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歯科矯正はダイエット法ではありませんが、食事量が減るため痩せる場合もあります
歯科矯正を行なうと、その期間中は口元は不便な思いをします。
歯磨きや発音がしにくくなるというのはもちろん、さらには食事もしにくくなるでしょう。
そのため、歯並びが改善されるのはもちろんのこと、副次的な効果として痩せるということがあります。
どうしても食事は流動食メインとなるので、自然と痩せてダイエットになることがあるのです。
歯科矯正すると口が動かしにくくなります
歯科矯正の施術を受けると、大きなメリットとしては、歯並びが綺麗になるということがあります。
多くの方は歯並びを改善したいということで矯正をしますので、当然のことながら矯正によって歯並びは良くなります。
歯並びが良くなると同時に、見た目も綺麗になり、口元や顎の形も改善されることもあります。
さらには、歯並びが良くなることで歯磨きがしやすくなり、噛み合わせの改善によって食べ物を良く噛んで食べられますので、栄養も吸収しやすくなり、健康にも良いです。
しかしその一方でデメリットももちろんあります。
矯正期間中は歯磨きがしにくくなり虫歯のリスクが高まる、ワイヤー矯正だとどうしても目立つ、矯正が終わるまで長いと2年以上かかりその間は違和感があり不便な思いをします。
違和感があり痛い思いもあり、辛い思いをしてまで歯並びを改善しないでも良いかな、と思う方もいるかもしれません。
もちろん矯正を行なうには安くないお金も必要となりますが、実は歯磨きがしにくい、食べ物が噛みにくいなどというデメリットに見える部分は、見方を変えると、大きなメリットになるのです。
それが実は痩せるということですが、歯科矯正を行なうと何故痩せるのでしょうか?
歯科矯正をすると痩せる方が多いといわれています
歯科矯正を行なうと多くの方が、副次的な効果で痩せます。
一般的な矯正のワイヤー矯正は、歯にブラケットを付けてワイヤーで固定する方法です。
どうしても、違和感と痛みがありますので、慣れるまでは固形物を食べるのが難しく、矯正開始から数日間は、プリンなどの流動食中心となります。
長い方で1週間ほど流動食が続き、その間は摂取カロリーが減りますので、結果的に何もしなくても数kgは痩せます。
ダイエットを行なっても長続きせず成功しないような方でも、自然と摂取するカロリーが減りますので、痩せていきます。
食事制限などをしようと思う方は、矯正はとても都合が良く、食事量とカロリーを減らすのに特別な運動やダイエットも必要ありません。
しかも歯並びが良くなると、小顔となり印象も良くなることもあるので、自分の外見にも自信が持てるようにもなります。
自然とポジティブな考えや行動にもなりますので、他の人からの印象も良くなります。
小顔になり顔が整うのと、痩せて体重が減るという2つの相乗効果が発揮されるのです。
ダイエットを行なっても痩せることが出来ず、食べ物も好きなだけ食べてしまうという方には、歯科矯正は大きなメリットをもたらすこと間違いありません。
矯正終了後は新生活が始まります
歯科矯正を行なうときは、終了するまでの間は、とにかく不便な思いをします。
見た目は良くなく、食事をするにしても食べ物が詰まりやすく、歯磨きもしにくく、さらに1ヶ月に1度程度の頻度で通院もしないとなりません。
器具を装着してからは違和感は数日で慣れるにしても、痛みは続くこともあります。
施術前と比べると、不自由になることが多いのは間違いありません。
しかし逆に不自由な体験をすると、施術前の自由だったころが、とても有り難いとわかります。
そのような意味では、矯正期間中は期限付きの不自由な体験をする期間と言えるでしょう。
普通に食事をしていた、他の人と違和感なく接した、などのごく当たり前だったということについては、感謝と敬意の気持ちも沸いてきます。
そのような時期を体験すると、今後の人生をどのようにして過ごすべきかと考える人も多いので、矯正が終了した後は、改めて新しい人生をスタートさせようと頑張るようになります。
または矯正期間中に、矯正後に新しい人生をスタートさせようと、準備するような方もいます。
歯科矯正を行なうのは歯並びが改善するばかりでなく、新しい人生をスタートさせるライフチェンジの機会ともなるのです。
(まとめ)歯科矯正を行なうとダイエットになる?
歯科矯正を行なうのは、もちろんのこと歯並びを改善するためです。
しかし、それと同時に矯正期間中は固形物が食べにくくなり流動食中心になるので、ダイエットをしなくとも自然と痩せることもあります。
歯科矯正を行なうと歯並びが改善されるなどのメリットがあります。
その反面、矯正中は口が動かしにくくなり、歯磨きがしにくく虫歯が出来やすい、食事がしにくいなどのデメリットもあります。
歯科矯正を行なうと、違和感と痛みがありますので、慣れるまでは流動食中心になります。
そのために自然と摂取するカロリーも少なくなり、矯正器具に慣れるまでの間に体重が減る方も多いといわれています。
矯正器具を取り付けると、口が不自由になり、不便な思いをします。
今まで自由だったことについて感謝の気持ちが沸いてきて、新しい人生をスタートさせるきっかけともなります。