便秘も歯科矯正で治るって本当?

噛み合わせによる便秘は歯科矯正で解消することも可能です


便秘といえば、どのような理由で起こるイメージがあるでしょうか。

主には、ストレスや食生活の偏り、またホルモンバランスなどが代表的でしょう。

ですが実は、噛み合わせが悪いことによって発症するケースも存在します。

そのため、歯科矯正が便秘解消に繋げられる場合もあるといえるのです。

噛み合わせが原因となった便秘は、リフレッシュや食事の工夫、また一般的な便秘薬だけでは解消できない場合もあります。

そんな治りにくい便秘がある場合は、一度矯正の必要性を疑ってみてはいかがでしょうか。

噛み合わせの悪さは脳や神経に影響します

噛み合わせの悪さが便秘に影響するといわれても、イメージは湧きにくいかと思われます。

いったい、どのような理由で便秘を引き起こしているのでしょうか。

歯や顎は、脳から近い場所に存在します。

そのため、噛み合わせは脳への刺激や神経にも大きく作用します。

神経というのは自律神経系の中でも交感神経が主であり、生体機能を活発化させることに影響する部分です。

噛み合わせが悪いと、片側で強く噛むことや、一般的な人が噛むとき以上の力を必要とするケースも少なくありません。

このとき起こるのが、顎の筋肉が大きく収縮して、自律神経を強く刺激するといった現象です。

生体機能を活発化させる交感神経が刺激されると、神経系に繋がりの深い腸も連動して機能を強めます。

主には、腸内の水分吸収が捗るといった現象です。

これにより、腸内の水分が不足して、便が硬くなりやすくなり慢性的な便秘を引き起こすというわけです。

一見関係の薄い、離れた位置にある歯と腸ですが、このように神経によって深い繋がりを有しているのです。

噛み合わせの悪さが便秘に影響していることは大いに考えられるので、覚えておきましょう。

歯科矯正が100%有効とは限らないので注意も必要です


噛み合わせが便秘に影響するからといって、100%便秘を歯並びのせいにしてもいけません。

そもそも便秘は、前述であげているようなストレスや食事バランスによって起こるケースの方が一般的です。

そのため、歯科矯正さえ受ければ辛い便秘症状がかならず解消できるといった認識は、持つべきでありません。

長期間を要して噛み合わせを治したにもかかわらず、一向に便秘が治らない、そんな残念な結果に繋がることも懸念されます。

歯科矯正を行いながら、別の角度からアプローチすることも意識してみましょう。

それこそ、ストレス発散や食物繊維の豊富な摂取、適度な運動といった、一般的に知られている便秘解消法などです。

神経系を刺激していたことのみならず、噛み合わせの悪さがストレスとなることで便秘を引き起こしているケースも十分考えられます。

その場合は、歯科矯正に加えてストレス発散の意識も持てると、より便秘解消という結果が引き寄せられることでしょう。

あらゆる面から、便秘解消に励んでみてください。

まずは一度医師に相談することが大切です

自分の体のことですから、やはり個人での意識は大切です。

生活の改善や市販薬の使用だけで症状が改善されるようであれば、気分的にも金銭的にも気楽です。

ですが、何でも個人だけで無理をすることはおすすめできません。

専門的な病気を無理して自分だけで改善しようとすると、むしろ悪化させてしまうことも考えられるためです。

便秘という身近な不調程度でも、まずは医師に相談することをおすすめします。

内科でも良いですし、もちろん歯科で噛み合わせの観点から相談するのも有効でしょう。

いずれにおいても、体の悩みにおける本当の原因を究明してもらえます。

これにより、さらにスムーズな便秘解消が期待できることでしょう。

歯科医師であれば、便秘に影響するタイプの噛み合わせかどうか、専門的に調べてくれます。

また合わせて、施術完了までの便秘を抑えるアドバイスなどもしてもらえるはずです。

噛み合わせが理想的でないながら実践できる、より安心感の持てる噛み方や食事の工夫など、便秘の軽減は矯正以外の観点からも実践可能です。

まずは一人で悩まず、専門家である医師に相談することが重要です。

(まとめ)便秘も歯科矯正で治るって本当?

1.噛み合わせによる便秘は歯科矯正で解消することも可能です

便秘の原因としては、ストレスや食事内容などが代表的です。

ですが、中には噛み合わせの悪さが影響しているものも存在します。

その場合は、歯科矯正で改善を目指すことも可能となります。

2.噛み合わせの悪さは脳や神経に影響します

歯科矯正が便秘解消に繋げられる理由、それは神経で腸と深く繋がっているためです。

具体的には、顎の筋肉収縮が強まることで自律神経が刺激され、腸の水分吸収が活発化されてしまうといった具合です。

3.歯科矯正が100%有効とは限らないので注意も必要です

噛み合わせの悪さは便秘に影響する場合もありますが、必ず起こる現象でもありません。

そのため、歯科矯正をしたからといって100%便秘が治せるとも限りません。

あらゆる角度から、改善の工夫を行ってみてください。

4.まずは一度医師に相談することが大切です

便秘は、さまざまな要因で起こる比較的身近な症状です。

そのため、つい自分で治そうと無理してしまいがちです。

ですが、まず一度専門医に相談することをおすすめします。

原因を正しく調べてくれますし、また適切な対策をアドバイスしてもらえることでしょう。

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