受け口と出っ歯、どっちも見た目を大きく左右するといわれています
受け口は下の歯列または骨格が前方に突き出ている状態を、出っ歯は上の歯列または骨格が前に突き出ている状態を指します。
どちらも本来の歯並びとは相違があることから、見た目を大きく左右するといわれています。
しかし、噛み合わせが反対になっていることからすれば、受け口の方がより横顔のラインに影響を与えると考えられるでしょう。
目次
横顔のラインに影響を大きく与えるのは出っ歯よりも受け口だといえます
受け口は「下顎前突」と、出っ歯は「上顎前突」とそれぞれ呼ばれています。
その呼び名通り、前者は下の歯列もしくは骨格ごと前に突き出ている状態を指し、後者は上の歯列もしくは骨格ごと前に突き出ている状態を指します。
いずれも歯の生え方や角度が原因である「歯性」のものと、顎の骨の成長過程に原因がある「骨格性」のものとに分けられます。
受け口や出っ歯が「歯性」のものである場合、歯並びを改善することで症状を治すことが可能です。
しかし、これが「骨格性」のものである場合、どちらの症状であっても人の見た目を大きく左右すると考えられています。
症状を改善する難易度も高いといわれており、歯並びの改善だけでは治らない可能性もあるでしょう。
受け口は、他にも「反対咬合」とも呼ばれており、本来の噛み合わせとは逆になっている状態でもあります。
このことからも、より横顔のラインに影響を与えるのは、出っ歯ではなく受け口だといえます。
出っ歯は、症状が軽度であれば、口を閉じている状態では横顔にあまり影響がない場合もあります。
約8割の人が「歯並びが第一印象を左右する」と答えた調査結果があります
受け口や出っ歯が人の見た目を大きく左右する可能性があることがお分かり頂けたと思います。
では、実際に、どれくらいの人が他人の歯並びを気にしているのでしょうか?
ある調査によると、「歯並びが相手の第一印象を左右するか?」という質問に対し、全体の8割近くの方が「左右する」と回答する結果が出ています。
「全く左右しない」と答えた方は全体のわずか1~2割程度です。
この結果からも、歯並びが第一印象の良し悪しを決定づける大事な要素になっていることが分かります。
また、歯並びが良い人から受ける印象として「健康なイメージ」「清潔感がある」「優しそう」などの回答が出ています。
つまり歯並びはその人の見た目のイメージだけでなく、内面のイメージまで左右してしまうといえるのです。
これは、人間関係と深い関係があると言っても過言ではなく、ビジネスでの成功や恋愛での出会いの場面にも関わってくることではないでしょうか。
受け口や出っ歯を改善することで、今後の人生に大きなメリットを得られる可能性が高いと考えられます。
改善にはセラミック矯正やセットバック法が効果的です
受け口や出っ歯を改善したいと希望されている方は沢山いらっしゃると思います。
しかし、矯正治療と聞くと、どうしてもマイナスイメージを抱きがちです。
従来のワイヤー矯正だと、「費用が高い」「矯正装置が目立つ」「矯正完了までに長期間かかる」「痛い」などというイメージがあるでしょう。
実際、矯正治療に踏み切れない方の多くが、こういったイメージを抱いていることがあるアンケートで明らかになっています。
そこで、そういったマイナスイメージを払拭するような矯正の方法を選択してみてはいかがでしょうか。
例えば、セラミック矯正です。
軽度の受け口や出っ歯であれば、セラミック矯正を行うことで簡単に改善することが可能だといえます。
通院の回数も少なく、痛みも感じにくく、お客様への負担は最小限だと考えられます。
もし、重度の受け口や出っ歯だとしても、セットバック法と呼ばれる外科的な施術を行えば改善することが可能です。
セットバック法は骨格ごと顎の位置を下げる施術になりますから、見た目の印象を美しくする効果が期待できます。
(まとめ)受け口と出っ歯、どっちがより見た目を左右する?
受け口は下側の、出っ歯は上側の歯列または骨格が前方に突き出ている状態を指し、いずれも本来あるべき歯並びの状態ではありませんから、人の見た目を大きく左右するといえます。
横顔のラインにより影響するのは受け口だと考えられます。
受け口は下側の、出っ歯は上側の歯列もしくは骨格ごと前に突き出ている状態を指し、症状の度合いによっては人の見た目を大きく左右すると考えられます。
また、横顔のラインに影響を与えるのは、どちらかというと受け口の方だといえるでしょう。
ある調査により、「歯並びが相手の第一印象を左右するか?」という質問に対しYESと答えた人が8割近くだったという結果が出ているといいます。
つまり、受け口や出っ歯を改善することには大きなメリットがあると考えられるのです。
受け口や出っ歯の改善方法には様々ありますが、従来のワイヤー矯正には費用面や矯正装置の面などでマイナスイメージを持っている方が多いと思います。
セラミック矯正やセットバック法などを選択肢に入れてみることをおすすめします。