歯科矯正でポートランドセメントを使用するって本当?

歯科矯正で使うMTAの主成分がポートランドセメントだといわれています


建築用セメントとして知られている「ポートランドセメント」が、歯科矯正で歯髄保護のために使用されているMTA(Mineral Trioxide Aggregate)の主成分だといわれています。

MTAは1993年にアメリカで開発された歯科用のセメントで、2007年に日本で歯髄保護のための材料として薬事認可されています。

ポートランドセメントは、MTAの主成分だといわれています

ポートランドセメントといえば、建築・土木用のセメントで、モルタルやコンクリートなどの原材料として使用されることで知られています。

そんなポートランドセメントが、歯科矯正で人体に用いられているというのはご存知でしたでしょうか。

まず、ポートランドセメントは、ケイ酸三カルシウムやケイ酸二カルシウム、硫酸カルシウム、二酸化ケイ素などから構成されており、場合によっては人体に害を及ぼす恐れがあるといわれています。

吸入してしまった場合は咳や喉頭痛を起こす可能性が、皮膚に触れた場合は乾燥や発赤を起こす可能性が、目に入った場合は痛みや熱傷を起こす可能性があるといわれています。

このポートランドセメントは、歯科矯正で使用されている「MTA」=Mineral Trioxide Aggregateの主成分だといわれています。

MTAというのは、1993年にアメリカで開発された歯科用の水硬性セメントで、覆髄材料として使用されていました。

日本でも2007年に歯髄保護目的の材料として薬事認可されています。

MTAに含まれている成分というのは、ほとんどがカルシウム系の成分であり、元々人の歯に含まれている成分だといいます。

ヒ素が検出されたという事例もありますが、いずれにしても人体に悪影響を及ぼすレベルではないといわれています。

MTAは歯の根管を治す施術で歯や神経の保護などに用いられています


歯科矯正においてポートランドセメントが使用されているのは本当のようです。

では、ポートランドセメントを主成分としているMTAについてご説明していきましょう。

MTAは強アルカリ性の性質を持っており、そのpHは12だといいます。

pHが9.5を超すと大半の細菌は死滅させられると考えられていますから、MTAの殺菌作用は非常に強いものといえるでしょう。

MTAが歯科矯正で用いられていることには、高い生体親和性が関係していると思われます。

MTAは組織を刺激することで硬組織を形成させることができると考えられているため、根管を治す施術において、歯の神経が露出した状態やそれに近い状態の時に歯や神経を保護することを目的に使用されています。

また、パーフォレーションリペア(歯に穴が開いた時の修復)にも使用されています。

MTAには水分を吸収して固まるという特徴もあるといいます。

根管や歯に水分が残っていても問題が起こらないという点では、歯科矯正において非常にポイントが高いといえるでしょう。

MTAを使用して虫歯を治すことが出来れば、従来であれば取らなければならなかった歯の神経も、取らずに治すことが可能となります。

虫歯の施術法にはセラミックを使った施術法も選択肢の一つです

MTAを使用した虫歯の施術を行えば、神経を抜かずに治すことが可能です。

しかし、実際に根管を治す施術を経験したことのある人であればお分かりだと思いますが、こういった施術は非常に時間がかかります。

何回も何回も通院してもなかなか施術が完了しないということもあり、その間にどんどん虫歯が増えていってしまうというケースも少なくありません。

そうなると、施術にかかる費用も高額になっていき、お客さん自身の負担も大きくなります。

そこでおすすめしたいのが、セラミックによる虫歯の施術です。

セラミックを使った施術法であれば、どんなにボロボロの歯でも綺麗に治すことができ、さらに同時に複数の歯を治すことも可能です。

施術にかかる期間も短く、費用も最小限に抑えることができるでしょう。

また、基本的には抜歯をしなければなりませんが、症状や歯の形状によっては神経を抜くことなく施術することも不可能ではありません。

忙しくて定期的に通院することが難しいという方や、早く虫歯を治したいという方にとっては良い選択肢の一つになるでしょう。

悩んでいる間に虫歯が進行してしまうこともあります。

まずはクリニックに相談してみてください。

(まとめ)歯科矯正でポートランドセメントを使用するって本当?

1.歯科矯正で使うMTAの主成分がポートランドセメントだといわれています

「ポートランドセメント」といえば、建築用セメントという印象を受けますが、歯科矯正で歯髄保護を目的に用いられているMTAの主成分にもなっているといいます。

アメリカ発のものですが、日本でも2007年に薬事認可されている歯髄保護の材料です。

2.ポートランドセメントは、MTAの主成分だといわれています

ポートランドセメントは、建築・土木用のセメントとして知られていますが、歯科矯正で使用されているMTAの主成分だといわれています。

MTAは歯科用の水硬性セメントで、歯髄保護目的の覆髄材料として日本でも薬事認可されています。

3.MTAは歯の根管を治す施術で歯や神経の保護などに用いられています

MTAは強アルカリ性の性質を持っており、強い殺菌作用が期待できます。

そのため、根管を治す施術において歯や神経の保護を目的に使用されています。

MTAを使用して虫歯を治せば、歯の神経を取らずに治すことも可能だと言われています。

4.虫歯の施術法にはセラミックを使った施術法も選択肢の一つです

MTAを使用して根管を治す施術を行うには、多くの通院回数を必要とし、その間に虫歯の本数が増えてしまうリスクも考えられます。

セラミックを使った施術法であれば、少ない通院回数で同時に複数の歯の施術を行えるため、忙しい人にもおすすめです。

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