歯並びが悪いと集中力が落ちる?

歯並びが悪いと集中力が落ちやすいとされています


歯並びが乱れていると、上下の歯の噛み合わせがズレるのでしっかり噛むことができません。

噛むという動作は脳を活性化する作用がありますが、正しく噛めないと脳への刺激が薄れて集中良く低下につながるとされています。

更に、歯並びの乱れにより口が開いて口呼吸に陥りやすくなります。

口呼吸は脳の酸素を過剰に消費させ、疲れさせるため集中力が落ちやすくなるともいわれています。

歯並びが悪いと集中力が落ちる原因は、口呼吸にあるとされています

歯並びが悪いと上下の歯の噛み合わせがきちんとできないので、上下の唇が離れたり、隙間ができて口が少し開いた状態になります。

すると、通常鼻で息を吸って吐くという鼻呼吸をするところ、口で呼吸する癖がつきます。

鼻呼吸は、肺の粘膜に酸素が馴染みやすいように吸い込んだ空気を鼻の穴の中で湿らせて喉に送り込んだり、吸い込んだ空気に含まれるホコリを鼻の粘膜に吸着させたり、吐く息が鼻の穴を通ることで適度に乾燥させて、病原菌の繁殖を抑制させるといった作用があります。

しかし、口呼吸になるとダイレクトにのどや体内に外気が触れてしまうことになるので、体に悪影響を与えます。

中でも口呼吸は、鼻呼吸時以上に脳の酸素を多量に消費し、血流を増やすことがわかっています。

つまり普通に呼吸しているだけでも、脳を過剰に使って疲れさせるため、いざ勉強などを集中してやろうとしても、脳が疲弊して集中力が落ちてしまうという結果になります。

また、歯並びが悪くて物がしっかり噛めないと、脳の働きが鈍ることも集中力の低下につながると言われています。

歯並びが悪いと、集中力が落ちる以外にも肩こりや耳鳴りなどの健康上のリスクが出てきます


歯並びが悪いと、集中力が落ちる以外にも体に様々な不調をもたらすリスクがあります。

上下の歯が正しく当たらないと歯の周囲の骨が壊れるという危険信号が出て、脳が下顎の骨をずらして筋肉に負担がかからないようにします。

すると、全身の骨や筋肉のバランスが崩れて頭蓋骨が傾いたり、背骨が変形して姿勢が悪くなって肩や首に筋肉が疲労して、肩こりや頭痛に悩まされる可能性があります。

また、耳は顎の知覚や口を開いたり閉じるといった機能を司る三又神経とつながっており、顎の骨がズレることで、耳の機能障害が起こり、耳鳴りやめまいといった症状に起こる場合もあるのです。

更に、歯と歯の間に隙間ができて、食べかすがつまり、歯磨きをしても歯ブラシが行き届かないので虫歯や歯周病などを引き起こし、歯の健康が害されるリスクもあります。

他にも、前歯や奥歯でしっかりものを噛み切ったり、すり潰すことができなくなるのであまり噛まずに食べ物を飲み込むことになります。

その結果、胃腸で消化にかかる負担が大きくなって機能が低下し、胃腸の調子が悪くなる可能性もあるのです。

歯並びを治して集中力を高めるには歯列矯正をしましょう

乱れた歯並びにより落ちてしまった集中力を高めるには、歯並びを正しく治すことが大事です。

歯並びを正しく治すには、矯正が一般的な方法です。

矯正といっても色々な方法がありますが、ワイヤーでできた矯正器具を歯にはめこむワイヤー矯正を思い浮かべる人も少なくないでしょう。

ワイヤー矯正も有効的な方法ではありますが、治療には平均2、3年と長期間要したり、矯正中は見た目にも悪く歯磨きしにくい、費用が高額などのマイナス要素も否めません。

そこで、最近注目されているのが最短で2ヶ月、かかっても数ヶ月という短期間で治療が終えられるセラミック矯正です。

歯の表面を削ってセラミックでできた歯を被せて、歯列を整えるという画期的な矯正方法です。

被せる歯は自分で色や形をカスタマイズできる、治療中も矯正器具を装着するという面倒がなくて、見た目も普段と変わらない、費用もさほど高くはないといったメリットが多いのが魅力です。

(まとめ)歯並びが悪いと集中力が落ちる?

1.歯並びが悪いと集中力が落ちやすいとされています

歯並びが悪いと、しっかり噛めないので脳への刺激が少なくなり、脳の働きが鈍って集中力が落ちる傾向にあります。

また、口が開くことにより、口呼吸になりやすいことも関係しています。

2.歯並びが悪いと集中力が落ちる原因は、口呼吸にあるとされています

歯並びが悪いと口が少し開いた状態になり、口呼吸が習慣化してきます。

口呼吸は脳の酸素を普段以上に使うので、脳が疲弊していざという時に集中力が発揮できなくなるとされています。

3.歯並びが悪いと、集中力が落ちる以外にも肩こりや耳鳴りなどの健康上のリスクが出てきます

乱れた歯並びは、集中力の低下以外にも頭痛や肩こり、めまいや耳鳴りなどの体の不調を招きます。

更に、虫歯や歯周病といった歯のトラブルや消化機能の低下により胃腸の不調などの起こすリスクが高まります。

4.歯並びを治して集中力を高めるには歯列矯正をしましょう

乱れた歯並びを正しく治して、集中力を高めるには矯正が一般的な治療法です。

中でもセラミック矯正は、治療が短期間で済む、自分で歯の形や色が決められるといったメリットがあります。

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