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歯のホワイトニングは重曹でできますか?

重曹で歯のホワイトニングを行うのは難しいでしょう


重曹を使ったケアはエナメル質の表面に付着した汚れを除去するだけで、歯を白くする効果はありません。ステインによる着色汚れが付着しやすい方が重曹を使えば、汚れを除去する効果はあります。

しかしそれは歯を白くするというより、本来の歯の色に戻すだけです。日本人の多くはもともと歯が黄ばんでいるため、重曹で歯を白くする効果は低いです。

重曹のホワイトニングは注意が必要です

たしかに重曹を使って歯を磨けば、着色汚れを除去することはできます。しかし市販の重曹の多くは粒子が粗いため、歯の表面を傷つけて知覚過敏のリスクがあるため注意が必要です。

アメリカ医師会の見解でも、重曹は粒子が粗く歯磨き剤として向いていないとされています。重曹は掃除の際のクレンザーとしても使われる素材で、歯に付けて歯ブラシで擦れば、歯の表面をゴシゴシ磨いているようなものなのです。

重曹を使って着色汚れを除去したいなら、市販の重曹入り歯磨き剤を選びましょう。粒子を細かくして歯を傷つけにくくした商品なら、歯の着色汚れ対策に使いやすいです。

その場合も毎日の使用は避けて、着色汚れが気になるときの使用のみに留めましょう。歯の表面に傷がついても再石化で傷は修復されるので、毎日でなければ影響は少なくなります。

重曹入り歯磨き剤を使う場合は、週に1回など頻度を決めて使ってください。日本人の歯はもともと黄ばんでいる人が多いため、重曹を使って歯を磨いても、歯が白くなる効果は低くなります。

エナメル質は透明のため、その下の色で歯の色は左右されます。日本人を含む東洋人は、エナメル質が薄く、象牙質が黄色みを帯びているため、重曹では白くなりにくいのが特徴です。

重曹自体は安全な素材です


重曹は医薬品や食品にも使われる素材で、歯磨き剤として使っても安全性があります。歯が溶けるのは酸性によるもので、重曹はアルカリ性のため歯を溶かす心配もありません。

重曹を使って歯磨きをするなら、必ず医薬品や食品用を選んでください。薬局で市販されている重曹は胃薬にも使えるもので、飲用しても問題がないものです。

食品売り場にある重曹はふくらし粉として使うもので、パンやお菓子に使います。どちらも体内に入っても無害なため、歯磨き剤として安心して使えるでしょう。

ただしお掃除用品コーナーで売られている重曹は、体に入ることを想定していないため使わないでください。重曹を歯磨き剤として使う場合は、大さじ1~2杯に対し数滴の水を加えて磨きます。

歯磨き剤のようなペースト状にしてから、歯を傷つけないように優しく磨いていきましょう。重曹で歯を磨くと口の中がアルカリ性になり虫歯予防になります。

口の中がアルカリ性に傾けば、口臭予防としても役立つでしょう。アルカリ性になると歯垢が落ちやすくなる効果も得られます。

しかし重曹で口の中がアルカリ性になったとしても、虫歯菌や歯周病菌を殺すわけではありません。適切なブラッシングと兼用することで、効果を発揮します。

重曹を使ったうがいがおすすめです

重曹を使った歯磨きはエナメル質を傷つける恐れもあるので、口の中の健康対策として使うなら、うがいで活用することをおすすめします。うがいで重曹を使うだけなら歯を傷つける心配がありません。

食後は虫歯菌の影響で歯は酸性に傾きやすいため、重曹のアルカリ性で中和するのです。外出先で歯を磨けないときにも、重曹によるうがいが活用できるでしょう。

重曹によるうがいは、200ccの水に対し5gの重曹を入れてやります。1分ほど口の中をゆすぐと、食後の酸性をアルカリ性に傾けやすくなるでしょう。

重曹によるうがいは、口内炎があるときにもおすすめです。口の中が酸性に傾くと痛みを発することが多く、重曹で痛みを緩和させます。

普段人と話すことが多い人も、定期的な重曹でのうがいがおすすめです。口臭はプラークが付着して酸性の生成物による影響が考えられます。

重曹うがいで中和することができれば、口臭予防にもなるでしょう。歯を白くする効果を希望される方は、重曹ではなくホワイトニングをおすすめします。

薬剤を歯に浸透させて漂白させる方法なら、もともと歯が黄ばんでいる方や加齢による黄ばみにも対応が可能です。

(まとめ)歯のホワイトニングは重曹でできますか?

1.重曹で歯のホワイトニングを行うのは難しいでしょう

重曹を使った歯のケアは、エナメル質に付着した汚れを除去するだけです。ステインによる着色汚れの除去には役立ちますが、歯の本来の色に戻す方法です。

日本人は歯が黄ばんでいる人が多く、重曹では効果が低くなります。

2.重曹のホワイトニングは注意が必要です

重曹は粒子が粗いため、歯を傷つけて知覚過敏のリスクがあります。歯を磨いたとしても着色汚れに対してであって、もともと歯が黄色みかかっている東洋人は効果が低くなるでしょう。

3.重曹自体は安全な素材です

重曹や医薬品や食品にも使われる成分で、体内に入っても無害です。歯磨き剤として重曹を使う場合は、医薬品や食品用を使ってください。

重曹は口の中をアルカリ性に傾け、虫歯予防に役立ちます。

4.重曹を使ったうがいがおすすめです

重曹を使った口の中の健康対策は、重曹うがいがおすすめです。酸性に傾いた環境を重曹で中和させると、口内炎の痛み軽減や口臭予防に役立ちます。

根本的に歯を白くしたい方は、ホワイトニングを活用しましょう。

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