歯科矯正の抜歯後に気をつけることは?

歯科矯正の抜歯後には腫れなどに気をつける必要があります


歯科矯正の抜歯後は歯を抜いたあとは血の塊で蓋ができ、だんだんと新しい歯茎が作られてきます。

ところが抜歯後に気をつけて過ごさないと、歯を抜いたあとがいつまでも傷の状態で残ってしまうのです。

傷口は腫れてしまう可能性もあり食事や歯磨き、うがいなどさまざまな刺激で痛みが生じる場合もあるため、普段の生活で充分注意をする必要があります。

歯科矯正で歯を抜いたあとに痛みや腫れが生じることがあります

歯科矯正のときにはスムーズに矯正が進むように施術に抜歯を伴う場合があります。

歯を抜くときには局所麻酔をしてから抜歯が行われるので痛みは生じにくいのですが、麻酔が切れる2、3時間後にはだんだんと痛みを感じるようになります。

抜いた歯の根の大きさや形によって抜歯時に歯茎にかかる負担が大きくなることもあるため、歯茎の負担が大きいほど抜歯後の歯茎の腫れがひどくなるでしょう。

抜歯後には一般的に1、2日で痛みが治まり、腫れは1~3日でひいてくるといわれていますが、下の親知らずのように根の大きく抜けにくい歯を抜いたあとには頬が数日間大きく腫れるような場合もあります。

また、通常歯を抜いたあとは「血餅(けっぺい)」という血の塊で覆われて自然に抜歯後の穴が塞がれていくのですが、血餅がなくなってドライソケットになると、骨が露出したまま抜歯後の穴がなかなか塞がれず痛みが続く状態になります。

ドライソケットは抜歯から数日後に強い痛みを感じるようになり、1週間以上痛みが続くこともあるツライ症状です。

血の塊が気になってうがいをしすぎることなどから、抜歯後の穴が塞がれずに骨が露出してドライソケットになる可能性があるのです。

歯科矯正のときにはさまざまな理由から抜歯が必要になる場合があります


日本人は顎が小さい方が多いといわれていて、歯科矯正のときには顎に歯がきれいに並ぶためのスペースを作るために抜歯をする場合があります。

顎が小さいと歯がきれいに並ぶことができずデコボコに生えてくるため歯並びが悪くなることがあるのですが、そのような顎が狭い状態で抜歯をせずに歯科矯正で歯並びを整えると、矯正後にもまた歯並びが悪くなってしまう可能性があるのです。

抜歯が必要な歯並びにはデコボコな形で歯が生えてしまっている「叢生(そうせい)」や、上下の前歯が前に出ている出っ歯や受け口といわれる状態の「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」「下顎前突(かがくぜんとつ)」などがあります。

この場合などに、主に「小臼歯」といわれている役割の少ない歯を抜いて、空いたスペースにきれいに歯を並びやすくしてから歯科矯正が行われることが多いでしょう。

ただ歯並びの状態によりますが、抜歯をしたあとに空いた隙間をなくすためには抜歯をしない矯正よりも矯正期間が長くなりやすくなったり、歯茎が下がったりなどのデメリットが生じることもあります。

歯科矯正のために歯を抜いたあとは食事などに気をつけて過ごしましょう

歯科矯正で歯を抜いたあとには腫れがひどくならないように、またドライソケットにならないようにするためしばらくの間気をつけて過ごす必要があります。

まず抜歯後すぐから2~3時間の間は麻酔が残っていて口の中を思い通りに動かすことができないこともあり、麻酔が切れるまで食事をすることは控えたほうが安全です。

麻酔が切れたあとでも、食事のときには硬いものや辛いものなどは、抜歯後の傷あとに刺激を与えるのでなるべく避けたほうがいいでしょう。

抜歯をしたあとは、抜歯後の腫れを抑えて新しい歯茎の再生を促すために、口の中に刺激を与えないようにしたり、抜歯後の穴を塞いでいる血餅が取れないようにしたりする必要があります。

血餅は何度もうがいをするとはがれてしまうことがあるので、とくにうがいには気をつけるようにしましょう。

また柔らかく刺激の少ない食事をとる、激しい運動や入浴を避けるなどに気をつけて生活することで、腫れや痛みが早めに治まりやすくなるといわれています。

通常は腫れや痛みが1~3日ほど続くといわれているのですが、少しでも早く治まるように日常生活に注意しながら過ごしましょう。

(まとめ)歯科矯正の抜歯後に気をつけることは?

1.歯科矯正の抜歯後には腫れなどに気をつける必要があります

歯科矯正の抜歯後は血の塊で塞がれて、徐々にその場所には新しい歯茎が作られていきます。

抜歯後の過ごし方によっては、歯を抜いたあとに歯茎が再生されにくくなったり、腫れや痛みが続いたりする可能性もあるでしょう。

2.歯科矯正で歯を抜いたあとに痛みや腫れが生じることがあります

歯科矯正のときにはスムーズに矯正が進むように抜歯を行う場合があります。

抜歯した歯の根の大きさや形によって抜歯時に歯茎にかかる負担が大きくなると腫れがひどくなり、抜歯あとがドライソケットになると1週間以上強い痛みが続くという問題が生じやすいでしょう。

3.歯科矯正のときにはさまざまな理由から抜歯が必要になる場合があります

日本人には顎が小さい方が多く、顎に歯をきれいに並べるために歯科矯正時には抜歯をする場合があります。

叢生や上顎前突などの歯並びの場合には、主に小臼歯を抜歯してから空いたスペースに歯をきれいに並べるための歯科矯正を行うことが多いといえます。

4.歯科矯正のために歯を抜いたあとは食事などに気をつけて過ごしましょう

歯科矯正で歯を抜いたあとにはひどい腫れやドライソケットにならないためにも、刺激の強い食べ物を避ける、うがいをしすぎない、運動や入浴を控えるなど気をつけて過ごすようにするといいでしょう。

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