すきっ歯の隙間を埋めることはできる?

施術を受ければ、すきっ歯のすき間を埋めることができるといえます


歯と歯の間にすき間が空いている歯並びのことを、一般的に「すきっ歯」と呼ばれています。

このすきっ歯のすき間は歯科医院で施術を受けることで、歯並びをきれいに整えることができます。

すきっ歯は遺伝など生まれつきの場合もありますが、普段の習慣などによっても歯並びは悪化することがあります。

すきっ歯を改善するには施術を受ける必要がありますが、習慣や癖などを見直すことも大切です。

すきっ歯のすき間を埋めるには「ラミネートベニア」がおすすめです

「すきっ歯を治したい」と思っていても、「矯正まではしたくない」という方も少なくないのではないでしょうか。

すきっ歯を治すには「ラミネートベニア」という施術がおすすめです。

ラミネートベニアについてご説明します。

ラミネートベニアとは

ラミネートベニアとは差し歯のように自分の歯にすっぽり差し歯を被せるのではなく、歯の表面を少し削ってそこに付け爪のように人工歯を貼り付ける方法です。

歯の表面だけを人工歯に変えるため削る量が少なく、手軽にすきっ歯を改善することができます。

ラミネートベニアの施術の流れは次のようになります。

  1. 歯の表面を0.3~0.7mm程削り、型取りをします
    削る量が少ないため、痛みはほとんどありません
  2. できあがった薄い人工歯を専用の接着剤で接着します
  3. 歯と人工歯をなじませるため研磨し、咬合調整を行います

問題がなければ、これで施術は完了になります。

施術は2~3回で完了するため、忙しい方でも施術を受けやすいです。

また、歯の表面を削って人工歯ができあがるまでは、仮歯を付けるため歯がない期間はありません。

メリットやデメリットを考慮して施術を受けましょう


ラミネートベニアにはメリットやデメリットがあります。

メリットもデメリットも知った上で、施術を受けるようにしましょう。

ラミネートベニアのメリットやデメリットについてご紹介していきます。

メリット

短期間ですきっ歯を治せる

ラミネートベニアは一般的な矯正のように、歯並びを治すのに何年もかかることはありません。

数週間で施術は完了します。

歯の神経を取る必要がない

自分の歯を差し歯に仕様とすると、ばあいによっては歯の神経を取る施術も必要になることがあります。

しかし、ラミネートベニアは削る量が少ないため歯の神経を取る必要がありません。

歯の色を白くすることもできる

ホワイトニングをしても自分の理想とする白さにはならない場合もあります。

ラミネートベニアは歯の色も白くすることができるため、ホワイトニングで満足できなかったという人にもおすすめの施術法です。

ラミネートベニアは天然歯のような自然な美しい仕上がりで、後戻りの心配もありません。

デメリット

保険が利かない

ラミネートベニアは保険が適応されないため、自由診療となります。

そのため金額は歯科医院によって異なりますが、自費になります。

相場は1本5~15万円ほどとなっています。

自分の歯を削らなければならない

差し歯に比べると削る量は比較的量は少ないですが、それでも自分の歯を削らなければなりません。

歯並びは放っておくと悪化してしまう場合もあります

歯並びは「遺伝が原因」と思われがちですが、実はそれだけが原因ではありません。

遺伝的要因もありますが、普段から何気なく行っている習慣や癖によって歯並びは悪くなってしまいます。

次のような習慣や癖がある人は要注意です。

  • よく頬杖をつく
  • うつ伏せで寝る
  • いつも同じ方を下にして寝る
  • 舌で前歯を押す癖がある

上記のような習慣・癖がある人はすぐにやめるようにしましょう。

施術をせずに放っておくと、さらにすき間が広がるなど歯並びが悪化してしまう可能性もあります。

また、施術を受けても上記のような歯並びを悪化させる習慣や癖を続けていると、歯並びがまた悪化してしまう可能性もあります。

できるだけ早めに施術を受け、習慣や癖も改善していくことが大切です。

(まとめ)すきっ歯のすき間を埋めることはできる?

1.施術を受ければ、すきっ歯のすき間を埋めることができるといえます

すきっ歯とは歯と歯の間にすき間がある歯並びのことを指し、見た目が悪くなるだけでなく、噛み合わせが悪くなってしまう場合もあります。

すきっ歯は歯科医院で施術を受けることで改善できますが、歯並びを悪化させてしまう習慣や癖を改善することも大切です。

2.すきっ歯のすき間を埋めるには「ラミネートベニア」がおすすめです

すきっ歯など軽度の歯並びを治したいという方には、ラミネートベニアという施術法が有効です。

ラミネートベニアは歯のすき間が3mm程度まで適応されます。

痛みや通院回数も少ないため、短期間で気軽に歯並びを治すことができます。

3.メリットやデメリットを考慮して施術を受けましょう

ラミネートベニアは少し歯を削るものの、短期間で美しい口元にすることができます。

使う材質や技工士の腕などにも影響されるため、値段だけでなく実績のある信頼できる歯科医院を選ぶようにしましょう。

4.歯並びは放っておくと悪化してしまう場合もあります

歯並びは遺伝だけでなく、頬杖をついたり舌で歯を押したりといった癖があると悪化してしまいます。

そのほか口呼吸も歯並びを悪くしてしまうと言われています。

できるだけ早くすきっ歯の施術を行い、歯並びを悪化させる癖は改善するようにしましょう。

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