ホワイトニングで歯がもろくなるって本当?

ホワイトニングによって歯がもろくなるということはありません


ホワイトニングに使用する過酸化水素はpH6のため、エナメル質の脱灰をおこすリスクは少ないです。たとえ多少脱灰がおきたとしても、歯の再石化により歯を痛める心配はありません。

たしかに過酸化水素が歯の亀裂などから入り込むと、知覚過敏をおこすことはあります。

歯に虫歯がある場合でも過酸化水素の影響を受けやすくなるため、事前によく診察をしてからホワイトニングをすることが大切です。

歯は脱灰と再石化を繰り返しています

ホワイトニングでエナメル質の脱灰がおきたとしても、歯は再石化により元に戻ろうとする働きがあるため、心配しなくても大丈夫です。歯の脱灰とは、虫歯菌の酸の力でエナメル質の表面が溶けだすことです。

口の中には多数の細菌が住み着き、その中で虫歯の原因となるものもあります。虫歯の原因菌が食べ物の糖を餌にすると酸が発生され、歯のエナメル質が溶けてしまうのです。

ホワイトニングで使う過酸化水素はpH6のため、中性よりやや酸性に傾いているだけです。純水がpH7で、お客様が思っているより酸性は強くありません。

また歯には脱灰がおきても、再石化により元に戻る作用があります。普段の食生活でも唾液の力で酸を中和してアルカリ性に傾けるため、歯は再石化されて虫歯になりません。

ホワイトニングで一時的に歯が酸性に傾くことは考えられますが、唾液の力で再石化が促されるため、歯をもろくする心配はないでしょう。

歯の脱灰のリスクを考えるなら、日々蓄積するプラークの影響力のほうが高いといえます。プラークには多数の細菌が生息しているため、毎日のブラッシングで取り除くようにしましょう。

低濃度の過酸化水素でホワイトニングができます


歯医者で行うホワイトニングは、光触媒反応を用いることができるため、濃度の低い過酸化水素で施術することができます。ホワイトニング溶液に酸化チタンを配合することで、酸化チタンの働きで過酸化水素のフリーラジカル化を促進させています。

過酸化水素で歯が白くなるのは、過酸化水素が水と酸素に分解するときにフリーラジカルを発生するためです。

酸化チタンでフリーラジカル化を促進できれば、濃度が低い過酸化水素でも歯を白くする効果を高めることができます。

酸化チタン自体も、医薬品や化粧品に含まれる安全なものです。LEDの光を当てることで歯を白くすることができます。

酸化チタンを用いるホワイトニングは、紫外線を使用しない安全なLEDライトが使えるため、セルフホワイトニングとして活用が可能です。歯医医師からホワイトニング溶液を処方してもらい、家庭でホワイトニングをします。

従来の過酸化水素だけのホワイトニングですと、1回で白くなるのに対し、痛みを伴うことがありました。過酸化水素の濃度も強くしなければならず、エナメル質への影響も考えられます。

しかし酸化チタンを用いたものなら痛みは少なく、過酸化水素によるエナメル質の影響も減らすことができるのです。

歯の状態を見極めてホワイトニングをすると知覚過敏を減らせます

ホワイトニングで歯がもろくなるという間違った考え方が広まったのは、知覚過敏のリスクがあるからかもしれません。知覚過敏も歯の状態を見極めてから施術すれば、リスクを減らすことができます。

ホワイトニングで知覚過敏になってしまうのは、歯に亀裂があるときや虫歯がある際です。過酸化水素が中に入り込んでしまうことで、ホワイトニングで痛みを感じることがあります。

歯にトラブルがあるときに高い濃度の過酸化水素でホワイトニングをすると、知覚過敏になりやすいでしょう。ホワイトニングをする際に事前に歯の状態を確認すれば防げることです。

とくにスタンダードホワイトニング(オフィスホワイトニング)では、過酸化水素の濃度が高くなるため注意しましょう。

虫歯・歯周病・歯の割れ・欠けがある方は、ホワイトニング前に問題がある箇所を施術することで、知覚過敏のリスクは減らすことができます。

ホワイトニングの脱灰でも一時的な知覚過敏になることはありますが、歯の再石化により24時間程度でおさまります。長い間痛みが続くようなら、歯にトラブルがないか診てもらうために受診しましょう。

(まとめ)ホワイトニングで歯がもろくなるって本当?

1.ホワイトニングによって歯がもろくなるということはありません

ホワイトニングに使用する過酸化水素はエナメル質の脱灰をおこすリスクが少なく、起きたとしても歯の再石化により歯を痛める心配はありません。

知覚過敏のリスクはあるため、歯の状態を診察してから受けることが大切です。

2.歯は脱灰と再石化を繰り返しています

ホワイトニングで使う過酸化水素はpH6で、純水がpH7のため思ったほど酸性ではありません。

万が一歯の脱灰が進んでも、唾液の力で歯は再石化するため心配しなくても大丈夫です。

3.低濃度の過酸化水素でホワイトニングができます

酸化チタンを配合したホワイトニングなら、過酸化水素の濃度を低くできます。歯のエナメル質の影響が気になる方は、ホームホワイトニングで活用する酸化チタン配合のものを選んでみましょう。

4.歯の状態を見極めてホワイトニングをすると知覚過敏を減らせます

ホワイトニングで知覚過敏になりやすいのは、虫歯・歯周病・歯の亀裂や欠けなど、歯に問題があるときです。

事前に歯のトラブルを施術することで、知覚過敏のリスクを軽減できます。

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