歯並びが脳に与える影響とは?

歯並びが脳の活動に影響を与える可能性があります


噛むという行為をすると、脳に刺激が伝わります。

日ごろなにげにする行為ですが、噛むことにより脳に刺激が伝わり血流が増えて活発に活動するといわれています。

歯並びによって嚙み合わせが悪いとしっかりと噛みにくくなります。

自然と噛む回数が減ってしまうことで脳への刺激が減ってしまいます。

そのため、歯並びが脳に影響を与えると考えられているのです。

噛むことで脳の血流が良くなり、活性化されるといわれています

ものを噛む行為は日ごろなにげに行っていますが、実は脳にとって良い刺激になっているといわれます。

歯根と呼ばれる歯の根の部分にある歯根膜は、センサーとしての役割を持っています。

噛むことで刺激が伝わり、それを脳に送ることで脳が刺激され活性化するといいます。

さらにものを噛むためには顎を動かす筋肉だけでなく、周囲の筋肉も幅広く使われています。

食事をするときは食べ物を口に運ぶ手や指、食べ物を見るための目なども使われ、さまざまな部位が関係してきます。

それらを動かすために脳は活発に働かなければいけません。

たくさんの情報を脳に送ることが噛むという行為が、脳を活発にするといわれるのはこのためです。

また、食事というのは味覚や嗅覚、舌で感じる触覚も刺激されます。

筋肉を動かす部分と、感覚を受け取る部分のどちらにも影響してきます。

このことから、しっかり噛んで食事をすることで、脳の広い範囲を刺激できると考えられています。

よく噛むことにより脳の血流が増えて活発になるという研究結果もあります。

実際に活発になる脳の領域としては、口や顎の運動に関わる運動野、さまざまな情報を受け取る感覚野もちろんのこと、小脳や前頭連合野などの活性化も認められています。

前頭や連合に関しては、特に高齢者で活発になることが確認されているそうです。

噛むことは脳の老化予防に繋がっています


ものを噛むことが脳の働きに関係していることから、脳の老化防止にも関係している可能性があります。

前頭連合野は思考することや行動のコントロール、コミュニケーション能力、記憶など、知的で人間らしく生きる上で重要な役割を持つ領域です。

そのため、ここの機能低下を防ぐことで認知症やうつ病の予防・改善に繋がることが期待されています。

実際に認知症の人を調べると、歯並びが悪く嚙み合わせが悪い人や、歯が抜けて少なくなってしまっている人が多いです。

噛むことによる脳への刺激が減ること、歯根膜からの刺激が少なくなることが要因と思われます。

健康な自分の歯をもって、しっかりと噛むことができる人ほど、脳の老化を予防でき元気に過ごせているということになります。

ちなみに、老化予防だけでなく成長期の脳の発達にも嚙み合わせが関係しているとされます。

脳の成長する時期は、乳歯が生えて噛んで食事をするようになる時期と重なります。

永久歯に生え変わり始める6歳ころまでには、脳の9割が完成されるといわれます。

噛む習慣により歯や顎が発達すると同時に、脳に刺激が伝わり脳の発達も促していると考えられます。

この時期に柔らかいものばかり食べていると、脳の発達も遅くなってしまう可能性があるのです。

歯並びによっては健康な歯を維持しにくくなります

歯並びによっては、ものをうまく噛めないことがあります。

自然と食事における咀嚼回数が減ってしまうと、脳に伝わる刺激も減ってしまいます。

また、歯並びが悪いと歯磨きがしにくかったり、食べ物のカスが挟まりやすかったりすることがあります。

これにより虫歯や歯周病などの口腔内のトラブルが起きやすくなります。

虫歯や歯周病を放置すれば、歯が抜けてしまうこともあります。

さらに、歯並びが悪く嚙み合わせが悪いと、歯に余計な力がかかって負担になっていることがあります。

すり減ったり欠けたりして歯を痛めてしまう可能性もあります。

歯並びの悪さは自分の永久歯を失うリスクを高めてしまうのです。

健康な歯を保つことは、しっかりと噛んで脳を活性化させるために重要です。

歯並びの問題は見た目だけではありません。

歯並びが悪くものをうまく噛めないと感じているなら、一度医師に相談してみることをおすすめします。

矯正することで歯並びを修正し噛み合わせを良くすることで、い歯を元気に保ちましょう。

(まとめ)歯並びが脳に与える影響とは?

1.歯並びが脳の活動に影響を与える可能性があります

歯並びによって嚙み合わせが悪くなると、噛む回数が減ってしまうことがあります。

それにより噛むことによる脳への刺激が少なくなり、脳の活動に影響があると考えられています。

2.噛むことで脳の血流が良くなり、活性化されるといわれています

ものを噛むことにより、脳が刺激され血流が良くなり活性化すると考えられています。

筋肉を動かす運動野や感覚を受け取る感覚野、さらには前頭連合野などが活性化するというデータもあります。

3.噛むことは脳の老化予防に繋がっています

認知症の人に自分の歯が抜けてしまった人が多いことから、よく噛んで食事をしないと認知症になりやすいと考えられます。

噛むことと脳の働きの関係性は、このことからも見て取ることができます。

4.歯並びによっては健康な歯を維持しにくくなります

歯並びの見た目の悪さだけを気にするのではなく、噛み合わせも重要です。

ものがうまく噛めないこともありますし、将来的に歯を失うリスクを高める可能性もあります。

矯正によって歯並びをきれいにすることも可能です。

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