湘南美容歯科が運営する歯や歯科矯正の悩みに答えるwebマガジン
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歯科矯正はどんな仕組みで歯が動く?

歯科矯正で歯が動くのは骨の代謝が関わっています


歯科矯正で歯が動く仕組みは、古い骨から新しい骨に置き換わる骨の代謝を活用して動かしています。

矯正の力を歯にかけると歯根膜が伸縮し、引っ張られる側の組織が働き細胞が新しい骨を作り出します。

逆に力を受ける側の組織はつまった繊維を減らすために周り歯槽骨を減らすことで、歯根膜のバランスを整えるのです。

これを繰り返すことで歯を動かしたい位置に動かすことができます。

歯槽骨の代謝は骨芽細胞と破骨細胞の働きで起きています

歯茎の中には骨を支える歯槽骨という骨があり、この骨の代謝は骨芽細胞と破骨細胞によって起きています。

骨芽細胞とは

骨芽細胞は骨を作り出す細胞で、骨の弾力性に関わるコラーゲンを生成します。

そのコラーゲンがたんぱく質と結合し、さらに血液で運ばれたカルシウムとくっつくことで新しい骨が作られるのです。

破骨細胞とは

骨を壊す破骨細胞は血液細胞の一種で、ホルモンの刺激により骨の中で変化します。

破骨細胞は酸や酵素で古い骨に含まれるカルシウムやコラーゲンを溶かして壊しています。

溶けたカルシウムは再び血液を通じて体の中を流れ、再び骨の生成に使われているのです。

このサイクルが骨の代謝になりますが、ここで歯が動く仕組みをもっと詳しくご紹介しましょう。

歯が動く仕組み


歯槽骨と歯根の間には歯根膜という繊維組織があり、この繊維は歯にかかる衝撃を吸収する役割を持ちます。

歯に矯正装置をつけると動かしたい方へ力がかかり、そうすると歯根膜は伸縮し、引っ張られる側は伸び、力がかかる側は縮まります。

この時、引っ張られる側の繊維は引っ張られる力に苦しさを感じ、元に戻ろうと周りの骨芽細胞が活発化し、新しい骨を生成していくのです。

その一方で、力がかかる側の繊維は圧迫の苦しさから、破骨細胞が活発化して周りの歯槽骨を溶かします。

このサイクルにより歯根膜は正しい長さに整えられ、結果的に歯の位置も少しずれるようになっているのです。

正しい位置に歯が動くまで時間がかかります

歯科矯正の施術はだいたい2年から2年半ほどかかり、長い時間をかけて行われます。

矯正施術は歯に弱い力をかけて動かしていますが、骨の代謝はたった1日で行われるものではなく、毎日少しずつ骨が増減されています。

骨の代謝のスピードに合わせて動かしているので、正しい位置に動かすまでかなりの時間がかかってしまうのです。

では、どのくらいのスピードで歯が動くかというと、1ヶ月あたり1mm程度なので、歯並びの状態にもよりますが2年以上かかってしまうわけです。

強い力をかければ細胞も活発化するのでは、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、それでは歯や周りの組織に負担がかかり、逆にトラブルを招いてしまいます。

そのため、適切な力加減で行わなければなりません。

また、矯正施術は矯正装置を外せば終わりではなく、正しい位置に動かした歯を安定させる必要があります。

動いてわずかしか経たない歯は周りの骨がつくられきれておらず、歯茎も不安定なので再び元の位置に戻ろうとするのです。

なので、それを阻止するために保定装置を長時間つける期間がプラスされます。

この保定期間が加わることも、歯科矯正が長い理由なのです。

セラミック矯正は短期間で歯を揃えられます

セラミック矯正は短期間で歯並びを揃えられる矯正施術です。

この矯正施術は短期間で済むこと意外にもメリットがあるのでご紹介しましょう。

完了まで短期間

通常の歯列矯正はワイヤーなどの矯正装置を使いますが、セラミック矯正はセラミッククラウンを使用します。

歯を動かす施術とは異なり、歯を削ってからセラミッククラウンを装着する施術なので1年もかけずに完了させることが可能です。

歯を削るので虫歯がある場合は治療が必要ですが、従来の施術より短期間で済みます。

歯の形や色も整えられる

希望に合わせて歯の色や形も整え、より美しい歯並びに仕上げることもできます。

歯並びが悪いと不揃いな大きさの歯や、丁寧な歯磨きが難しく歯の黄ばみが気になる方は少なくなく、セラミック矯正でコンプレックスを解消できるでしょう。

ほかにもセラミックは種類があり、金属を使わないクラウンもあるので金属アレルギーをお持ちの方も安全に施術できます。

美しい歯並びを早く手に入れたい時は、セラミック矯正を選択してみてはいかがでしょうか。

(まとめ)歯科矯正はどんな仕組みで歯が動く?

1.歯科矯正で歯が動くのは骨の代謝が関わっています

歯槽骨は歯に矯正装置をつけると、引っ張られる側の骨で新しい骨ができ、力がかかる側の骨が減り、歯根膜のバランスを整えます。

この骨の代謝を繰り返すことで歯を少しずつ動かしているのです。

2.歯槽骨の代謝は骨芽細胞と破骨細胞の働きで起きています

骨は骨芽細胞により新しい骨が作られ、古い骨に含まれるカルシウムやコラーゲンを破骨細胞が溶かし、溶けたカルシウムは血液で流れるというサイクルを繰り返しています。

この働きをうまく活用することで、歯をムリなく動かせるのです。

3.正しい位置に歯が動くまで時間がかかります

歯の骨の代謝スピードに合わせて歯を動かすので、1ヶ月で1mm程度しか動かず、平均2年から3年かかってしまいます。

大きな力は歯や歯茎に負担がかかるので適切な力が必要で、また矯正後は歯を安定させる保定期間もあるので時間がかかってしまうのです。

4.セラミック矯正は短期間で歯を揃えられます

歯を削ってセラミッククラウンを被せるセラミック矯正は、歯を動かす施術ではないので短期間で済みます。

さらに歯の形や色もきれいに整えられ、金属を使わないセラミッククラウンなら、金属アレルギーを発症させるリスクが少ないです。

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