癖があると受け口になるって本当?

癖や習慣によって受け口になってしまうこともあります


受け口など顎の形や歯並びは、遺伝だけが原因と思っている方も多いのではないでしょうか。

たしかに顎の形や大きさ、歯並びは遺伝しますが、原因は遺伝だけではありません。

特定の歯に力がかかり続けるような癖や生活習慣なども、受け口の原因になります。

癖を改善しなければ、今後もどんどん歯並びが悪くなってしまう可能性もあります。

歯や顎に力がかかり続けると、歯並びが悪くなってしまいます

「そんな簡単に歯が移動するわけない」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は歯は意外と簡単に動いてしまいます。

歯が移動する最小荷重は、17gだと言われています。

歯の位置はどうやって決まるの?

そもそも歯の位置は、どう決まるのかご存知でしょうか?
歯の位置は、生えてきた位置だけで決まるわけではありません。

舌や頬、唇の筋肉の圧のバランスによって、歯の位置は決定します。

大人でも歯は動きます

歯の位置は舌や頬、唇などの筋肉の圧のバランスにより左右するため、癖や習慣によってこのバランスが崩れてしまうと歯は動きます。

子どもの話かと思われるかもしれませんが、大人のように歯が生え揃っていても実は意外と簡単に歯は移動します。

そのため大人であろうと悪癖などがあり特定の方向から力がかかり続ければ、歯はどんどん移動して歯並びが悪くなってしまいます。

この原理を利用したものが歯列矯正で、一般的な矯正はワイヤーの力を利用して歯を動かしています

口呼吸や舌の癖などは受け口の原因になります


受け口など歯並びや噛み合わせを悪くしてしまう癖や習慣をご紹介していきます。

無意識にしてしまっていることが多いため、自分でも気付いていない場合もあります。

意識して習慣を見直すことが大切です。

受け口の原因は遺伝的要因もありますが、そのほか原因となる癖や習慣について説明します。

口呼吸

歯並びや鼻が原因で口呼吸になることもありますが、口呼吸を続けると舌の位置が下って気道が狭くなります。

すると気道を確保しようと、下顎を突き出すようになってしまい、習慣化することと受け口になってしまいます。

下顎を前に出すなどの癖

無意識に下顎を前に突き出す癖がある方もいらっしゃいます。

本人は気付いていないかもしれませんが、これが習慣化すると筋肉が順応して受け口になってしまいます。

頬杖をつく・うつ伏せで寝る

頬杖をついたり、うつ伏せで寝たりすることも、圧を加えてしまい歯並びに影響します。

力がかかる方向によって出っ歯になる可能性もあります。

受け口の施術とともに、癖を改善していくことが大切です

受け口の原因が癖や習慣によるものの場合、放っておくとどんどん歯が移動し歯並びが悪化してしまう可能性があります。

受け口は見た目が悪くなるだけでなく、発音しにくかったりうまく食べ物を噛めなかったりというリスクがあります。

できるだけ早めに施術して治していきましょう。

受け口の施術方法

セラミック矯正

自分の歯を削り、その上からセラミック製の差し歯を被せることで歯並びを改善する施術法です。

施術が必要な歯のみ施術するため、平均で数ヶ月という短期間で歯並びを改善することができます。

施術後の後戻りもしにくいと言われています。

自分の歯を削るというデメリットはありますが、施術期間中は仮歯を入れるため歯列矯正のように矯正しているということが周りに知られることはほとんどありません。

セラミックは見た目も非常に綺麗で、天然の歯とほとんど変わりません。

差し歯なので形や色もある程度自由に決めることができ、口元の印象を大きく変えることができます。

歯列矯正

一般的な矯正で、ワイヤーやブラケットなどの器具を使い、歯全体を移動させて歯並びを改善する施術法です。

先述したように、ブラケットに通したワイヤーが元に戻ろうとする力を利用し、歯を移動させていきます。

歯列矯正は歯全体を少しずつゆっくりと動かしていくため、期間は数年かかります。

さらにその後も後戻りしないように、リテーナーと呼ばれる保定装置で固定する期間も必要になります。

施術だけでなく癖を改善することが大切です

歯列矯正は後戻りしやすいため、保定装置を入れる必要があります。

施術後数年すると、また元に戻ってしまったという方もおられます。

セラミック矯正は後戻りしにくい施術法だと言われていますが、いずれにしても施術とともに、歯並びを悪くしてしまう癖や習慣を一緒に改善していくことが大切です。

(まとめ)癖があると受け口になるって本当?

1.癖や習慣によって、受け口になってしまうこともあります

歯並びや噛み合わせが悪くなってしまうのは、遺伝だけが原因ではなく癖や習慣などによっても起こることがあります。

歯並びを改善するとともに、癖や習慣を改善していきましょう。

2.歯や顎に力がかかり続けると、歯並びが悪くなってしまいます

歯の位置は舌や頬、唇などの筋肉の圧力バランスで決定します。

そのため、子どもだけでなく大人でも癖や習慣などにより、これらの筋肉の圧力バランスが崩れると歯はどんどん移動し歯並びは悪くなってしまいます。

3.口呼吸や舌の癖などは受け口の原因になります

口呼吸や下顎を前に出す癖などは受け口の原因になります。

また、頬杖をついたりうつ伏せで寝たり、片噛みなども歯並びを悪くしてしまいます。

気付いたらすぐにやめる癖を付けていきましょう。

4.受け口の施術とともに、癖を改善していくことが大切です

受け口の施術法にはセラミック矯正や歯列矯正などがありますが、歯並びを悪化させる癖や習慣を直さないと、また歯並びが悪化してしまう可能性があります。

歯並びの改善と並行して癖や習慣の改善もしていきましょう。

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