歯並びを悪くする寝相とは?

歯並びを悪くする寝相は、うつ伏せ寝や横向き寝です


うつ伏せで寝ることは、もっとも歯並びに影響すると考えられます。

枕に顔を押し当てることで歯が圧迫されてしまうからです。

前歯に影響が出やすく、前歯が奥に向かった歯並びになる可能性があります。

またうつ伏せ寝は口呼吸になりやすく、それが原因で出っ歯になるともいわれています。

横向き寝の場合も歯並びに影響し、左右のバランスが悪い歯並びになってしまう可能性があります。

うつ伏せ寝や横向き寝は圧力がかかり歯並びに影響します

うつ伏せ寝による影響はふたつあります。

まずひとつめは歯に一定の圧力がかかり続けることです。

頭の重さは体重の約10%といわれています。

体重50㎏なら頭の重さは5㎏ということになります。

5㎏すべての力が歯にかかるわけではありませんが、自分で思っているよりも大きな負荷がかかっているわけです。

特に前面にある前歯が影響を受けやすく、歯が奥に押し込まれた形の歯並びになってしまう可能性があります。

ふたつめは、口呼吸による影響です。

一般的に口呼吸も歯並びを悪くする原因として挙げられています。

口呼吸をすると、舌の位置が本来の位置に納まらなくなります。

それにより下顎の位置が下がって、上の前歯が前に出てきやすくなると考えられているからです。

いわゆる出っ歯の状態です。

次に横向き寝の場合です。

いつも同じ方を下にして寝ていると、そちらばかりに力がかかります。

右下なら右側の横の歯並びが、左側に押し込まれていくことになります。

また、下側にしている方向の筋肉が発達しやすくなるという問題もあります。

片側の筋肉だけが発達することで、バランスが悪く顔が歪みやすくなります。

顔が歪むことで歯並びに影響がでる可能性があるのです。

寝相の悪さで歯が動いてしまうのは、骨の代謝が関係しているといわれています


歯の矯正はセラミックによる人工歯を被せる方法や、器具で力をかけて歯を動かすワイヤー矯正があります。

力を加えることで歯が動くのは、骨の代謝が関係しているとされます。

歯を支えている骨があり、この骨の代謝で歯が動く仕組みです。

歯と骨の間にある歯根膜は、力を加えると歯が動く方向へと縮みます。

歯根膜は一定の熱さを保ちたいので、じゃまな骨を溶かしてスペースを確保しようとします。

反対に、伸びたほう元の厚さに縮むために骨を作ってスペースを狭くしようとします。

この骨の代謝によって、歯が生える位置が少しずつ変化していくのです。

うつ伏せ寝や横向き寝で歯並びが悪くなるのは、ワイヤー矯正と同じことが悪い方向に起きているといえます。

睡眠時間の平均は年齢によっても変わりますが、大体6時間から9時間の間に納まってきます。

働き盛りの人は睡眠時間が短い傾向にありますが、5~6時間は寝ているのではないでしょうか。

寝ている間ずっと同じ姿勢ではないでしょうが、かなりの長い時間で歯に負担がかかっていることになります。

一度生えそろった歯が動くイメージはしにくいかもしれませんが、力を加えて歯並びの矯正が可能なことを考えると歯並びが悪くなるのも納得できるのではないでしょうか?

歯並びに影響しない仰向けで寝るためには寝具を適切なものにすることが大切です

寝相で歯並びが悪くなるのを防ぐのに一番良いのは仰向けに寝ることです。

うつ伏せ、横向きがダメとなると必然的に仰向けしか残りませんが、仰向けが一番歯や顎に負担がかかりません。

また寝相は歯並びだけでなく、身体の歪みにも繋がるとされます。

横向き寝やうつ伏せ寝は猫背や腰痛になりやすいともいわれているので、仰向けで寝るようにすることをおすすめします。

しかし寝ている間は自分の意識だけではどうにもなりません。

正しい姿勢で寝るようにするためには、枕やベッド、ふとんなどの寝具を正しく選ぶ必要があります。

枕が合っていないと適切に寝返りができず、身体に負担がかかるともいわれています。

一般的には柔らかすぎず硬めな枕が良いとされています。

そして無理なく寝返りが打てる適切な高さのものを選ぶことも大切です。

市販の枕で高さが合わない場合、タオルで調節することもできます。

高さが合っていない枕だと、仰向けに寝ていても顎や首に無理な力がかかってしまいます。

そのせいで気道が圧迫されて口呼吸になってしまうと、仰向けでも歯並びに影響が出る可能性があります。

(まとめ)歯並びを悪くする寝相とは?

1.歯並びを悪くする寝相は、うつ伏せ寝や横向き寝です

うつ伏せや横向きで寝ると、歯や顎に負荷がかかり歯並びが悪くなってしまう可能性があります。

前歯が押し込まれるような歯並びや、出っ歯、左右のバランスが歪んだ歯並びなどになるリスクが高くなります。

2.うつ伏せ寝や横向き寝は圧力がかかり歯並びに影響します

うつ伏せ寝の場合は、前歯にかかる負荷から前歯が押し込まれる歯並びになるリスクや、口呼吸によって出っ歯になるリスクがあります。

横向き寝の場合は、左右のバランスが悪い歯並びになってしまうリスクが高くなります。

3.寝相の悪さで歯が動いてしまうのは、骨の代謝が関係しているといわれています

寝相によって歯に力がかかると、ワイヤー矯正と同じ理屈で歯が動いてしまうと考えられます。

間違った方向に力がかかり続けることで、矯正とは反対に歯並びが悪くなってしまうのです。

4.歯並びに影響しない仰向けで寝るためには寝具を適切なものにすることが大切です

歯に負担がかからず歯並びに影響しない仰向けで寝ることがおすすめです。

正しい姿勢で睡眠をとり歯並びを悪くしないようにしましょう。

仰向けで正しい姿勢で寝るためには、枕やベッドなどの寝具を適切なものにすることが大切です。

7527
Return Top