受け口の整形費用はいくらかかるの?

受け口の整形費用は150万円ほどかかるといえます


受け口で整形する場合の費用は、150万円前後かかり、整形方法によって費用も多少上下します。

麻酔もするため麻酔の費用もかかり、上顎も同時に施術するかどうかでも違います。

入院する必要はなく、施術は2時間程度で終わり、その後、数時間休憩後に帰宅できます。

整形では短期間で受け口を改善できます

通常は歯を噛むと、前歯は上の歯が下の歯よりも出ています。

ただ逆に下の歯が前に出ていると、噛み合わせも悪くなり、見た目も不自然となり、受け口になります。

これを整形で改善する場合には、有名な方法としては「下顎枝矢状分割骨切り術」があります。

広範囲にわたって骨切を行なう方法であり、術後は奥歯を噛み合わせた状態で上下の歯をワイヤーで固定し、歯や顎の状態を固定します。

場合によっては、口が開きませんので、食事は術後しばらくの間流動食となります。

食事のケアや術後の経過を見るためにも、1週間から2週間は通院または入院が必要です。

また1年程度は矯正も同時に行ない、改善するまで多少時間がかかります。

その他にも「下顎分節骨切り術」という方法もあり、こちらは顎の固定が不要、通常は入院も必要なく、短期間で改善できる方法です。

手術箇所を少ない方に適している整形の方法です。

受け口を整形で改善する場合は、このようにしていくつかの方法があり、これ以外の施術方法もあります。

顎のどこを施術するのかでも、行える整形方法も違ってきますので、まずは美容整形などに行って、よく相談すると良いでしょう。

整形では口腔内からアプローチします


受け口の整形では、口腔内からアプローチします。

まずは、下唇の裏側の歯肉と粘膜を切開し、顎に向かって剥離を進め、骨皮質を露出します。

次に、第一小臼歯を抜歯し、その下の顎骨を削ります。

前歯6本の下方の下顎骨を骨切りして、歯と骨を後方に移動させ、この移動によって受け口の状態を改善し、顎や歯を正常な位置に動かします。

移動させた後は、プレートまたはワイヤーで固定し、顎が短い方やしゃくれている方は、ここで顎も削ります。

最後に口腔内の粘膜を縫合して終了となります。

整形での手術を行なう場合は、全体で2時間程度で手術は完了します。

口腔内を切開しますので、口を開けても傷が目立たず、もちろん外からも整形したということはわかりません。

出血が多いと、一時的に出血を吸い出すドレーンという措置を行ないます。

骨を固定しているプレートやワイヤーは、6ヶ月経過すれば、取り除くことが出来ます。

取り除くには有料となりますので、気にならないような方は、そのまま取り除かなくても構いません。

入院の必要のないような整形方法を行なえば、施術のその日に帰宅する事が出来、すぐに仕事に復帰も可能です。

施術後はその場所が腫れることもありますので、気になる方はマスクなどすると良いでしょう。

確実に受け口を改善するならば整形という方法があります

受け口の改善方法としては整形があり、施術方法によっては短期間で改善が出来ます。

すぐに受け口を改善したいという方にむいている方法といえるでしょう。

しかし、整形で行なう方法としては、目立たないとはいえ、どうしても口の中に傷を付けてしまいます。

また手術が悪ければ、神経まで傷つけることもありますので、十分に注意して行なわないとなりません。

実際に整形手術を行なう場合は、美容整形外科などで行なうこととなります。

しかし歯科医院によっても、整形を取り入れた施術方法を行なっているところもあります。

たとえば、それが上顎分節骨切り法であり、通称セットバック法と呼ばれます。

これは上顎を歯が付いたまま骨切りして、後方に移動させる手術であり、こちらも受け口を改善するには効果が期待できます。

上下単独で行なう場合もありますが、上下の顎のバランスを考慮すると、上下一緒に手術する方が良い場合もあります。

やはり整形を行なうとなると、高度な技術が必要なことはもちろん、歯科矯正を含む知識も必要となり、施術前には入念なカウンセリングを行ないます。

受け口の程度によって改善方法が変わってきますので、どのような方法が良いかカウンセリングで決めていきます。

(まとめ)受け口の整形費用はいくらかかるの?

1.受け口の整形費用は150万円ほどかかるといえます

受け口の整形費用としては、150万円ほどかかり、施術方法によっても費用は多少変わります。

また麻酔費用もかかり、さらに上顎を施術するのかしないかでも、整形費用は違ってきます。

2.整形では短期間で受け口を改善できます

整形での方法としては、下顎枝矢状分割骨切り術があり、これは術後に1年ほど矯正が必要です。

また短期間で受け口を改善できる方法としては、下顎分節骨切り術があります。

3.整形では口腔内からアプローチします

受け口の整形では、口腔内からアプローチして、切開して顎を動かします。

これによって受け口の状態を改善し、施術後は骨を固定するために、ワイヤーやプレートで固定します。

4.確実に受け口を改善するならば整形という方法があります

受け口の改善を行なうならば、整形という方法が確実に改善が期待できます。

ただ高度な技術などが必要であり、どのような方法を使うか、入念なカウンセリングを事前に行ないます。

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