歯と歯の隙間に茶渋がつきやすいのはなぜ?

歯と歯の隙間に茶渋がつきやすいのは磨き残しが発生するからです


歯と歯の隙間に茶渋が付着してしまうのは、歯と歯の隙間にブラッシングが行き届かず、磨き残しによってプラーク(歯垢)がたまっていくからです。

このような汚れは普段の歯磨きだけでは落としにくいため、どんどん蓄積されていきます。

歯にこびりついてしまった汚れは審美歯科で、歯を傷つけることなくきれいにすることができます。

審美歯科での施術では歯の茶渋汚れや歯垢を取り除き、口内の細菌を除去することも可能です。

本来の白い歯を取り戻すことができるうえ、虫歯、歯周病、口臭の対策にも繋がります。

歯の隙間に茶渋がつきやすい原因について知りましょう

マグカップに茶渋が茶色く付着してしまうことがありますが、この汚れが歯に残っているタンパク質が結びつくとステインとなります。

ステインとは歯の着色汚れのことを言い、歯の表面や歯の隙間に茶渋などが付着した状態を一般的に「ステイン汚れ」と呼んでいます。

毎日歯磨きだけでは茶渋を完全に防ぐことは難しく、また茶渋が付着しやすい歯の特徴というものもあります。

丁寧にブラッシングされていない歯

歯磨きの仕方が自己流で雑な人ほど、日常的に歯に茶渋がつきやすい状態になっており、特に歯と歯の隙間に汚れが目立ちます。

毎食後に歯磨きをしなかったり、歯と歯の隙間を丁寧に磨かなかったりすると茶渋がつきやすく、歯が汚れる原因となります。

歯磨きは、5分~10分ほどかけて歯の1本ずつを磨くようなイメージでブラッシングをすることが大切です。

あまり強い力でゴシゴシとは磨かず、歯ブラシが軽く当たるような感覚で磨くのがコツです。

強い力で磨くと歯に細かい傷ができ、その間から着色汚れが入り込むことで茶渋がつきやすくなります。

エナメル質の薄い歯

日本人は生まれつき歯のエナメル質が薄い傾向にありますが、加齢よりすり減ることでさらに薄くなってしまいます。

エナメル質が薄いと歯に傷がつきやすく、茶渋による汚れなどが沈着しやすくなります。

茶渋やステイン汚れがつきやすい飲食物があります


飲食物の中には、歯に色がつきやすい特徴を持つものがあります。

次に挙げる飲食物を多く摂取すると、歯に茶渋やステイン汚れがつきやすいと言われています。

緑茶、紅茶、ウーロン茶など

緑茶、紅茶、ウーロン茶などにはタンニンという渋み成分が含まれており、これらを飲み続けると歯に茶渋が付着しやすくなります。

タンニンは一度歯面に付着すると、歯磨きだけでは落ちにくいという特徴があります。

コーヒー

コーヒーには香りや苦みの元となるクロロゲン酸というポリフェノールの一種が含まれています。

動脈硬化や糖尿病の予防になる一方、茶渋がつきやすいというデメリットがあります。

赤ワイン

赤ワインにはポリフェノールが含まれていますが、ステイン汚れの原因となるタンニンも含まれています。

またアルコールにより表面のエナメル質が溶けやすくなると言われています。

チョコレート

チョコレートに含まれるポリフェノールもステイン汚れの原因になります。

アンチエイジングの面で人気の高いポリフェノールですが、食べ過ぎると歯に汚れが沈着することがあります。

茶渋などの汚れが気になる時は審美歯科で施術を受けましょう

クリーニングやホワイトニングは食生活などによって変色した歯を削ることなく、白く美しい歯にする施術です。

審美歯科ではさまざまな種類の施術があり、ライフスタイルに合わせた施術を選ぶことができます。

クリーニング

一度茶渋がついてしまうと、歯磨きだけではなかなか落とし切れません。

審美歯科では歯と歯の隙間、歯と歯茎の隙間など、細かい場所までクリーニングをします。

スタンダードホワイトニング(オフィスホワイトニング)

薬剤を歯の表面に塗り、ハロゲンライトなどの光を当てることで歯を白くする施術です。

短期間で効果があるうえ、即効性があり、一度に広範囲の歯を白くできます。

ホームホワイトニング

審美歯科などで歯型をとってマウスピースを作成し、薬剤を用いて自宅でホワイトニングをします。

薬剤を入れたマウスピースを一定時間はめることで、歯を白くします。

(まとめ)歯と歯の隙間に茶渋がつきやすいのはなぜ?

1.歯と歯の隙間に茶渋がつきやすいのは磨き残しが発生するからです

歯と歯の隙間に茶渋が付着してしまうのは、歯の隙間にブラッシングが行き届かず、汚れがたまっていくためです。

歯にこびりついた汚れは審美歯科で施術を受けることで、歯を傷つけずにきれいにすることができます。

2.歯の隙間に茶渋がつきやすい原因について知りましょう

茶渋が付着しやすい歯の特徴は、大きくわけてふたつあります。

まず雑なブラッシングにより、ステイン汚れが落ちず堆積しやすい環境になっていることが挙げられます。

また日本人は歯のエナメル質が薄く、歯が傷つくことで汚れがつきやすいと考えられています。

3.茶渋やステイン汚れがつきやすい飲食物があります

飲食物の中には、歯に茶渋やステイン汚れがつきやすいと言われているものがあります。

主なものに緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーヒー、赤ワインなどが挙げられ、飲み過ぎや食べ過ぎによって歯に着色します。

4.茶渋などの汚れが気になる時は審美歯科で施術を受けましょう

審美歯科で受けられるクリーニングやホワイトニングには、さまざまな種類があり、ライフスタイルに合わせて選べます。

歯を削ることなく、白い美しい歯を取り戻せるのが大きなメリットです。

17287
Return Top