妊娠中でも体に負担の少ない歯科矯正とは?

妊娠中でもセラミック矯正は、体への負担も少ない歯科矯正と言えます


歯科矯正中に妊娠しても、一般的にワイヤー矯正を継続しても問題はないと考えられています。

ただ、妊娠初期の悪阻により矯正器具がストレスとなる場合や、口腔内のケアが不十分になりやすい事で虫歯や歯周病発症のリスクが高まる可能性もあります。

そして通院できなくなると、矯正を一時中止する場合もあるでしょう。

一方、矯正器具を使わず短期間でできるセラミック矯正なら、ストレスも少なく出産までに終わるケースが多いので、妊娠中でも安心してできます。

セラミック矯正は施術も短期間で、妊娠中でも行いやすいとされています

歯科矯正中に妊娠しても、基本的には矯正を継続させることは問題ないとされています。

矯正器具を装着したままの出産も、特段母体や胎児にも悪影響を及ぼすことはありません。

しかし、矯正器具装着中は食べかすなども詰まりやすく、歯磨きがしにくいなどの難点があります。

セラミック矯正なら施術本数などによっても異なりますが、最短で2ヶ月、長くても数ヶ月と短期間でできる場合がほとんどです。

歯を削って土台となる芯をつくり、歯型を採取して作成したセラミック製の人工歯を芯に被せて、接着固定するという施術法です。

人工歯が仕上がるまでは仮歯を装着しますが、ほぼ短期間で済みます。

矯正器具を装着しないので、歯磨きなどでの煩わしさもなく、出産までに歯列を整えることもほぼ可能です。

さらに、セラミック素材は丈夫である程度の衝撃にも耐えられ、劣化や変色しにくいので耐久性にも優れています。

また、人工歯は大きさや形、色合いなどもカスタマイズできるので周囲の歯にマッチした、自然な仕上がりが望めるというのも特徴の一つです。

一般的なワイヤー矯正は、期間が長くケアしにくいとされています


歯科矯正というと、四角い矯正器具をつけてワイヤーでつないで引っ張るワイヤー矯正が一般的でした。

ゆっくりと時間をかけて、歯を根っこから移動させる方法なので完了までに数年かかります。

そんな中、妊娠がわかると矯正は途中の状態になります。

矯正器具をつけたまま、妊娠初期で悪阻症状がひどくなると、ストレスを感じる方もいるでしょう。

また、いくら矯正器具を付けたままで問題ないといっても、定期的なメンテナンスは必要です。

万一、切迫早産などのために通院できないと、途中で矯正器具を外さなければいけない場合も出てくるでしょう。

そして矯正器具を装着していると、食べかすなどが詰まりやすく念入りなブラッシングが必要となります。

しかし、体調が優れない時は歯磨きも疎かになってしまう可能性があります。

妊娠中は歯周病菌が好む女性ホルモンの分泌量が増えるので、歯周病発症のリスクも高まる中で矯正により歯磨きができないと、さらに口腔内の健康が損なわれてしまうのです。

妊娠中のワイヤー矯正はこのように難しい点がいくつかあると言えるでしょう。

妊娠中は歯科矯正に伴う使用薬剤や施術が制限されています

妊娠中に歯科矯正を行うに当たり、矯正器具そのものは問題ないですが、母体や胎児に影響を及ぼす矯正に伴う処置はあります。

まず、歯列や歯の根の状態などを調べるために精密検査の一環で行われるレントゲンです。

レントゲンによる放射線被ばく量はごく微量で、胎児に先天奇形をもたらすほどではないとされています。

しかし、やはり妊娠中に放射線は浴びないほうがよいため、レントゲンは妊娠前に行うのがよいでしょう。

さらに、歯のスペースを空けるために抜歯が行われることもあります。

抜歯の際は痛みが強いので、局所麻酔を用いる場合や、鎮痛剤や、傷口から雑菌は入り込んで炎症を起こさないように、化膿止めの薬剤が注入、処方される場合がほとんどです。

麻酔や薬剤などは胎児に悪影響をもたらすリスクが高いので、妊娠中は基本的に抜歯は行えず、妊娠前に済ませておいたほうがよいと言えます。

ただ、セラミック矯正の場合は歯を削りますが、抜歯を行うケースは少ないので問題ないと言えます。

(まとめ)妊娠中でも体に負担の少ない歯科矯正とは?

1.妊娠中でもセラミック矯正は、体への負担も少ない歯科矯正と言えます

妊娠中の歯科矯正は、母体や胎児への影響もないとされ、続けても大丈夫だと考えられています。

ただ、長期間かかるワイヤー矯正よりも矯正器具を使わず、短期間でできるセラミック矯正だとストレスもなく、安心して受けられるでしょう。

2.セラミック矯正は施術も短期間で、妊娠中でも行いやすいとされています

セラミック矯正は、矯正器具が不要で期間も短いため、施術中に妊娠がわかってもほとんどの場合出産までに完了するとされています。

さらにはめ込む人工歯は丈夫で劣化しにくく、審美性にも優れているという特徴があるのです。

3.一般的なワイヤー矯正は、期間が長くケアしにくいとされています

矯正器具をつけるワイヤー矯正は、長期間かかるので出産まで施術を一時中止する場合もあります。

また、妊娠初期の矯正器具がストレスになる場合や、十分な口腔ケアができず虫歯や歯周病を発症する可能性もあるでしょう。

4.妊娠中は歯科矯正に伴う使用薬剤や施術が制限されています

妊娠中の歯科矯正において、精密検査で行われるレントゲンは念のため控えたほうがよいとされています。

また、矯正に伴う抜歯は母体や胎児に影響を及ぼすリスクが高い麻酔や化膿止め、鎮痛剤などの薬剤を使うため出産後に行うべきだと言われています。

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