虫歯の悪化が原因で、高熱や顔の腫れが引き起こされることはありますか?

はい、虫歯が悪化することで、高熱が出たり顔が大きく腫れたりすることは実際にあります。

セラミックによる虫歯治療の症例写真

虫歯は単に歯に穴が開くだけの病気ではありません。放置して細菌感染が歯の内部(神経)から根の先、さらには顎の骨や血液中にまで広がると、全身に深刻な症状を引き起こす原因となります。

以下に、なぜそのような症状が起こるのか、具体的な理由とリスクについて解説します。

虫歯菌が顎の骨や血液に広がる「歯性感染症」

虫歯が進行し、細菌が歯の根の先端から顎の骨へと侵入すると、そこに膿(うみ)が溜まります。この炎症が強くなると、歯茎だけでなく、頬や顎の下、目の下などの顔面組織にまで炎症が広がり、顔が大きく腫れあがることがあります。これを「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」と呼びます。

さらに細菌が血液の流れに乗って全身を巡ると、免疫反応として38度以上の高熱が出ることがあります。倦怠感や悪寒を伴うこともあり、これは体が細菌と戦っている緊急のサインです。

最悪の場合は命に関わることも

顔の腫れや高熱が出ている状態は、すでに虫歯菌による感染が局所(歯)だけの問題ではなくなっていることを示しています。 さらに悪化すると、細菌が心臓や肺、脳などの重要臓器に影響を及ぼし、敗血症などの命に関わる重篤な状態に陥るリスクさえあります。

少しでも異変を感じたらすぐにご相談ください

「たかが虫歯」と放置せず、痛み止めで散らすようなことは避けてください。顔の腫れや発熱を伴う場合は、早急に抗生物質の投与や、原因となっている歯の治療(根管治療や抜歯など)を行う必要があります。

当院では、審美歯科治療だけでなく、その土台となる歯の健康を守るための一般的な歯科治療や口腔外科的な判断も大切にしています。お口のトラブルは早期発見・早期治療が、美しい口元を保つための第一歩です。

現在の症状に不安がある方や、長年放置してしまった虫歯がある方は、まずはお気軽に無料カウンセリングにてご相談ください。痛みの少ない治療や、将来を見据えた治療計画をご提案いたします。