定期検診で「C0(要観察)」と言われました。自分で再石灰化させて治すことは可能ですか?

C0(シーオー)と呼ばれる初期段階の虫歯であれば、ご自身のケアと「再石灰化(さいせっかいか)」の働きによって、歯を削らずに元の健康な状態に戻すことは十分に可能です。

セラミックによる虫歯治療の症例写真

ただし、ただ放置していれば治るというわけではありません。適切なオーラルケアと生活習慣の改善を行い、お口の中を「歯が修復されやすい環境」に整える必要があります。

C0(要観察歯)とはどのような状態か

C0とは、歯の表面のエナメル質が少し溶け始めた「脱灰(だっかい)」という状態です。まだ歯に穴は開いていませんが、表面が白く濁って見えたり、光沢が失われたりしているのが特徴です。この段階であれば、痛みなどの自覚症状はほとんどありません。

自分で再石灰化を促進させる3つのポイント

歯には、唾液の作用によって溶けたミネラル分を修復する「再石灰化」という自然治癒力が備わっています。C0を治すためには、この働きを最大限に引き出すことが重要です。

高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使用する

フッ素には再石灰化を促進し、歯質を強化する働きがあります。フッ素濃度が1,450ppm程度の高濃度な歯磨き粉を選び、成分がお口の中に留まるよう、うがいは少なめにすることをお勧めします。

プラーク(歯垢)を徹底的に除去する

汚れが残っている場所は酸が発生し続け、再石灰化が阻害されます。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを併用して、歯の隙間まで汚れを落としきることが不可欠です。

ダラダラ食べを控える

食事や間食の時間が長いと、お口の中が酸性の状態になり、歯が溶けやすくなります。食事の時間を決め、間食を控えることで、唾液が働く時間を確保しましょう。

自己判断は禁物です

注意が必要なのは、ご自身で「これはC0だ」と思っていても、実際には内側で進行している「C1」や「C2」の段階であるケースも珍しくないということです。また、一度白く濁ってしまった部分(ホワイトスポット)は、再石灰化して硬さは戻っても、白濁した色味までは元に戻らないことがあります。

当院のような審美歯科では、虫歯の進行を止めるだけでなく、歯の表面のクリーニングやコーティング、あるいは白濁が気になる場合の審美的な改善のご提案も可能です。

「本当に削らなくて大丈夫かな?」「白くなった部分をきれいにしたい」など、少しでも不安やご希望がございましたら、ぜひ一度無料カウンセリングにお越しください。お客様の歯の状態に合わせた最適なプランをご提案します。