受け口の手術を受けるデメリットはある?

受け口の手術にはメリットもデメリットもあります


一般的な歯を動かしていく矯正は施術が完了するのに数年かかりますが、受け口の手術を行えば1日で受け口や口元の印象を改善することが期待できます。

受け口の手術はメリットもありますが、デメリットもあります。

手術をするため多少リスクを伴い、手術後に歯並びを改善するためにはセラミック矯正などが必要となることもあります。

しかし得られるメリットも大きいといえるでしょう。

受け口の手術にはリスクなどのデメリットがあります

うけぐちの手術を受ければ数時間という短時間で受け口を改善できますが、デメリットもあるので手術を受ける前にきちんと確認しておきましょう。

受け口の手術のデメリットには次のようなことが挙げられます。

「手術」を受けなければならない

一番のデメリットは「手術」を受けないといけないということではないでしょうか。

「できれば手術など大掛かりなことはしたくない」と思っている人がほとんどでしょう。

手術を受けるというだけでも精神的にストレスを感じる人も多いです。

また、手術なので多少のリスクを伴います
手術直後は知覚麻痺のような症状が出る場合がまれにありますが、通常3~6ヶ月程度で治っていきます。

前歯の歯並びを治すためにはセラミック矯正などを受ける必要がある

手術をすれば下顎の前歯自体は後方へと移動させるので引っ込みます。

しかし抜歯した小臼歯の前後の歯に隙間が少し空くため、このスペースを治すため、もしくは前歯の歯並び自体を改善するためにはセラミック矯正などが必要になります。

受け口の手術は入院は必要ありません


「手術」と聞くと入院が必要というイメージが強いかと思いますが、受け口の手術は1日で完了するため入院は必要ありません。

そのため、「仕事で休みを何日も摂ることができない」というような人でも、手術を受けることができます。

通常の矯正では歯を少しずつ移動させて歯並びを改善していくため、数年という期間がかかりますが、手術を行えばおよそ3時間で完了します。

全身麻酔下で行うため、手術自体は痛みを感じません。

術後の痛みは痛み止めで対応し、徐々におさまっていきます。

受け口の手術方法(下顎のセットバック法)

下顎の前歯から4番目に当たる第一小臼歯を抜歯し、その根っこの先まで骨を削り取ります。

下顎の前方から骨を切った部分まで水平に骨切りし、前歯が付いたままの状態で骨ごと後ろに引っ込め固定します。

すると顎先だけが前に残ってしまうため、顎先も削り取っていきます。

手術はお口の中から行うため、お顔に傷口が残ることはありません。

受け口を改善することで多くのメリットを得ることができます

受け口を改善することで得られるメリットはたくさんあります。

受け口の手術はデメリットもありますが、それ以上に価値があると言えるでしょう。

受け口を改善することで得られるメリットについて詳しくご紹介していきます。

コンプレックスの解消

何といっても受け口を施術して治せば、歯並びだけでなくこんもりとした口元も美しくすることができます。

受け口がコンプレックスのために人前で話すことが億劫だという人も、手術を受けることでコンプレックスを解消することができるでしょう。

また、コンプレックスが解消されることで、精神的ストレスも軽減され自分に自信が持てるようになります。

歯の寿命を延ばすことにつながる

受け口は見た目だけが問題なわけではなく、歯の寿命にも関係しています。

受け口のように歯並びが悪いと、汚れが溜まりやすいうえに歯磨きがしにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

特に受け口は噛み合わせが悪く、特定の歯に負担がかかりやすいため、負担がかかっている歯を支えている骨が溶けやすい傾向にあります。

手術により受け口を改善すれば、見た目が改善されるだけでなく歯の寿命を延ばすことにもつながるのです。

肩こりや消化不良の改善

噛み合わせが悪いと、慢性的な肩こりや頭痛などが起こりやすいです。

また、うまく食べ物を噛み砕けない場合は、食べ物を大きいまま飲み込んでしまい消化不良の原因にもなります。

受け口を改善することで、これらの症状を改善・軽減することができます。

(まとめ)受け口の手術を受けるデメリットはある?

1.受け口の手術にはメリットもデメリットもあります

受け口の手術には多少のリスクなどデメリットもあります。

しかし手術することで、一般的な矯正のように長期間かかることもなく、1日で受け口のこんもりとした口元を改善することができます。

2.受け口の手術にはリスクなどのデメリットがあります

受け口の手術のデメリットには、手術を受けなければならないことや術後にセラミック矯正などをする必要があるなどが挙げられます。

デメリットはありますが、手術を受けることで美しい口元を短期間で手に入れることができます。

3.受け口の手術は入院は必要ありません

受け口の手術は抜歯したスペースを利用して、下顎の骨を前歯ごと後ろへ移動することで下顎を引っ込めます。

3時間程度で手術は終了するため、入院する必要もありません。

まずは検査などが必要になるので、歯科医院に相談してみましょう。

4.受け口を改善することで多くのメリットを得ることができます

受け口の手術を受けることで見た目が改善され、コンプレックスの解消や自信につながるだけでなく、歯の健康や肩こりなど全身の健康の向上につながります。

手術のデメリット以上の価値があると言えるでしょう。

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