仮歯を入れると滑舌が悪くなるのはなぜ?

とくに前歯は仮歯の厚みや形状が合っていないと、滑舌に影響が出ることもあります


仮歯を入れると、発音が以前よりも不明瞭で滑舌が悪くなったという方もいるでしょう。

歯並びはほんの数ミリでも以前と違うと、違和感を覚えやすいものです。

とくに前歯の場合は裏側の厚みや形、隙間の広さなどが以前とわずかに異なるだけで、発音の際に舌が当たったり息の抜ける量が増えて滑舌が悪くなったりしてしまうことがあるのです。

ただクリニックに再調整してもらうことで、滑舌はある程度改善されると言われています。

仮歯の調整が不十分だと滑舌が悪くなることもあります

今までスムーズだった会話や食事なども、仮歯を入れてから何か気にあるという方もいます。

歯並びというのは微妙なバランスがあるので、ほんの数ミリでも以前の状態と違うと噛み合わせや滑舌などに違和感を覚えてしまいがちです。

また、調整はしてあると言えど仮歯は一時的な処置であり、一般的にプラスチック樹脂を素材としているため、以前の自分の歯とまったく同じようにはいかない場合も出てきます。

仮歯を入れてから、発音が不明瞭になり滑舌が悪くなったと感じるのは、仮歯の調整が不十分であることが考えられます。

とくに前歯は発音する際に息がかかったり、舌が当たったりするのでマッチしていないと滑舌の悪さに直結します。

前歯がすきっ歯の方にも当てはまりますが、発音の中でもタ行やサ行が主に発音が不明瞭になって、会話しづらくなると言われています。

前歯でいうと、仮歯の裏側、舌が当たる部分が以前より分厚い、出っ張っているので舌が当たる、前歯の間が開きすぎて息が抜けるなどが滑舌を悪くする原因になっている可能性があります。

仮歯による滑舌の悪さは、専門のクリニックで再調整してもらえばある程度改善されます


前歯の仮歯を入れたあと違和感を覚えても、食事などで仮歯が擦れて多少は削られ、次第に馴染んで違和感もなくなるという方もいます。

そのため、滑舌が悪くなったと感じても2、3日で経てば、発音にも慣れてくるケースもあります。

しかし、数日経っても滑舌が悪いまま、会話しづらくて日常生活に不便を感じる場合は、早めに専門のクリニックを受診しましょう。

ただ仮歯が合わない位で、もう一度受診するのは気が引けるという方もいるかもしれません。

と言っても滑舌は悪いままというのは重大な問題であり、仮歯であっても以前と同じように日常生活を快適に過ごしたいものです。

クリニックに相談すれば、仮歯を削ったり磨いたりして噛み合わせや裏側の厚みなどを調整し、以前の自分の歯に近い状態にまで修正してもらえます。

ただあまりにも仮歯の形状が合っていない、調整が上手くいかないと作り直しになる可能性もあります。

その際の費用などもかかるので、そこは担当のクリニックとよく相談して決めるようにしましょう。

仮歯のまま放置すると劣化や変色を招く可能性があります

滑舌の悪さなど仮歯装着の違和感は数日で収まり、慣れてくると仮歯装着をあまり意識せずに、過ごせるようになります。

ただ仮歯でも支障がないならと、通院を中断して仮歯のままで長期間過ごしてしまう方も中にはいます。

仮歯のまま放置すると、口腔内の健康を損なうなどさまざまな影響が出ます。

まず、一般的に仮歯の材料として用いられているプラスチック樹脂は、水分を吸収しやすいので汚れが付着しやすく、次第に変色してしまう場合が多いとされています。

また、柔らかくて咀嚼を繰り返すと磨り減りやすく、また仮歯を接着しているセメントも溶け出します。

こうしてできた隙間に食べかすが詰まって、雑菌が繁殖し、虫歯や歯周病が悪化したり、口臭が生じたりする可能性も考えられるのです。

そして、接着が弱くなることで、思いがけず外出先や旅行中に外れてしまうリスクも高まります。

さらに、歯は空間が生じると埋めようとする性質があるため、自然に歯が移動したり歯茎が盛り上がったりする場合もあります。

そうなると本来の被せものがはまらず、歯を削ったり新たに作り直したりする必要も出てくるのです。

仮歯のままで放置しないで、きちんと本来の被せ物を入れ終わる所まで施術を完了させましょう。

(まとめ)仮歯を入れると滑舌が悪くなるのはなぜ?

1.とくに前歯は仮歯の厚みや形状が合っていないと、滑舌に影響が出ることもあります

仮歯装着後に滑舌が悪くなるのは、仮歯の厚みや形状がマッチしていなくて発音を阻害しているからと考えられます。

滑舌を以前にように良くするには、クリニックで仮歯を削るなどして再度調整した貰うことが大事です。

2.仮歯の調整が不十分だと滑舌が悪くなることもあります

歯は微妙なバランスを保っているので、仮歯になって以前とは大きさなどが異なると、滑舌が悪くなることもあります。

前歯でとくに歯の裏に舌が当たる発音などが不明瞭になりがちで、会話に不便さを感じる方もいるでしょう。

3.仮歯による滑舌の悪さは、専門のクリニックで再調整してもらえばある程度改善されます

仮歯により滑舌の悪さを感じても、数日経てば馴染んで違和感がなくなることもあります。

しかし、滑舌が改善されないのであれば再度専門のクリニックを受診し、調整し直してもらうことが大事です。

4.仮歯のまま放置すると劣化や変色を招く可能性があります

仮歯の滑舌が自然に良くなったといっても、仮歯のまま長期間過ごすことで汚れが付いて変色したり、劣化して磨り減ったりするなどの影響が出ます。

隙間ができて食べかすが詰まり、虫歯が悪化するなど健康を損なうリスクも高まるので最後まできちんと施術を受けましょう。

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