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歯茎の色をきれいにするための治療費は1回あたり数千円ほどです
歯茎の色をきれいにするのにかかる治療費は審美歯科によっても違いがありますが、ホワイトニングであれば1回あたり6000円~1万円ほどになります。
初回と2回目以降で治療費が変わってくることもあるので、通院する審美歯科に確認する必要があります。
歯茎の色をきれいにする施術は1回だけでも大きな効果が見られ、追加で施術を受けた場合も2回以内で施術が完了することが多いです。
歯茎をホワイトニングするときれいなピンク色になります
ホワイトニングは歯だけでなく、歯茎にも行うことができます。
歯茎のホワイトニングはピーリングを施すことによって、黒ずみが生じてしまった歯茎の色をきれいなピンク色にする施術です。
歯肉ホワイトニング、ケミカルピーリング、ガムピーリングなどと呼ばれることもあり、ホワイトニングした歯を白く見せるのにも効果的です。
歯茎のホワイトニングは歯茎にホワイトニング剤を塗って、ピーリングを行います。
そうすることで黒ずみを起こした部分が剥がれ落ち、歯茎の変色を改善して血色の良い色に戻します。
ホワイトニング剤を塗った後は歯茎に白い膜ができ、1週間ほどで剥がれ落ちます。
膜が剥がれた後は生まれ変わったような本来のきれいな歯茎に戻ります。
歯茎の黒ずみは人目につきやすく、相手に不健康な印象を与えがちです。
歯のホワイトニングをしていても歯茎の色がくすんでいると、せっかくの白い歯を印象づけることができません。
白い歯を引き立たせる効果もある歯茎のホワイトニングは、歯茎の黒ずみに悩む方だけでなく、白い歯をより美しく見せたい方にもおすすめしたい施術です。
歯茎の色が黒ずんでしまう原因があります
歯茎はピンク色で引き締まった状態が健康の証ですが、気づかないうちにメラニン色素が蓄積して黒ずみが生じてしまうことがあります。
メラニン色素は身体の外側からの刺激に対する防御反応として作られ、通常は身体の外に排出されるものです。
ところが刺激を受け続けていると排出がうまく追いつかず、メラニン色素を溜め込んでしまうことになります。
メラニン色素によって歯茎が黒くなってしまうのは、下記のような原因があると言われています。
タバコに含まれるニコチンやタールの刺激によって、歯茎にメラニン色素が沈着してしまうことがあります。
日常的にタバコを吸う習慣がある方は、喫煙量を少しずつ減らすことを意識しましょう。
歯磨きの回数が多すぎたり、ブラッシングをする時に力を入れすぎたりすると、摩擦の刺激によってメラニン色素が増え、色素沈着を起こすことがあります。
口呼吸の習慣により口の中の粘膜が乾燥するとそのダメージが刺激となり、黒ずみの原因となる可能性があります。
また歯周病の影響で歯茎の色が変化してしまうこともあります。
症状が悪化してしまうと、変色が進んで黒ずみとなって表れます。
歯茎のホワイトニングだけでは歯周病による変色を改善することはできないため、根本的な原因である歯周病の改善について医師に相談してみましょう。
歯茎の黒ずみを予防しましょう
歯茎の黒ずみを予防するには毎日のケアを行うことがとても大切です。
歯茎の黒ずみを防ぐためにも喫煙を控えることはもちろんですが、歯磨きのやり方について医師にアドバイスをもらい、正しいブラッシング方法を身につけましょう。
一度ホワイトニングを行った歯茎は黒ずみがきれいになると再び黒くなることは少ないですが、歯磨きによって歯茎を引き締めることが効果的な予防法になります。
寝ている間は分泌される唾液が少なく、細菌が繁殖しやすい環境であるため、就寝前には丁寧に歯磨きをして隅々まで汚れを落とすことを心がけましょう。
歯ブラシだけでは落としにくい歯と歯の間の汚れに対しては歯間ブラシが適しています。
歯並びによっては歯間ブラシでは磨きにくいこともあるので、そのような場合には審美歯科でのクリーニングも検討しましょう。
歯磨きの後は清潔にした指で歯と歯茎の境目あたりにマッサージを行ってください。
必ず指の腹で行い、爪で歯茎を傷つけないように気をつけましょう。
(まとめ)歯茎の色をきれいにするための治療費はどのくらい?
歯茎の色をきれいにするためにかかる治療費はクリニックによって違いが出てきますが、1回あたり6000円~1万円ほどになります。
初回と2回目以降の治療費が変わってくることもあるので、クリニックに確認しましょう。
歯茎のホワイトニングは歯茎にホワイトニング剤を塗ることで、歯茎をピーリングするという施術です。
ホワイトニング剤を塗った部分に白い膜ができ、1週間ほどで膜が剥がれ落ちるとピーリングが完了します。
健康な歯茎はピンク色で引き締まっている状態ですが、刺激によってメラニン色素が蓄積して黒ずみとなります。
タバコや過度な歯磨きなどがメラニン色素を増やしますが、歯周病の影響で黒ずみが生じることもあります。
歯茎の黒ずみを予防するには、正しいブラッシング方法を身につけて歯磨きを行うことが大切です。
就寝前の歯磨きを徹底し、落としきれない汚れがある場合は審美歯科でのクリーニングを検討しましょう。