舌が痛い症状は歯並びの矯正で改善できますか?

歯並びが原因で舌が痛いのであれば矯正がおすすめです


舌が痛いといっても、さまざまな原因が隠れています。その原因を取り除かないと、舌の痛みを改善させることはできません。

しかし歯並びの悪さで口腔内の環境が悪くなり、その結果舌が痛くなっているなら、歯並びを矯正することで改善できる可能性はあります。どちらにせよ、まずは原因を特定するために医師の診察が必要です。

舌の痛みは必ずしも矯正だけが改善策ではないため、何が原因となっているか特定しましょう。

歯の影響で刺激があるか確認がおすすめです

舌にピリピリとした痛みを感じる場合は、第一に舌への刺激がないか確認しましょう。虫歯がある場合や、詰め物が壊れていて刺激をなっている可能性があります。

歯に被せものをしている場合は、合わなくなっていないか確認してもらいましょう。歯に異常がある場合や、詰め物や被せものに問題があるなら、それらを改善すれば舌の痛みはなくなります。

次に確認したいのが、歯がすり減っている問題です。歯がすり減る場合に原因となりやすいのが歯ぎしりや食いしばりで、ストレスが原因となっているのかもしれません。

歯ぎしりも食いしばりもどちらも自分では自覚しにくく、歯がすり減って症状が出るまで気が付かないことも少なくありません。歯を擦る癖がある場合は、歯が摩耗してすり減ったり、歯茎が下がったりするためわかります。

歯にそれほど影響が出ていない場合でも、慢性的な肩こりを感じることや、明け方や夕方に顎がだるい症状が出やすくなります。日中の食いしばりが強くなると、舌に歯の跡が付くため、本人もチェックしやすいでしょう。

ほかにも舌が痛くなる原因は、ストレスで無意識に舌を噛んだり擦ったりする刺激です。一時的な症状なら気にする必要はなく、ストレスが改善されれば痛みがなくなることもあります。

舌の痛みは更年期の女性に多い症状です


歯にとくに問題が確認されない場合は、年齢的な影響を考えます。舌の痛みは更年期の女性が多く発症する問題で、閉経後の女性は12~18%の割合でおこります。

男女差で比べてみると圧倒的に女性が多いことから、年齢的な影響が考えられるでしょう。舌の痛みがある方は口の中の乾燥を訴えるケースが多く、女性ホルモンのバランスが変化することで口が乾燥し、舌が痛くなっていると考えられます。

更年期の女性はエストロゲンの分泌量が減るため、唾液の量も減りやすいです。年齢は45~55歳くらいの方が更年期で、この年齢に当てはまる方はホルモンバランスの乱れに注意してみましょう。

唾液の量が減る原因は、ほかにも加齢やストレス、口呼吸もあります。緊張して交感神経が優位になると唾液が減りやすいため、リラックスすることが大切です。

更年期の女性は周りの環境の変化や、体の変化にストレスを感じる方も少なくありません。明らかに口の中が乾燥していると感じるなら、唾液を増やす対策をしましょう。

よく噛むことで唾液の分泌を高めることができます。舌が痛い方はガムを噛むことで唾液の分泌量を高める対策もおすすめです。

歯並びが悪い影響がある方は矯正がおすすめです

明らかに歯並びが悪いことで舌が痛くなっているなら、矯正をおすすめします。現代人は顎が小さくなり、舌がおさまるスペースが少ない方も少なくありません。

現代人は食生活が変わり、硬いものを食べる機会が減って顎が小さくなっています。顎が細ければ歯が生えそろうスペースが小さく、同時に舌がおさまるスペースも狭くなってしまうでしょう。

歯並びが悪くなる原因も顎の小ささが原因となることが多いため、歯並びの悪さを自覚している方は、矯正をおすすめします。歯のアーチが小さい人は、本来は歯が直立して生えそろうところを舌側に倒れ込んでいることも少なくありません。

噛む回数が減ると歯がすり減らず、歯がとがって舌に刺激を与えていることもあります。舌に刺激がある方は、どの部分が影響しているか歯科医師に観察してもらい、同時に歯並びの悪さもチェックしてもらいましょう。

また健康や美容のためによく水分を補給する方も注意が必要です。たくさん水分を体に取り込むと、毛細血管が多い舌がむくみやすくなります。

もともと顎が小さい方が過剰に水分補給をしていれば、舌がむくんで歯の刺激を受けている可能性があります。舌の痛みが気になる方は、歯並びの問題と同時に舌のむくみも歯科医師にチェックしてもらってください。

(まとめ)舌が痛い症状は歯並びの矯正で改善できますか?

1.歯並びが原因で舌が痛いのであれば矯正がおすすめです

舌が痛いといっても、さまざまな原因があります。歯並びの悪さが原因で口腔内の環境が悪くなり舌が痛いなら、矯正で改善できる可能性はあるでしょう。

しかし原因は1つではないため、医師の診察を受けることをおすすめします。

2.歯の影響で刺激があるか確認がおすすめです

虫歯や詰め物、被せものの異常がある場合は、それらを改善させましょう。歯ぎしりや食いしばりで歯がすり減り、舌に刺激がおきている可能性もあります。

ストレスの影響で舌を噛んだり擦ったりする刺激もあるため、注意してみましょう。

3.舌の痛みは更年期の女性に多い症状です

歯に異常がなく更年期の女性であるなら、エストロゲン減少による唾液量が減っている原因を考えてみましょう。舌が痛くなる割合が高いのは閉経後の女性で、男女差でも女性が多くなっています。

4.歯並びが悪い影響がある方は矯正がおすすめです

明らかに歯並びの影響で舌が痛くなっているなら、歯の矯正をおすすめします。とくに現代人は噛む動作が少なくなり顎が小さい人が増えているため、舌のスペースが少なく刺激を受けやすくなっているのです。

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