仮歯を入れてからめまいが起きやすくなったのはなぜ?

仮歯を入れてめまいが起きやすくなるのは、噛み合わせの悪さが原因です


仮歯を入れたことで噛み合わせが悪くなった場合、めまいをはじめとした体の不具合が起きやすくなる可能性があります。

噛み合わせは筋肉や骨格に関係しているため、ズレが生じることで全身のバランスに悪影響を及ぼしてしまうと考えられます。

噛み合わせの悪さで起こりうる症状は、めまいのほかにも顎関節症や不定愁訴、慢性的な肩こりや頭痛、耳鳴りなどさまざまなものが挙げられます。

噛み合わせの悪さは顎関節症の原因になります

仮歯は本番の歯を入れる前に歯の形状を調整する目的で使用することがあります。

そのため、少し余裕をもった大きさで作られていることがありますが、その程度が著しい場合、噛み合わせを悪くさせる原因となってしまうでしょう。

噛み合わせが悪くなると顎の骨にズレが生じ、顎関節症と呼ばれる症状に発展してしまう恐れがあります。

仮歯を入れたことで上の歯と下の歯の位置がズレてしまうと、上顎と下顎も本来の位置からズレてしまうことになります。

その結果、顎の骨にかかる負担が必要以上に大きくなってしまいます。

顎関節症になると顎の痛みや不快感を生じるようになり、口を開けたときにかくかくと音がする、顎がはずれる、口を開けにくくなる、顎がだるいなどの症状がみられるようになります。

また、顎関節症は体の内面の不具合にもつながることがあります。

めまいや倦怠感、イライラ、躁鬱、睡眠障害や手足のしびれなどの不定愁訴が現れることがありさらに顎関節症を悪化させてしまうという悪循環を起こす可能性があることも考えられます。

仮歯が大きすぎる、違和感があると感じた場合は、歯科医で調整してもらうことをオススメします。

顎関節症の原因はさまざまなものが挙げられます


顎関節症の原因には仮歯以外にもさまざまなものが考えられます。

その1つがくいしばりや歯ぎしりなどの癖です。

口を完全に閉じたときに上下の歯が接触していないのが通常の状態ですが、これらの癖がある場合、歯や顎の関節に大きな負担を与えてしまうといえるでしょう。

歯がしみる、歯に痛みがある、歯茎から出血するなどの症状を伴うことがあります。

また、もともと歯並びが良くない方は、噛み合わせに問題が生じやすく顎関節症になりやすいといえます。

歯を抜いたり削ったりしたあとそのままにしておくことも歯の移動を起こし、噛み合わせを悪化させる恐れがあります。

この場合は顎関節症の予防に仮歯の装着が有効といえます。

ただ、不定愁訴は必ずしも顎関節症の症状とは限りません。

銀歯に使用されている金銀パラジウム合金と呼ばれるものが原因の可能性もあります。

この場合は銀歯からプラスチックやセラミックなどの素材に換えることで、不定愁訴の症状を緩和することができるでしょう。

日本人の50%が顎関節症の症状を持っていると考えられています。

顎関節症は進行すると外科的な施術をしなければ治らなくなってしまうため、軽度のうちに改善することが大切となります。

噛み合わせは筋肉や骨格に影響します

噛み合わせは筋肉や骨格と大きな関係があるとされています。

たとえば、食事をする際には咀嚼筋を使用しますが、噛み合わせが良くないと片側の筋肉しか使わなくなってしまい、筋肉の発達が左右アンバランスになってしまう可能性があります。

筋肉の厚みで骨格も変化するため、結果的に顔に歪みが生じてしまうことがあるといわれています。

食事の際には咀嚼筋以外にもさまざまな筋肉を使います。

顎の関節から頭の横に向かっている「側頭筋」、首や肩に繋がっている「広頸筋」なども該当します。

噛み合わせが悪いとこれらの筋肉のバランスが乱れ、過度の緊張などで頭痛や肩こり、首こりなどの症状となって現れることがあります。

さらに、噛み合わせの悪さは歯の健康を脅かすと考えられています。

上下の歯が当たらないことで食べかすなどが自然に除去されず、虫歯になりやすいといいます。

また、特定の歯だけに大きな力が加わるため、歯周病のリスクを高める可能性もあるでしょう。

(まとめ)仮歯を入れてからめまいが起きやすくなったのはなぜ?

1.仮歯を入れてめまいが起きやすくなるのは、噛み合わせの悪さが原因です

噛み合わせの悪さは筋肉や骨格などに影響し、体や心の不調を起こす原因として考えられています。

仮歯を入れたことでめまいが追いやすくなるのは、噛み合わせが悪化したからである可能性が高いです。

顎関節症や不定愁訴などに発展することもあります。

2.噛み合わせの悪さは顎関節症の原因になります

仮歯は少し大きめに作られており、それが噛み合わせを悪化させてしまう可能性があります。

噛み合わせの悪さは顎の骨にズレを生じさせ、顎関節症という症状の原因になります。

顎の痛みのような症状のほか、めまいを含めた不定愁訴などを起こすことがあります。

3.顎関節症の原因はさまざまなものが挙げられます

顎関節症はくいしばりや歯ぎしりなどの癖により顎の関節に負担をかけることで起こる場合があります。

また、もともと歯並びが良くない、抜歯した後に放置をしておくといったことも顎関節症の原因になります。

顎関節症は軽度のうちに改善することが大切です。

4.噛み合わせは筋肉や骨格に影響します

噛み合わせは筋肉や骨格に大きな影響を与え、顔に歪みが出たり、頭痛や肩こりを発症したりすることがあります。

また、噛み合わせが悪いと虫歯になりやすく歯周病リスクを高めると考えられています。

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