歯の黄ばみの原因は何?

歯の黄ばみの主な原因は飲食物やタバコなどです


毎日食べたり飲んだりしている飲食物には、歯が黄ばんでしまう原因になるものがあります。

食べ物に含まれているポリフェノールなどの成分は、 唾液中のたんぱく質と結合して「ステイン」に変化します。

このステインが 歯につくことが歯の黄ばみの主な原因になるのです。
色の濃い食べ物や飲み物などを多く摂取していると、ステインが増加しやすいと傾向にあります。

ステインやヤニなどの汚れは歯の内部まで浸透しやすいです

歯が着色している方の割合は、70%以上といわれ、多くの方の歯が着色しているとされています。

そのうちコーヒーや紅茶で歯が黄ばんでいるのは約20%、タバコのヤニが原因の場合は約15%、これらの飲食物による着色以外に歯質が原因の場合は約30%、そして抗生物質が原因の歯の黄ばみは約5%というデータがあります。

とくに食べ物の中でも、カレーなどといった色味が濃い物を食べると歯に色が付着しやすいです。

飲み物で注意が必要なのはコーヒー・紅茶・緑茶などのお茶類・赤ワインなどです。

これらはタンニンなどのポリフェノール類を含んでいます。
このポリフェノール類はステインとなり一度歯の表面に付着すると、なかなか落ちないという性質があります。

またタバコを吸う機会が多い場合には、タバコに含まれるヤニが原因で歯が黄ばんでしまいます。

ヤニはステインよりも粘着力が強いため、より歯に付着しやすいのです。

このステインやヤニが歯に徐々に蓄積されていき、歯に付着したまま時間が経つと、その汚れから色が表面のエナメル質の中にまで浸透して歯が着色されます。
これが落ちない歯の黄ばみになるのです。

歯が黄ばむ原因には内的な要因や加齢などもあります


歯が黄ばんでしまう原因は食べ物や飲み物・タバコなどの外的な要因以外にもいくつか存在します。

たとえば抗生物質などによる内的な要因、加齢などがあります。
歯の表面にはエナメル質があり、その内側に黄色がかった象牙質が存在します。

もともとの歯の色には個人差があり、エナメル質が透明な場合や薄い場合には象牙質の色が透けて黄色味のある歯に見えます。

また歯の根元はエナメル質が薄くなっているため、歯の先端よりもやや黄色がかって見えるという特徴もあるのです。
一般的には年齢とともに歯が黄ばむといわれています。

加齢のため歯が黄ばむ理由は、歯の表面のエナメル質が少しずつすり減って薄くなっていくことと、内側にある象牙質が厚くなっていることが原因と考えられています。

また過去に使用した抗生物質による影響であるケースも存在します。
マイコプラズマ肺炎の治療薬である「テトラサイクリン」は、子供の頃に服用していると歯の黄ばみに繋がる場合があります。

歯の黄ばみはホワイトニングで改善することが期待できます

歯の黄ばみが生じないようにするためには、食べ物や飲み物からステインを歯に付着させないこと、タバコのヤニを付着させないことが大切です。

普段からコーヒーやタバコを控えると、歯の着色を予防することにつながります。

コーヒーやタバコなどを制限するのがつらい場合には、飲食後などに早めにブラッシングを行うこと、水で口をすすぐなどの方法がよいです。

それでもついてしまった歯の黄ばみをとり、歯を白くするためには、歯科医でのケアをおすすめします。

歯科医では、歯のクリーニングやホワイトニングを行うことができます。
クリーニングでは、専用の機械で歯の表面についている汚れをしっかり落とすため、汚れが落ちた分だけ、歯の白さが改善されるでしょう。

歯の着色を落とすための歯のホワイトニングには、スタンダードホワイトニング(オフィスホワイトニング)やホームホワイトニングがあります。

スタンダードホワイトニング(オフィスホワイトニング)は、歯に薬剤を塗布したあとにハロゲンライトを照射して短時間で行う方法です。

一方ホームホワイトニングは薬剤を入れたマウスピースを自宅で好きな時間に装着する方法です。

歯の黄ばみが気になる場合には、まず歯科医に相談してみましょう。

(まとめ)歯の黄ばみの原因は何?

1.歯の黄ばみの主な原因は飲食物やタバコなどです

毎日食べているものや飲んでいるものの中には歯が黄ばむ原因になるものがあります。

ポリフェノールなどの成分はステインに変化し、歯につくことで黄ばみの原因になるのです。

2.ステインやヤニなどの汚れは歯の内部まで浸透しやすいです

歯が着色している人の割合は約75%と言われています。

そしてそのうちタバコや飲食物による着色が生じる割合は約35%を占めています。
ヤニやステインが歯に付着して長い時間が経つと、歯の表面のエナメル質が着色されて黄ばみが生じるのです。

3.歯が黄ばむ原因には内的な要因や加齢などもあります

歯の表面にある半透明のエナメル質が年齢とともに薄くなることで象牙質の色が透けて見え、歯が黄ばんで見える場合があります。

また子供の頃に服用した抗生物質が原因で、歯が着色された可能性もあります。

4.歯の黄ばみはホワイトニングで改善することが期待できます

歯の黄ばみが生じないようにするためにはステインやヤニが付着しないように気をつけることが大切です。

ついてしまった歯の汚れを取るには、歯科医で受けることができる歯のクリーニングやホワイトニングが適しているといえます。

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