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唾液が歯の黄ばみに関係しているのは本当?

唾液に含まれるタンパク質やカルシウムが歯の黄ばみと関係しています


歯の黄ばみは緑茶や紅茶、コーヒー、赤ワインなどの色素が歯の表面に付着してできるものだと考えられています。

しかも、これらの飲料に含まれる色素成分は普段の歯磨きでは落としきることが難しいです。

これらの色素は唾液に含まれるタンパク質やカルシウムと結合し、歯の表面に蓄積していきます。

そのため、唾液が歯の黄ばみに関係していることを否定できません。

唾液中のカルシウムやタンパク質には色素と結合する性質があります

口腔内の潤滑や食べ物の消化、細菌からの保護などさまざまな機能を持つ唾液ですが、歯の黄ばみとも密接な関係を持っています。

歯の黄ばみが起こる原因にはいくつか考えられていますが、その1つが飲食物の色素です。

たとえば、緑茶やコーヒー、紅茶などに含まれる「タンニン」と呼ばれる成分も歯の黄ばみを起こす色素成分とされています。

ほかにも、赤ワインやチョコレート、グレープジュースなどに含まれる「ポリフェノール」も歯の黄ばみになる可能性があるのです。

これらの色素は一旦歯の表面に付着すると、普段の歯磨きでは落とすことが難しくなります。
唾液に含まれる2つの成分と結びつく性質を持っていることがその理由です。

1つは、カルシウムです。

唾液中にはタンニンと結合する性質を持つカルシウムが含まれています。
カルシウムと結びついたタンニンは「ステイン」となって歯の表面に蓄積していき、歯の黄ばみを起こします。

もう1つは、タンパク質です。

唾液中には「ペリクル」と呼ばれるタンパク質が含まれており、これにはポリフェノールと結合する性質があります。
タンニンと同様、タンパク質と結びついたポリフェノールはステインとなり、歯の黄ばみの原因になるのです。

唾液は歯の再石灰化を促す作用を持っています


唾液には飲食物の色素と結びつきやすい性質を持つ反面、歯の黄ばみを阻止する作用もあるとされています。

唾液に含まれるカルシウムやタンパク質などの成分は、乾燥することでより蓄積しやすくなるのです。

そのため、唾液の分泌量が少なく口腔内が乾いた状態になると、歯の表面にステインが付着し歯の黄ばみが起こりやすくなると考えられます。

たとえば、口呼吸の人は鼻呼吸の人に比べて唾液の分泌量が少ない傾向にあります。
したがって、唾液不足による歯の黄ばみを防ぐためには、鼻呼吸を心がけることが大切です。

また、唾液には歯の「再石灰化」を促す作用もあるとされています。

口腔内では歯の脱灰と再石灰化が繰り返されているのです。
脱灰というのは、食事に含まれる糖をエサに繁殖した菌が歯のエナメル質のミネラルを溶かすことをいいます。

ミネラル成分が溶け出た状態の歯は、黄ばみが目立ちやすくなるのです

そして、脱灰の状態から回復し、ミネラル成分が元に戻ることを再石灰化と呼んでいます。

唾液にはカルシウムイオンとリン酸イオンの補給を行い、ミネラル成分を修復する作用があるといわれているのです。
したがって、唾液は歯の黄ばみを抑制するのに必要だと考えられます。

歯のホワイトニングで沈着した色素を分解することが可能といわれています

唾液不足が歯の黄ばみを引き起こす可能性があるため、口腔内を乾燥させることは望ましくありません。

歯の黄ばみを予防するには、ステインの原因となる色素成分が含まれる飲食物を極力摂取しないことが有効といわれています。

しかしながら、実際にはすべての色素成分を回避することは難しく、歯の黄ばみはどうしても起こってしまうものでしょう。

すでに黄ばんでしまった歯を白くするには、歯のホワイトニングを行うことがおすすめです。歯のホワイトニングでは、歯のエナメル質に沈着したタンニンやポリフェノールなどの色素を分解するための薬剤が用いられています。

この薬剤には歯を白くする「ブリーチング効果」が期待できます。

したがって、飲食物によって起こった歯の黄ばみを白くすることも望めるのです。

ただし、歯にフッ素が塗られていると、ホワイトニングの薬剤が浸透しにくい傾向にあります。

虫歯予防を目的とし、フッ素コーティングを施している方の場合は歯が白くなりにくい可能性もあるでしょう。

(まとめ)唾液が歯の黄ばみに関係しているのは本当?

1.唾液に含まれるタンパク質やカルシウムが歯の黄ばみと関係しています

色素の強い飲み物を飲むことで、その色素が歯の表面に付着し、歯の黄ばみが起こると考えられています。

唾液が歯の黄ばみに関係しているとされるのは、これらの色素が唾液中のタンパク質やカルシウムと結合する性質にあることが理由です。

2.唾液中のカルシウムやタンパク質には色素と結合する性質があります

歯の黄ばみが起こる原因の1つに、「タンニン」や「ポリフェノール」など飲食物の色素が挙げられます。

そして、それらは唾液中に含まれるカルシウムやタンパク質と結びつく性質があり、歯の表面に蓄積していくと考えられているのです。

3.唾液は歯の再石灰化を促す作用を持っています

唾液が不足することで口腔内が乾燥し、歯の表面にステインが付着しやすくなります。
そのため、唾液不足は歯の黄ばみの原因となるのです。

また、唾液には歯のエナメル質を修復する「再石灰化」の作用もあるため、歯の黄ばみを抑制するのに必要と考えられます。

4.歯のホワイトニングで沈着した色素を分解することが可能といわれています

すでに黄ばんでしまった歯を白くするには、歯のホワイトニングが推奨されています。
歯のホワイトニングではエナメル質に沈着した色素を分解する薬剤が使用されているため、ブリーチング効果が期待できるでしょう。

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