歯並びがガタガタになる原因は何ですか?

歯並びがガタガタになる原因は生活習慣や遺伝にあります


直接的な原因は歯に対し顎が小さいためで、乳歯から永久歯に生え変わるとき、十分なスペースがないために歯並びがガタガタになります。顎が小さくなるのは子供のころに噛む習慣が付いていなかったためです。

また大人になってからも生活習慣の影響で、歯や歯茎に力がかかり、歯並びがガタガタになることもあります。大人になっても歯は動き続けているため、影響を受けている生活習慣を改善する必要があるでしょう。

ほかにも遺伝による原因で、歯並びがガタガタになることがあります。

幼少期に柔らかいものばかりを食べると影響を受けます

顎が小さく歯並びがガタガタになっている場合は、幼少期の食生活に影響があったといえます。子供のころに柔らかいものばかりを食べていると、舌の筋肉が充分に発達しません。

顎は舌が歯や歯茎を押す力で広がっていくため、舌の筋肉発達が重要です。ものをよく噛んで食べるときは、舌をよく使っています。

柔らかいものばかりだと舌を使う回数が減り、舌の筋肉が強くならず、舌が歯や歯茎を押す力が弱くなってしまうのです。結果的に柔らかいものばかりを食べている子供は、顎が小さくなります。

子供のころに顎の発達が不十分だと、永久歯が生えそろうスペースが足りません。乳歯に比べて永久歯は1.5~2倍のスペースが必要なため、子供のころによく噛んで食べる習慣が関係してきます。

よく噛む習慣は乳歯が生えそろう2~3歳くらいが重要です。この段階で乳歯に隙間があるのが正常で、永久歯が綺麗に生えそろうことができます。

近年は食生活の欧米化により、柔らかい食べ物を好む傾向があります。舌の筋肉の低下は子供だけに見られるものではなく、大人になっても同様です。

口呼吸になりやすい方は舌の筋肉が衰えているため、できるだけ舌の筋肉を維持するようによく噛んで食べるようにしましょう。

大人になってからの生活習慣も注意が必要です


子供のころに顎の成長が促され、永久歯が綺麗に生えそろっていたとしても、大人になってからの生活習慣の影響で歯がガタガタになることもあります。通常は上の前歯が前に出るのですが、下の前歯が前に出る受け口も、生活習慣の影響が考えられるでしょう。

普段から口呼吸で口を開けていると、舌が下がりやすくなります。舌が低いと舌により前歯に圧力がかかり、内側から押された状態となるのです。

出っ歯になるのは舌が通常より前に押されていることが原因です。乳幼児のころに柔らかいものばかりを食べることも原因ですが、大人になってから姿勢が悪くなることも影響しています。

背中が丸くなると前歯で噛むようになり、舌の筋肉が衰えるためです。普段背筋が整っている方でも、背中を丸めて下向きでものを食べると、奥歯でよく噛むことができないことがわかります。

姿勢が崩れただけでものを正常に噛むことができなくなるのです。食事中にスマートフォンを見ながら下向きで食べている方は注意しましょう。

また大人になってから奥歯の噛み合わせが悪くなると、噛み合わせが深くなって歯並びがガタガタになることもあります。

親知らずの影響にも注意が必要です

10代や20代で歯並びが良くても、親知らずの影響で歯並びがガタガタになることもあります。親知らずは最後に生えてくる歯で、10代~20代くらいに生えてくるのが特徴です。

しかし斜めになっていたり横になっていたりすると、親知らずがまっすぐ生えてくることができず、周りの歯に環境して歯並びが悪くなることがあります。

親知らずが真横に向いている場合は、隣り合った歯の根が吸収されることもあるため、抜くことが多いです。

斜めに生えている親知らずの場合は、親知らずを矯正することでそのまま残せる場合もあります。注意したいのが、歯の矯正を済ませてから、横向きや斜めの親知らずが干渉する場合です。

せっかく矯正施術で歯並びのガタガタを改善させても、後から親知らずの影響を受けると、施術した歯に影響を及ぼしガタガタにしてしまうことがあります。

10代や20代の方が歯の矯正をする場合は、親知らずの影響も考えながら施術することが大切です。

親知らずの影響は、普段から歯の定期検診を受けていれば防げたことです。レントゲンを撮影すれば、親知らずが横向きや斜めに生えてきていることはわかります。

周りの歯に影響を及ぼす前に対応していれば、歯並びがガタガタになるリスクは減らせるでしょう。

(まとめ)歯並びがガタガタになる原因は何ですか?

1.歯並びがガタガタになる原因は生活習慣や遺伝にあります

歯並びがガタガタになる原因は、幼少期に噛むことが少なく永久歯のスペースが足りないことや、大人になってからの生活習慣の影響があります。

遺伝により歯並びがガタガタになりやすいケースも考えられるでしょう。

2.幼少期に柔らかいものばかりを食べると影響を受けます

顎が小さく歯並びがガタガタになる原因は、幼少期によく噛んで食べなかったことが原因だといえます。

よく噛まないと舌の筋肉の発達が不十分で、舌で歯や歯茎を押す力が少なく顎が小さくなるためです。

3.大人になってからの生活習慣も注意が必要です

大人になって口呼吸をしていると、舌の位置が下がって受け口になるリスクがあります。姿勢が悪いまま食事を続ける場合は、出っ歯になる可能性があるでしょう。

大人になっても歯並びの影響はおこります。

4.親知らずの影響にも注意が必要です

10代や20代の方はで親知らずが横向きや斜めになっている場合は、周りの歯に影響を及ぼして歯がガタガタになるリスクがあります。

親知らずを抜いたほうがよいかは、医師に相談して決めましょう。

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