歯と歯の隙間の違和感をなくすにはラミネートべニア法や矯正が効果的です
歯と歯の間の隙間があいていることで起こる違和感は、歯を削り人工歯を貼り付ける「ラミネートべニア法」やセラミッククラウンを被せることで歯並びを改善する「セラミック矯正」などで失くすことが可能です。
歯と歯の隙間があくすきっ歯を放置しておくと、虫歯や歯周病のリスクが高まり、発音に障害が生じ、胃腸に負担をかける恐れがあるため改善することが推奨されています。
目次
すきっ歯を改善する施術方法はさまざまです
歯と歯の隙間があいている状態を「すきっ歯」と呼びます。
すきっ歯は見た目の印象を左右するだけでなく、さまざまなデメリットをもたらすといわれています。
また、歯と歯の間に隙間があいていることで違和感を覚える方も少なくありません。
では、すきっ歯を治すためにはどんな方法があるのでしょうか?
軽度のすきっ歯はラミネートべニア法で改善できます
歯と歯の間の隙間が3㎜くらいまでの軽度のすきっ歯であれば、ラミネートべニア法で改善することが可能です。
ラミネートべニア法は歯の表面を05~07㎜程度削り、セラミックでつくられたラミネートべニア(人工歯)を貼り付ける施術方法となります。
少々歯を削らなければならないというデメリットはあるものの、メンテナンスがしやすく、数回の通院で施術が完了するのがメリットとされています。
歯並びとすきっ歯を治すならセラミック矯正が効果的です
歯並びが著しく悪い、もしくは歯の隙間が3㎜以上ある場合、歯並びを整えながらすきっ歯を改善できるセラミック矯正が効果的です。
セラミック矯正ではセラミッククラウンと呼ばれる差し歯を用い、歯と歯の隙間を埋めることが可能です。
ラミネートべニアよりも削る歯の量は増えますが、歯の形や色を整えることができるというメリットがあります。
歯と歯の隙間を放置しておくとさまざまなデメリットがあります
歯と歯の隙間があいていることで違和感を覚えながらも長年放置している方はいらっしゃると思います。
すきっ歯を放置しておくことで考えられるデメリットを挙げていきましょう。
虫歯や歯周病のリスクを高める
歯と歯の間に隙間があいていることで、食べカスや歯石などが溜まりやすくなり、結果的に虫歯菌や歯周病菌などが繁殖する原因となります。
歯周病は恐ろしい病気といわれており、口臭の原因になるだけでなく、痛みが発生したり、歯茎が下がったりすることもあります。
また、歯周病が早産や流産のリスクを高めるともいわれています。
発音に障害が生じることがある
すきっ歯の人は、そうでない人に比べ、発音に障害が出やすいといわれています。
歯と歯の間に隙間があることで、特にサ行やタ行の音が出しにくくなるといいます。
営業やコールセンターなど、人との会話やコミュニケーションが必要となる職業の場合には差し障りが出るでしょう。
消化不良で胃腸に負担がかかる
すきっ歯を放置しておくと、かみ合わせが悪化する可能性があります。
かみ合わせが悪いと食事の際に上手く物をかむことができなくなり、その結果、消化不良を起こしやすく胃腸に負担がかかってしまう恐れがあります。
すきっ歯を改善することで清潔な印象を与えます
顔のパーツの中でも、口元は意外にみられている部分だといわれています。
そのため、すきっ歯は第一印象でマイナスイメージを与えてしまう恐れがあります。
日本では「すきっ歯は幸せが逃げる」という言い伝えがあるくらい、すきっ歯に対するイメージはあまり良くないとされています。
海外でも、欧米では歯並びの美しさが見た目の美しさを左右すると考えられているため、すきっ歯はいいイメージではないといえるでしょう。
フランスのようにすきっ歯=幸運の象徴と考えられている国もありますが、非常に稀な例ともいえます。
口元は上品さを表す部分と考える方が多いようです。
あるアンケート結果では、たとえ顔立ちが整っていたとしても、すきっ歯は悪印象であると答えた方が全体の6割以上だったといいます。
また、すきっ歯であることと同様、歯の汚れを気にする方も多いようです。
歯と歯の隙間の汚れを気にされている方は、歯のクリーニングを行うことで清潔な状態を保つことができるでしょう。
すきっ歯を改善することは、服装や髪形を整えることと同じくらいその人の清潔感にプラスイメージを与えると考えても過言ではありません。
(まとめ)歯と歯の隙間の違和感をなくす方法とは?
歯と歯の隙間が空いているすきっ歯の状態は違和感を覚えるだけでなく、虫歯や歯周病になりやすく、発音に影響が生じ、胃腸に負担をかける可能性まで出てきます。
そのため、ラミネートべニア法やセラミック矯正などで改善すべきといえます。
歯と歯の隙間が空いているすきっ歯は違和感を覚えるだけでなく、見た目の印象を左右するなどさまざまなデメリットを持ちます。
すきっ歯を治すには、人工歯を貼り付けるラミネートべニア法やセラミッククラウンを被せるセラミック矯正などの方法があります。
歯と歯の隙間が空いていると、虫歯や歯周病にかけりやすくなるといいます。
歯周病は口臭や歯茎下がりの原因になるだけでなく、早産や流産のリスクを高めるともいわれています。
また、発音に障害が生じたり、胃腸に負担をかけたりする恐れもあります。
日本では「すきっ歯は幸せが逃げる」という言い伝えがあるように、すきっ歯に対してあまり良くないイメージを持っている方が多いと考えられます。
すきっ歯を改善することで、清潔感のある印象を与えることができるでしょう。