仮歯でも歯茎の色が変わることはあるの?

仮歯でも歯茎が変色するケースはあります


セラミッククラウンなどを装着する前には、仮歯をするのが一般的です。

タイミングとしては、歯茎を削った後に仮歯をすることになるのですが、その際、歯茎の変色が生じてしまうケースがあるようです。

原因は多数あるのですが、例として内出血や施術時に傷ができてしまったことなどが挙げられます。

他にも、土台に使われているコアが歯茎を圧迫しているケースなどもあるようです。

歯茎の変色を考えるなら仮歯だけではなく、セラミッククラウンに使う素材も考える必要があるでしょう。

セラミッククラウンを装着する前には仮歯を装着します

一般的に、セラミック矯正などの施術では、セラミッククラウンなどを着ける前に仮歯を着けるとされています。

セラミッククラウンを作るまでには、さまざまな工程があり、その途中では仮歯が必要となるのです。

しかし、このような工程というの一体どのような手順で進行していくのでしょう。

矯正施術の最初は、医師とのカウンセリングで始まることが多いとされています。

理想とする歯の形、色など施術に対する質問と返答を行い、それからかみ合わせや顎関節について検査をするという流れが一般的です。

これは、セラミッククラウンを装着した後などに、トラブルが起きないようにするための当然の措置です。

また、このタイミングで歯の位置や歯根の状態、骨についてもきちんとチェックが行われます。

検査が終わり、セラミッククラウンをしても大丈夫となれば、いよいよ歯を削っていく段階となります。

セラミッククラウンを歯に装着するため、根っこの部分だけを残し、歯を削ります。

歯を削り終わった後は、その歯をそのままにしておくわけにはいきません。

セラミッククラウンができるまでの期間は、仮歯を装着することとなります。

一般的に1日でセラミッククラウンの装着ができない場合は、仮歯で過ごすことになるでしょう。

しかし、「仮歯だと周囲にすぐバレてしまうのではないのか」と不安になる人も少なくないはずです。

その場合、カウンセリング時に仮歯の審美性について医師と相談しておくことが大切です。

仮歯をしている時、歯茎が変色するケースがあります


仮歯にしている時に、トラブルが起きるケースもあるようです。

まず、考えなければならないのは、それが一過性なのか、それとも変色したままなのかということです。

原因にはさまざまなものが考えられるため、基本的に医師の診断を仰ぐ必要があります。

例えば、仮歯をして歯茎が変色した場合、考えられるのは内出血が挙げられます。

また、施術中に歯肉がダメージを受けて傷ができたことがきっかけで変色を起こしてしまっている場合もあるようです。

内出血や傷が変色原因の場合、時間の経過によって消えていくと考えられています。

もし取れないのであれば、レーザーによる施術による対応が考えられるでしょう。

他に考えられる変色の可能性として、セラミッククラウンの土台に使われている金属のコアが歯茎を透けて見えることです。

仮歯が歯茎を圧迫することで、うっ血し、変色していることもあります。

その場合、仮歯を取ってセラミッククラウンを装着することで改善が期待できるでしょう。

どちらにしても、仮歯により歯茎の変色が起きたのであれば、放置せず、まずは担当医に相談することが大事でしょう。

セラミッククラウンの素材についても考える必要があります

セラミッククラウンが完成すると、いよいよ仮歯を取って実際に装着の段階に入ります。

色や形やかみ合わせ、歯茎の変色などが見られないかどうかをチェックして装着を行います。

何も問題がなければ、それで施術完了となるのですが、しかし、仮歯からセラミッククラウンになったからと言っても油断は禁物です。

例えば、セラミッククラウンでも、素材に金属が使われている物もあります。

この金属が、歯茎の変色につながる要因のひとつとして考えられているのです。

セラミッククラウンに金属が使われている場合、金属が溶け出したりしてしまうと、歯の根本が黒くなってしまうことがあるのです。

このようなリスクを回避したい場合は、オールセラミックやジルコニアセラミックなどを検討してみると良いでしょう。

オールセラミックやジルコニアセラミックなどは、金属が使われていないため、歯茎の変色リスクが少ないのです。

せっかく被せ物をしたのに、それがきっかけで歯茎の変色が起きてしまうのは問題でしょう。

そうならないよう、セラミッククラウンの素材についてもきちんと考えなければなりません。

(まとめ)仮歯でも歯茎の色が変わることはあるの?

1.仮歯でも歯茎が変色するケースはあります

一般的に、セラミッククラウンを装着する前には仮歯を装着します。

ですが、その際の内出血や傷が原因で、歯茎の変色が起きてしまうことがあるようです。

素材選びなどをしっかりと行って、対策を取ると良いでしょう。

2.セラミッククラウンを装着する前には仮歯を装着します

セラミッククラウンを装着する前には仮歯をします。

カウンセリングや検査をし、歯を削る施術を行った後に、仮歯を装着します。

仮歯の審美的な面にもこだわるなら、カウンセリング時に相談しておくと良いでしょう。

3.仮歯をしている時、歯茎が変色するケースがあります

仮歯をしている時に、歯茎が変色するというケースがあります。

内出血や施術時の傷、セラミッククラウンの土台に使われているコアが透けて見えているなどといった原因の可能性があります。

まずは医師にしっかりと相談してみることが大切です。

4.セラミッククラウンの素材についても考える必要があります

セラミッククラウンでも、金属が使われていると、歯茎の変色が生じるケースがあります。

金属を原因とする変色リスクを回避したい場合は、オールセラミックやジルコニアセラミックの被せ物をおすすめします。

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