔にかけてのフェイスラインにもシワができたりするようになります。

姿勢がしっかりと保たれている人も少ないですが、少しでも意識して日頃の姿勢を見直すだけでも猫背は改善できますし、口元の悩み解消にもつながるでしょう。

出っ歯の主な原因は生活習慣です


続いて、出っ歯になる仕組みも解説しておきましょう。

出っ歯になる原因として考えられているのは主に3つあります。

  • 子どもの頃の癖
  • 生活習慣
  • 遺伝性の出っ歯

この中でももっとも影響が大きいと言われているのが生活習慣です。

子どもの頃の癖や遺伝性の出っ歯に関しては防ぐことができない面も多々ありますが、生活習慣については特に物心ついてからの習慣は自分で意識することが可能です。

口が半開きになっているのが癖になっているという人は注意したいです。

半開きになっていることで唇や周囲の筋肉から前歯や力が加わらないために結果的に前歯が前で出てきて出っ歯となってしまいます。

これは口呼吸から鼻呼吸に改善していくことで緩和できるとも言われていますが、長年の習慣は簡単に改善するのは難しいです。

そのため、自分で常に意識しておかないと出っ歯を悪化させることにもなってしまうのです。

まずは猫背の改善から始めましょう

猫背の姿勢を日常的にずっと続けていると出っ歯をひどくさせることにつながります。

そこで出っ歯を悪化させないために猫背の改善を行うことをおすすめします。

猫背は目線が下に落ちることで背中が丸まっていき癖となります。

そこで、スマホを操作するときは目線の高さにまで持ってくる、パソコンをするのなら机と椅子の高さを正しい位置にして使用するといった点に注意しましょう。

この時に肩の力を抜いた状態で操作できていることを確認しておくことも大切です。

そして、何よりも大事なのが猫背を改善して美しい姿勢を維持しようという気持ちです。

テレビを見る時やパソコンを扱っている時など、気持ちが緩んでいるとついいつものような猫背になってしまいます。

少しでも背中が丸まってきていると感じたら、目線を高くして背筋をピンと伸ばすように意識しましょう。

たまには肩の力を抜くストレッチなどもやってみると筋肉をほぐすことができて、猫背解消にもつながります。猫背を改善するという意識しながら日々過ごす事で、口元にも力が入ります。

適度にストレッチなども取り入れて猫背解消を図っていくとよいでしょう。

(まとめ)出っ歯と猫背って関係あるの?

1.猫背の人は出っ歯になりやすいと言われています

猫背は良くないから治すようにと言われますが、これは下向きの力が加わることで唇は緩み開けっ放しになることで出っ歯を招きます。

出っ歯がひどくなるとますます口が閉じにくくなっていくので、悪化する前に猫背を補正していくことが大切です。

2.猫背で下向きの姿勢は口元が緩みます

猫背だと顔が自然と下に向いてしまうので唇も下に垂れるようになり、顎に緩みが生じます。

この姿勢を長時間続けていると唇に力が入らない時間が長くなるので、口が開きっぱなしになり前歯にかかる力が弱くなり出っ歯を招きます。

3.出っ歯の主な原因は生活習慣です

出っ歯になる原因はたった1つだけではなく、長年の習慣が大きいと考えられています。

その中でいつの間にか癖になってしまっている口呼吸は出っ歯を悪化させます。

口呼吸から鼻呼吸に変えるよう意識するのも大切なのです。

4.まずは猫背の改善から始めましょう

猫背は放置していると定着してしまいすぐに改善するのが難しくなります。

スマホやパソコン、テレビを使う時の姿勢、普段の姿勢を意識しながら正しい姿勢を心がけようという気持ちも忘れないようにしましょう。

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