歯の黄ばみには基準があるの?

日本人の平均的な歯の色より濃い色は黄ばみを感じる基準の色といえます


歯の色は個人の歯の質によっても異なります。

日本人は人種的に、白人や黒人と比べて歯が黄色い傾向にあるのです。

そのため何もしていない日本人の平均的な歯の色は、 一般的に白いと思われる色ではなく黄ばみを感じさせないギリギリの色レベルと言われています。

そしてこの色では、歯の白さの基準が高い外国人からみると歯が黄色いと思われる場合もあるでしょう。

シェードガイドで歯の白さを確認することができます

歯の白さを測定するために、歯科医ではシェードガイドを使用します。

シェードガイドは作っている会社によって異なりますが、一般的に使われているシェードガイドでは、W1~C4まで19種類の色見本があります。

一番白い色はW1、次いでW2が明るくて白さが際立つレベルの色です。
この色は歯の白さにこだわる芸能人レベルの白さとされています。

続けてW3~A1の3段階は、周囲からも白い歯と思われる色で、アナウンサーレベルの歯の白さです。

さらにB2からB3まで9段階色レベルが下がったあとのA3.5程度が、日本人の平均的な歯の白さと言われています。

日本人の平均と言われるA3.5の次はB4です。
平均のすぐ次の色からが黄ばみを感じる歯の色レベルと言われています。

このことから、日本人の歯の色は、多くの人が白いと思うレベルからはかなり離れていることがわかります。

もしこの平均的な色から色レベルが下がった場合には、すぐに黄ばみが気になるレベルになってしまいます。

通常の生活を送っていても徐々に歯が着色される可能性があるので、黄ばんだ歯にならないためには十分に注意をする必要があるでしょう。

歯の黄ばみはさまざまな原因から生じます


歯は表面の透明なエナメル質とその内部にある象牙質から作られています。

この象牙質がエナメル質から透けて見えることで歯の色は黄色味を帯びてみえるのです。

またエナメル質に、タバコやコーヒー・赤ワインなどの飲み物やカレーなど色の濃い食べ物から色が着色した場合には歯が変色してみえます。

タバコのヤニや、お茶類・ワインなどに含まれるポリフェノールから作られるステインがとくに歯に付着しやすく取れにくいという特徴があるのです。

歯に付着した汚れから歯が着色されていくと、白さのレベルが徐々に下がることになります。

コーヒーなどを飲んだあとにはちょっとしたことを気をつけることで、歯の黄ばみを予防することができます。

色が濃いものを飲食したあとにはなるべく早めに歯磨きを行うことが大切です。

歯磨きができない時には、水で口を軽くすすいだり、 ガムを噛んだりして口の乾燥を防ぐようにするといいでしょう。

どうしても歯の白さが落ちてしまった場合には、歯のホワイトニングを行うことで白さの改善が期待できます。

歯の色は色相と明度で決まります

歯は白いだけでなく、黄色っぽい色やグレーっぽい色など、個人によってさまざまな色味があります。

この色合いを色相といい、この色相と色の明るさを示す色の明度を合わせた色が歯の色です。

歯の色は太陽光の下や蛍光灯 ・LED電球の下など、周りの光や明るさの状況によっても変わってみえることがあります。

歯科医が歯の治療を行う際には、ホワイトニング時の色・詰め物の色などを確認するためにシェードガイドを利用して作成するのです。

一般的に使用されているシェードガイドではオレンジがかった色がA、黄色味のある色はB、グレー系の色はCとして色相をグループで分けています。

さらに色相のグループごとに3~4段階の明るさに分類しているのです。
シェードガイドは作っている会社によっても基準が異なり、歯の明度だけを表しているものや、歯の明度と黄ばみの濃さを表しているものもあります。

歯のホワイトニングは、オレンジ色など暖色系の色調の方が白く改善されたように感じやすい傾向があります。

そして肌の色が白い方よりも黒い方の方が歯の白い色を引き立たせるため、白い歯にみえやすいのです。

色味や肌の色からも歯の白さの感じ方が変わるので、それも参考にして希望する歯の色の基準を決めてみてはいかがでしょうか。

(まとめ)歯の黄ばみには基準があるの?

1.日本人の平均的な歯の色より濃い色は黄ばみを感じる基準の色といえます

日本人は白人や黒人と比べると歯の質の違いから、歯が黄色い傾向があると言われています。

日本人の平均的な歯の色は、白さを感じさせるほどではなく、黄ばみを感じないギリギリの色だといえます。

2.シェードガイドで歯の白さを確認することができます

歯の白さを測定するためには、シェードガイドを使います。

一般的に理想的な白い歯と言われるA1程度は、アナウンサーの歯の白さといわれています。

日本人の平均的な歯の白さは黄ばみを感じる色と1段階しか変わらないのです。

3.歯の黄ばみはさまざまな原因から生じます

歯の表面にはエナメル質という透明な層があります。

エナメル質には、タバコのヤニやお茶類・ワインなどのポリフェノールからできるステインが付着しやすく、歯の黄ばみが進む原因になるとされています。

4.歯の色は色相と明度で決まります

歯の色は黄色味のある色やグレー系の色など、個人によってそれぞれ色相が異なります。

シェードガイドではそれぞれの色相をさらに明度で分けて歯の色を分類しています。
そして暖色系の方がホワイトニングによる改善を感じやすいといわれます。

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