受け口の「骨切り」施術法には保険は適用される?

受け口の骨切り術には保険が適用される場合があります


受け口と一言でいっても、その症状の度合いは人によって様々です。

歯列矯正だけで改善できてしまう軽度の受け口もありますし、歯列矯正だけでは改善できず、骨切り術を受けなければならない重度の受け口もあります。

受け口は「下顎前突症」とも呼ばれていますが、このうち「顎変形症」と認められるケースでは骨切り術の施術で保険が適用されます。

顎変形症を伴う受け口であれば、骨切り術に保険が適用されます

上の歯列よりも下の歯列の方が前に出てしまっている噛み合わせが「反対咬合」といわれる状態で、つまり受け口の症状のひとつです。

受け口と一言で言っても、受け口の方が全員同じ症状なのかというと、そうではありません。

特に、受け口では改善できる難易度が症状の度合い(重さ)によって大きく変わるといわれており、改善のための施術方法も症状の度合いによって異なります。

軽度の受け口であればセラミック矯正やワイヤー矯正などの歯列矯正だけで改善することが可能です。

しかし、重度の症状になると、歯列矯正だけで改善することが難しく、美容外科で行う「骨切り術」(別名、セットバック法)の施術を受ける必要があります。

骨切り術は美容目的で行う場合、200~300万円程度かかるといわれています。

この金額はかなり高額な金額だといえますが、施術にあたり健康保険の適用はされないのでしょうか?

その答えは、「症状の度合いによる」です。

受け口の中でも、顎変形症と認められるケースであれば、骨切り術の施術に健康保険が適用されると考えられます。

健康保険が適用される場合、自己負担額は50~60万円程度に抑えることが可能です。

顎変形症には様々な症状が挙げられます


骨切り術に健康保険が適用されるのは、「顎変形症」と認められる受け口の場合だと説明いたしました。

では、顎変形症とはどのような症状のことをいうのでしょうか?
いくつかのケースを挙げていきます。

下顎前突症

受け口の別名でもあるこの症状は、重度になると骨の位置を移動させなければ改善できないことがあります。

生まれつき下顎が大きいというケースもあれば、舌で前歯を押したりする癖が原因でこのタイプの顎変形症になるケースもあります。

開咬症

噛み合わせが悪く、上下の前歯を合わせることができない状態がこの開咬症と呼ばれています。

口が常に開いているのが特徴的な顎変形症ですが、多くの場合は元々顎の位置がずれてしまっていることが原因と考えられています。

顔面非対称

下顎、もしくは上顎が左右どちらかにずれてしまっている状態の顎変形症です。

このずれにより顔が左右非対称になってしまっており、結果的に顎の位置もずれ、咬み合わせも合わなくなっているといった症状です。

いずれの場合も、骨切り術を受ける前に、歯列矯正が必要になることがあります。

顎変形症を伴う受け口を改善すれば、大きなメリットが得られるといえます

「顎変形症」と判断されるような重度の受け口の場合、受け口を改善することでその後の人生に大きなメリットがあるといいます。

中には「もっと早く施術を受けていればよかった」と言うお客様もいるそうです。

では、具体的にどのようなメリットが考えられるのか、その一部をご紹介いたします。

見た目が大きく変わる

まず、受け口が改善することにより、見た目の印象が大きく変わります。

それまでコンプレックスになっていた横顔が気にならなくなり、笑顔で人と接することができるようになるでしょう。

歯本来の機能が改善される

受け口を改善することで、歯並びはもちろん、顎の位置が正しい位置に矯正することが可能になります。

その結果、しっかりと咬みあわせることができるようになり、咀嚼機能を始めとした歯本来の機能を得られるといえます。

顎関節症の予防になる

顎関節症というのは、顎に痛みがある、口が開けられない、顎がぎしぎしときしむなどの症状です。

受け口の人は、噛み合わせの不具合から顎関節症を併発しやすいといわれています。

受け口を改善すればこの症状の予防にもなります。

(まとめ)受け口の「骨切り」施術法には保険は適用される?

1.受け口の骨切り術には保険が適用される場合があります

受け口は軽度のものであれば歯列矯正だけで改善することもできますが、重度の症状の場合、骨切り術の施術を受けなければ改善できないと言います。

施術に保険が適用されるのは、受け口で「顎変形症」と認められたケースになります。

2.顎変形症を伴う受け口であれば、骨切り術に保険が適用されます

受け口は重度の症状になると、骨切り術を受けなければ改善は難しいとされています。

受け口の中でも「顎変形症」の症状を伴うと判断された場合は、骨切り術に保険が適用されるといいます。

その場合、自己負担額は50~60万円程度になります。

3.顎変形症には様々な症状が挙げられます

顎変形症と認められた場合、骨切り術に健康保険が適用されますが、いくつかの症例が考えられます。

まず、受け口の別名でもある下顎前突症、上下の前歯を合わせることができない開咬症、上下どちらかの顎が左右にずれている顔面非対称などです。

4.顎変形症を伴う受け口を改善すれば、大きなメリットが得られるといえます

受け口が重度であればあるほど、改善した後の人生で得られるメリットが大きいと考えられています。

見た目が大きく変わるという目に見えたものだけでなく、歯本来の機能を改善することができたり、顎関節症の予防ができたりと様々です。

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