仮歯がゆるいのはなぜ?

仮歯がゆるいのは外しやすいように装着されているからです


仮歯はセラミック矯正やインプラント矯正などの治療の途中で一時的に装着する歯のことを指します。

長期的に使用することを前提とされていないため、外しやすいようなセメント等で接着されていることがあります。

仮歯には最終的な歯を装着する前のテスト的な役割もあるため、万が一外れた場合はクリニックで装着しなおしてもらいましょう。

仮歯は短期間の装着を前提とされています

矯正治療を行う際、最終的な歯が仕上がるまでにどうしても期間を必要とします。

その期間中に歯の抜けた状態で生活すると不便を感じることが想定され、それを防ぐために仮歯の装着が行われます。

仮歯はセラミック矯正やインプラント矯正などで使用されますが、セラミック矯正の場合は歯を削ったあとプラスチック製、もしくはセラミック製の仮歯を装着するのが一般的です。

一方、インプラント矯正では、インプラント体を埋め込む施術を行ったあとに「プロビジョナルレストレーション」と呼ばれる仮歯を装着することがあります。

インプラント体と最終的な歯を繋ぎ合わせるための部品を「アバットメント」といい、プロビジョナルレストレーションはその上部に装着することになります。

プロビジョナルレストレーションはプラスチック製であるものが多いです。

プラスチック製の仮歯は強度や耐久性があまり高くなく、徐々にすり減っていくと考えられています。

このことからも、仮歯は長期間使用するのではなく、数週間程度で外すことを前提に装着されていることがほとんどです。

仮歯がゆるいと感じるのは、元々外しやすいようなセメント、あるいはネジなどで接着されているからだと考えられます。

仮歯を誤飲した場合、ほとんどが便と一緒に排出されます


万が一仮歯を飲み込んでしまった場合はどのように対処すればよいのでしょうか。

仮歯の誤飲は、多くが食事中に食べ物と一緒に飲み込んでしまうというケースだと考えられます。

ほとんどの場合が喉を通り、そのまま胃に流れ込んでいきます。

その後小腸、大腸を通過し、2~3日程度で便と一緒に排出されるでしょう。

胃や腸に引っかかってしまい排出されない可能性もありますが、そういったケースはごく稀だといえます。

呼吸が苦しい、むせる、咳が出るなどの症状が見られる場合、飲み込んだ仮歯が肺や気道に入ってしまった可能性があります。

また、体内に刺さってしまった場合には、胸部または腹部に痛みや不快感が現れることがあるでしょう。

口内には細菌が無数に存在していますから、仮歯が原因で炎症を起こしてしまう恐れもあります。

仮歯の誤飲で体調に異変があった場合は、すぐにかかりつけの歯科クリニック、もしくは内科を受診してください。

レントゲン写真の撮影を行い、仮歯が胃に入ったのか、それともほかの部位に入ったのかを確認します。

肺に入った場合はファイバースコープを鼻や口に通して取り出す必要があるでしょう。

審美歯科の仮歯は保険適用外となります

仮歯は取れやすいため、装着後にクリニックでその旨を伝えられることがあります。

しかし、実際に仮歯が取れてしまった場合は、クリニックで装着し直してもらえばいいのでさほど心配する必要はないでしょう。

仮歯は取れてしまったものをそのまま再利用することも可能ですが、破損があったり紛失してしまったりした場合などは再度作成する必要があります。

では、仮歯の作成にはどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

セラミック矯正やインプラント矯正は審美歯科の分野に当たるため、診療の費用は保険適用外となります。

そのため、仮歯の費用も保険適用外となり、保険適用の治療に比べると高額になる傾向です。

仮歯の相場はクリニックによって異なりますが、1本5000~2万円程度だと考えられます。

インプラント矯正においては、治療期間が短期間である場合や噛み合わせの状態が良く調整の必要がない場合などでは仮歯を装着しないケースもみられます。

信頼できるクリニックに相談されるのがベターな選択肢だといえるでしょう。

(まとめ)仮歯がゆるいのはなぜ?

1.仮歯がゆるいのは外しやすいように装着されているからです

仮歯は治療の途中で一時的に入れる歯であり、長期的に使用するものではないと考えられています。

そのため、あえて外しやすいように装着されていることがあります。

しかしながら、仮歯は最終的な歯のテストの目的として用いられるため、重要度は高いです。

2.仮歯は短期間の装着を前提とされています

セラミック矯正やインプラント矯正で使用される仮歯はプラスチック製のものであることが多く、強度や耐久性が低いと考えられます。

最終的な歯が仕上がるまでの期間、不便を感じないために装着するものであり、長期間使用することを前提とはされていません。

3.仮歯を誤飲した場合、ほとんどが便と一緒に排出されます

仮歯を飲み込んでしまった場合、ほとんどが胃を通過し2~3日後に便となって排出されるでしょう。

しかし、肺や気道に入った場合は呼吸が苦しい、咳が出るなどの症状が現れることがあります。

その場合は、速やかにクリニックに相談してください。

4.審美歯科の仮歯は保険適用外となります

仮歯に破損があったり紛失したりした場合は、仮歯を再度作成する必要がありますが、審美歯科においてその費用は保険適用外となります。

仮歯の相場は1本5000円~2万円程度ですが、インプラント矯正では仮歯の装着自体不要となるケースがあります。

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