受け口は施術をして悪化を予防しましょう
歯並びや噛み合わせが変化するのは、子どものときだけだと思っていませんか。
実は歯並びや噛み合わせは大人になってからも変化します。
驚かれる方も多いかもしれませんが、歯は意外と簡単に動いてしまうのです。
そのため、受け口を放っておくとさらに悪化して、歯並びや噛み合わせが悪化してしまう可能性があります。
受け口はできるだけ早めに施術して、歯並びが悪化するのを防いでいきましょう。
目次
大人になってからも歯並びは悪化するため、早めに改善・予防が必要です
そんなに簡単に歯が動くなんて、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、大人になってからでも歯は動きます。
一般的な歯列矯正はその原理を利用して、歯を動かして歯並びを改善します。
歯並びは私たちが普段何気なく行っている癖や習慣でも変化することがあります。
歯並びを悪化させる癖や習慣についてご紹介します。
日々の癖や習慣
- 頬杖をつく
- うつ伏せで寝る
- いつも同じ側を下にして寝る
- 舌で上下どちらかの歯を押す癖がある
このような習慣はありませんか?
このような習慣は特定の方向から歯を押してしまうため、歯並びが悪くなってしまいます。
少しの時間であればそこまで心配する必要はありませんが、長時間行っていると骨格や筋肉に影響を与えてしまい、歯並びを悪化させてしまう可能性が高くなります。
普段から姿勢が悪く顎を突き出すような姿勢をとっている人も、受け口になりやすい傾向にあります。
口呼吸
呼吸を行うとき鼻ではなく、口で行っていませんか?
口呼吸の原因は歯並びの問題や鼻の問題などがありますが、口呼吸はさまざまな不正咬合を引き起こしてしまう悪い癖のひとつと言えます。
口呼吸をしていると口が開いた状態になり、無意識のうちに舌の位置は下がってきてしまいます。
舌が下がると気道をさえぎってしまうため、呼吸の際に顎が出てしまいます。
この姿勢が習慣になると筋肉や顎の骨が順応し、受け口になってしまうのです。
施術を行って受け口の悪化を予防していきましょう
受け口などの歯並びや噛み合わせの悪化を予防するためには、受け口を治すことが一番です。
受け口を改善すれば、受け口の悪化の心配はほとんどいりません。
おすすめの受け口の施術法についてご紹介します。
短期間で周囲にバレずに矯正したい方はセラミック矯正がおすすめ
- 金属を付けるのはイヤ
- 周囲に気付かれたくない
- 何年も通院するのは難しい
- できるだけ早く治したい
このような方には、セラミック矯正がおすすめです。
セラミック矯正は、自分の歯にセラミック製の差し歯を被せることで歯並びを整える施術法です。
- 金属を付けることもなく、施術期間中は仮歯を入れるので周囲にバレにくい
- 最短数日、平均でも数ヶ月と短期間で施術が完了する
- 歯列矯正のように「後戻り」の心配がほとんどない
- 歯の色を白くすることもでき、歯並びだけでなく見た目がとても美しくなる
- 保険が利かないため、自費診療になる
- 自分の歯を削らなければならない
施術と共に癖や習慣を改善することも大切です
受け口の悪化を予防するためには、施術をして歯並びや噛み合わせを整えてあげることが一番ですが、それだけでは不十分です。
先述したように普段何気なくやっている癖や習慣も長時間続けると、歯並びや噛み合わせがズレてしまうことがあります。
そのため、施術して歯並びを改善することは大切ですが、施術とともに歯並びを悪化させる癖や習慣も改善することが大切です。
なぜかと言うと、歯並びを改善してもその癖や習慣を続ければ、また歯並びや噛み合わせが乱れてしまう可能性もあるためです。
特に頬杖は歯並びだけでなく、顔を歪ませてしまうこともあるためできるだけすぐにやめるようにしましょう。
癖や習慣は自分では気づきにくい部分ですが、改めて癖や習慣を見直してみましょう。
周囲の人にチェックしてもらうのもいいかもしれません。
すぐに癖や習慣を改善するのは難しいですが、していることに気付いたらすぐやめるようにして少しずつでも改善していきましょう。
(まとめ)受け口の悪化は予防することはできる?
大人になっても日頃の癖や習慣によって歯並びは変わります。
そのため受け口を放置すると、歯並びや噛み合わせがさらに悪化する可能性や、最悪の場合は歯を失ってしまう可能性もあります。
受け口は早めに施術をすることが大切です。
寝方や舌の癖、頬杖、口呼吸などの癖や習慣があると、大人でも歯並びが悪くなることがあります。
そのためその癖や習慣を改善しないと、受け口がさらに悪化してしまう可能性があります。
セラミック矯正は短期間で周囲にバレずに受け口を治したいと思っている方や歯並びとともに歯の色を白くしたい方におすすめの施術法です。
自費診療になりますが受け口の改善に必要な歯のみの施術になるため、歯列矯正よりも費用が抑えられることが多いです。
受け口の悪化を予防するためには、歯並びや噛み合わせを整える施術が効果的ですが、それだけでは不十分です。
受け口の施術と同時に、歯並びに影響する癖や習慣も改善して歯並びの悪化を予防していきましょう。