矯正歯科の施術は20代でもした方がいい?

大人へのステップアップの時期でもある20代に、矯正歯科で施術をしておくことをおすすめします


矯正歯科での施術は、「子供のうちに行うもの」というイメージがあるかもしれません。

しかし、顎の成長が止まった大人でも行うことができます。

最近は大人になってから、矯正歯科を利用する人が増えてきています。

20代は卒業式や成人式、就職や結婚式など、人生の転換期でもあり、大人へのステップアップの時期でもあります。

20代のうちに歯並びを改善して、コンプレックスを克服していきましょう。

矯正歯科の施術にはいくつかの種類があります

矯正歯科の施術には、いくつかの方法があります。

それぞれメリットやデメリットがあるので、理解してから選択していきましょう。

歯並びを改善する施術法についてご紹介します。

セラミック矯正

歯並びが悪い歯とその隣接する歯を少し削り、オールセラミックと呼ばれる差し歯をかぶせて並べることで歯並びを改善します。

メリット
  • 自分の歯そのものを動かしていくわけではないので、平均で数ヶ月という短期間で歯並びを改善することができます
  • 施術期間中は仮歯を入れるため、周りの人に矯正中だとバレる心配がほとんどありません
  • 差し歯なので白くすることもでき、見た目をより美しくすることができます
  • 保険の差し歯のように黄ばんだり着色が付いたりしにくいです
デメリット
  • 自分の歯を少し削る必要があります
  • オールセラミックは金属に比べると強度が劣ります
    そのためまれに割れたり欠けたりすることがあります
  • 保険が利かないので費用が比較的高額になります
    ただしセラミック矯正は施術が必要な歯のみに行うため、一般的なワイヤー矯正よりも費用が抑えられることも多いです

ワイヤー矯正

一般的に「矯正」と言われる施術法で、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置にワイヤーを通し、その力を利用して歯を少しずつ動かして歯並びを改善します。

メリット
  • 自分の歯を生かして歯並びを改善できます
  • 幅広い不正咬合に対応できます
デメリット
  • スペースを確保するためにS第一小臼歯4本の抜歯が必要な場合もあります
  • 施術が完了するのに平均で数年という期間がかかります
  • 保険が利かないため費用が高くなります

歯並びを改善することで、人に与える印象をよくすることができます


歯並びは見た目が悪いだけでなく、人に与える印象まで悪くしてしまうことをご存知でしょうか。

実は意外と歯並びは人に見られていて、歯並びが悪いと恋愛や仕事などにも影響してしまいます。

20代・30代の5割の男性が、歯並びが悪い女性にがっかりしている

ある調査では20代・30代のうち5割(48%)もの男性が、歯並びが悪い女性にがっかりした経験があると回答しています。

歯並びが悪いと印象が悪くなったり、下品に見えたりしてしまうという意見が多く、人間関係にも影響を与えてしまうことがわかります。

反対に歯並びの良い女性を見て「好感が持てる」と、およそ5割(51.0%)の男性が回答しています。

その他「美人に見える」49.0%、「健康的」44%、「清潔感がある」42%と、歯並びが良いとい印象を受ける男性が多いようです。

歯並びを良くすることは仕事にも有利になる

違うアンケート調査では、相手の歯並びがきれいだったら相手の印象が良くなる」と55.5%の男女が回答しています。

歯並びが良いとビジネスシーンでも有利になると言えるでしょう。

特に20代は就職して人と関わることが増えていく時期でもあるので、早めに歯並びを改善すれば仕事でもよい印象を与えることができるようになります。

矯正歯科の施術を受けることで、お口や体の健康にもつながります

20代で矯正歯科の施術を受けられるお客様は、「見た目を良くしたいから」という理由がほとんどです。

もちろん歯並びを改善することで、今よりもはるかに見た目をよくすることができるでしょう。

しかし、矯正歯科の施術を受けるメリットはそれだけではありません。

歯並びを改善することで、次のようなメリットがあります。

歯磨きがしやすくなる

歯並びが悪いと食べ物が挟まりやすく、食事のときも気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。

歯並びが整うことで食べ物も挟まりにくくなり、磨きにくかった歯も磨きやすくなります。

そのため虫歯や歯周病にかかるリスクも下がります。

結果的に歯の寿命を延ばすことにもつながるのです。

噛み合わせからくる肩こりや頭痛が軽減・改善される

噛み合わせが悪いと顎に痛みが出たり、慢性的な肩こりや頭痛が起こったりしやすくなります。

矯正歯科の施術で噛み合わせを整えることで、このような不定愁訴が軽減・改善されるケースが多いです。

(まとめ)矯正歯科の施術は20代でもした方がいい?

1.大人へのステップアップの時期でもある20代に、矯正歯科で施術をしておくことをおすすめします

20代は就職や恋愛など環境が大きく変わる年代でもあります。

20代で矯正歯科の施術を受けることで、仕事や恋愛などにも大きなメリットを得ることができるでしょう。

また、歯並びが整うことで、見た目だけでなくお口や体の健康にもつながります。

2.矯正歯科の施術にはいくつかの種類があります

矯正方法はセラミック矯正やワイヤー矯正、そのほか裏側矯正やマウスピース矯正などがありますが、それぞれのメリットやデメリットを考慮した上で選択しましょう。

費用の相場はセラミック矯正が1本7~15万円、ワイヤー矯正が60~100万円程度です。

3.歯並びを改善することで、人に与える印象をよくすることができます

恋愛や仕事など人間関係において、歯並びは重要なポイントとなります。

歯並びをきれいにすることで、恋愛や仕事などさまざまなシーンで人に良い印象を与えることができます。

20代のうちに矯正歯科で施術を行うことをおすすめします。

4.矯正歯科の施術を受けることで、お口や体の健康にもつながります

歯並びが整うと、結果的に歯の寿命を延ばすことにもつながります。

また、噛み合わせは全身のバランスにも関係しているため、顎の痛みや肩こりなども改善されることが多いです。

矯正に費用はかかりますが、その価値は十分にあると言えるでしょう。

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