出っ歯で咀嚼音がする場合は奥歯でしっかり噛みましょう
食事をするとき人によって癖がありますが、出っ歯による咀嚼音に悩んでいるのなら口に食べ物を少しずつ入れるようにして、奥歯でしっかり噛むようにしましょう。
たくさんの量を一度に口の中に入れると口を閉じて噛むことが難しくなるので、咀嚼音が出やすくなります。
また、食べ物を奥歯で噛めるように口の奥に持っていくことも大切です。
口の中でも浅いところで噛んでいると音は出やすいです。
咀嚼音は周りにも不快感を与えてしまうので、出っ歯の人は特に注意したい点となるでしょう。
出っ歯による咀嚼音は自然と口が開いてしまっていることが関係しています
出っ歯の人は鼻呼吸ではなく口呼吸になっていることが多いです。
前歯が出ていることでうまく口を閉じられず、そのまま開けっ放しになってしまいます。
この口呼吸は何もしていない時だけでなく、食事をしている時にも影響してきます。
食事では口に食べ物を入れて噛もうとしたときに、自然と口が開いてしまいます。
この気づかないうちに口が開いてしまうのが問題です。
一人で食事をしているときには気づくことができず、誰かと食事をした時には相手から直接指摘はされないものの気づかれていることが多いでしょう。
これでは一緒に食事をする人が不快に感じてしまうので出っ歯の人は咀嚼音が出ていないか気をつけておかないといけないのです。
自分でも無意識のうちに癖となって咀嚼音が出ている可能性があるということを知っておきましょう。
そして、咀嚼音を改善できるように対策を行っていきましょう。
出っ歯を改善すると咀嚼音はなくなります
出っ歯だと口呼吸になるために食事の時にも自然と口が開いてしまい咀嚼音が目立つようになります。
そこで、咀嚼音を解消するためには主な原因となっている出っ歯を改善することから始めましょう。
出っ歯は歯科などの専門医を尋ねて矯正を利用して治していく方法が効率的です。
しかし、治療には費用もそれなりにかかりますし期間も必要とします。
今では便利な矯正器具も登場して昔よりも短期間に出っ歯をきれいに治すことができるようになりました。
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- 部分矯正は短期間で治療がおこなえます。
また、日常生活を送るにあたり、自分で注意しながら過ごすことで出っ歯を悪化させずに済みます。
そのためには、まず鼻呼吸を心がけてみましょう。
自分で常に意識しておかないと気がついたら口呼吸になっているということもありますが、鼻呼吸に変えることは大切です。
口呼吸から鼻呼吸に変えるためには舌回し運動が効果的とも言われているので、矯正の他にも呼吸法を改善してみましょう。
鼻呼吸に変えることができると出っ歯はこれ以上ひどくなることはないでしょう。
食べている時にも咀嚼音に注意してみましょう
咀嚼音は食べている時にしか発生しません。
そして、食事をしている時は食べることに集中しているので自分の咀嚼音には気づかないこともあります。
そこで、食事の時に自分から咀嚼音が出ていないか確認しながら、咀嚼音を出さないような食べ方をしてみましょう。
そのポイントを以下にまとめたいと思います。
- 鼻が詰まっている時は食事の前に鼻をかんですっきりさせておく
- 背筋を伸ばして良い姿勢で食事をする
- 口に入れる食べ物の量は自然と口が閉じられるくらいにとどめておく
- 食べ物を口に入れたら奥歯の方へ食べ物を持っていき、ゆっくり噛む
- 一口を飲み込むまでは口を開けない、食べ物を追加しない
この5つの点を意識するだけでも咀嚼音は改善できます。
今出っ歯で悩んでいる人は咀嚼音が出てしまっているかもしれないので、こういった点に注意して食事をしてみましょう。
慣れるまでは時間がかかりますが、咀嚼音がなくなるだけでも快適に食事ができるでしょう。
(まとめ)出っ歯が原因の咀嚼音、その解消とは?
出っ歯で咀嚼音が気になるのは、奥歯できちんと噛めていないことや口に食べ物を入れ過ぎていることが考えられます。
口を閉じていても出っ歯であるがために咀嚼音が出る場合もあります。
急いで食べずに時間をかけて音が出ないように意識しましょう。
出っ歯の人は口呼吸になっていることが多いので、口を開けたまま食事をしていることもあります。
食事の時の咀嚼音は自分では癖になっていて気づかないこともありますが、周りには不快感を与えてしまいます。
出っ歯による咀嚼音は口が開いてしまうために起こってしまいます。
そこで、矯正に頼るだけでなく、口呼吸から鼻呼吸に改善することも重要です。
無意識にしている呼吸が、出っ歯の人は口呼吸になりやすいです。
出っ歯による咀嚼音は食事の時に対策を行うことだけでも改善できます。
鼻の通りを良くしたり食べる量を少なめにしたり、奥歯で噛むようにするなどの対策をとってみましょう。