受け口が頭痛を引き起こすことがある?

受け口が頭痛の原因となる場合があります


受け口だと、通常よりも食べ物を噛む時に歯や舌の可動範囲が狭くなります。

そのため、噛む時に顎の骨や筋肉に無理な力が加わり、筋肉が酷使されて硬くなり、血流が悪くなって頭痛が起こるのです。

頭痛以外にも受け口は、発音がしにくい、ものが噛みにくいなどの悪影響を及ぼします。

受け口を歯科矯正で治すことにより、頭痛も解消されると言われています。

受け口で頭痛が起こるのは、噛み合わせがズレて筋肉に負担がかかるからです

通常の顎の骨格や歯並びというのは、上顎が下顎より前に出ており、上の歯は下の歯の外側にあります。

そのため食べ物を噛む時は、歯や舌が前後左右へ比較的自由に動かせます。

しかし、受け口の場合は下顎が上顎よりも前に突出し、噛み合わせも上の前歯が下の前歯の内側に沈みこんでいる状態で、通常と上下逆になっています。

すると食べ物を噛む時、歯が前後、左右自由に動かせなくなってしまいます。

つまり、歯や舌の可動範囲が狭くなるので、噛み合わせがズレてしまいます。

食べ物を咀嚼するためには、必死に歯を動かすことになるため、顎から首周りの筋肉が無理に動いて、大きな負担がかかってしまうのです。

また、顎を動かそうとして頭が不自然に振られたりもします。

そうなると、顎から首、肩にかけての筋肉の緊張状態が続くと筋肉が異常に強張り、血流が滞りがちになり筋肉性の痛みが生じます。

首と頭はつながっているので、首の痛みが頭へと伝わり、さらに咀嚼時の不自然な頭の振動と伴って頭痛を引き起こすというわけです。

受け口は頭痛以外にも、発音しにくい、虫歯になりやすいなどの悪影響を及ぼします


受け口は頭痛以外にも口腔内や体に様々な悪影響を及ぼすとされています。

まず、噛み合わせがズレるので、食べ物を十分咀嚼できなくなります。

すると、消化不良を起こし胃腸の機能が低下してお腹の調子が悪くなってしまう場合や、唾液の分泌量が少なくなって満腹を感じにくくなり食べすぎてしまう場合があります。

噛み合わせの悪さから歯茎にも負担がかかって炎症を起こし、歯肉炎などの口腔内のトラブルを招く場合もあります。

さらに、顎の骨や歯が発達不足になり舌の可動範囲が狭くなるので、発音がしにくいというデメリットが生じます。

特にサ行やタ行の発音が正しくできなくなり、英語の発音もしにくくなるとされています。

自分ではきちんと発音しているつもりでも、周りの人は聞き取りにくいと感じるので聞き返されることもあるでしょう。

また、噛み合わせの悪さから顎に大きな負担がかかるため、口を開けた時にカクカクという音がしたり、痛みを感じたりしてしまう顎関節症にかかるリスクも高まります。

他にも、見た目においても審美性が高いと言えないため、人目を気にして内向的になったり、気持ちがイライラしたりするなどメンタル面にもマイナスに働くケースが多いのも実情です。

受け口は歯列矯正で治せる可能性があります

受け口は軽度から中度なら、顎の骨を削るなど外科的施術をしなくても歯科矯正が治せる場合があります。

歯科矯正の中でも、短期間できるセラミック矯正が主流になってきています。

セラミック矯正は、自歯を削って土台となる芯を作り、型取りをして作成したセラミック製の人工歯を芯にはめ込んで固定し、歯並びをキレイな状態に正す方法です。

人工歯の色や形、大きさなどもある程度自由がきくので、理想的な歯並びが実現しやすく、審美性が高いとされています。

従来の矯正器具を数年装着するワイヤー矯正よりも、負担が少なく、人工歯は耐久性にも優れているなどメリットがたくさんあります。

また、重度の受け口の場合は程度や状態にもよりますが、上顎及び下顎分節骨切法(セットバック)という施術で治せる場合もあります。

セットバック法は、下顎の骨を歯ごと骨切にして、空いたスペースに歯と歯茎を後方に移動させるという方法です。

施術完了までには多少時間はかかりますが、矯正歯科でも対応可能であり、重度な受け口でもキレイになる可能性があります

(まとめ)受け口が頭痛を引き起こすことがある?

1.受け口が頭痛の原因となる場合があります

受け口は歯並びが悪いため、咀嚼時に顎の骨や筋肉などを酷使してしまうため、頭痛が起こりやすいとされています。

受け口は歯科矯正で歯列を整えることで、解消できる可能性があります。

2.受け口で頭痛が起こるのは、噛み合わせがズレて筋肉に負担がかかるからです

下顎が上顎より前に突出している受け口は、噛み合わせが上下逆になって噛みにくいため、顎の筋肉に大きな負担がかかります。

その結果、筋肉が強張って血流を妨げてしまうため、頭痛に繋がってしまうとされているのです。

3.受け口は頭痛以外にも、発音しにくい、虫歯になりやすいなどの悪影響を及ぼします

受け口は、頭痛以外にも食べ物が十分咀嚼されないことによる消化不良や歯肉炎など、体や口腔内に悪影響を及ぼします。

他にも、発音しにくい言葉のせいで会話に問題が生じてしまう場合や、顎関節症などのトラブルを招きやすいとされています。

4.受け口は歯列矯正で治せる可能性があります

軽度から中度の受け口は、審美性の高いセラミック矯正などの歯科矯正で治せる可能性があると言われています。

重度の受け口の場合は、顎の骨を切って骨と歯を移動させるセットバック法での施術が適しているとされています。

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