歯ぎしり癖があると受け口になりやすいの?

幼少期に歯ぎしりが多いと受け口になりやすいです


歯ぎしりを行うと、歯や歯茎に不必要な圧力がかかってしまいます。

そのため、やはり噛み合わせが上下逆となる受け口になってしまう可能性も高まります。

また同じ歯ぎしりでも、子供に見られる場合は特に注意が必要です。

大人以上に、受け口の原因となってしまいやすいためです。

歯ぎしり防止の方法はいくつか存在するので、個人で悩まず早めに専門医へ相談すると良いでしょう。

幼少期の歯ぎしりが受け口の原因になりやすい理由は体が未発達なためです

幼少期でも、歯ぎしり自体をすることは可能です。

歯が生え始める、もしくは生えそろうのに期間を要するため、むしろ幼少期の方がやりにくいかもしれません。

それでもなお、歯ぎしりを原因とした受け口は幼少期の方が起こりやすいです。

顎の骨がまだ発達し切っておらず、少ない圧でも偏位してしまいやすいためです。

また、歯ぎしりに抵抗がなくなってしまうという点も理由のひとつでしょう。

大人であれば、歯ぎしりは周囲に不快感を与える、受け口の原因になるかもしれないといった意識が働き、癖がついていてもある程度自制できます。

ところが子供の場合は、そうした意識が基本的に低いため、強く注意されない限りは続けてしまうということがあるでしょう。

子供の受け口は、成長につれて自然に改善する場合もあります。

ですが3歳頃の乳歯が生えそろうタイミングになってもまだ受け口の場合は、大人になるまで治らないといったケースも考えられます。

しかし、歯ぎしりや受け口は、大人になってからでも改善は期待できるため、手遅れということはないといえます。

歯ぎしりとは昼夜問わず起こる症状です


歯ぎしりといえば、基本的に就寝時の症状と考える人が多いことでしょう。

家族の歯ぎしりがうるさくて眠れない、自分の歯ぎしりのせいで寝つきが悪いといった話は、よく紹介されています。

ですが実は、医療的な観点から見た場合、歯ぎしりは就寝時のみの症状ではないと定義されています。

一般的な音が気になる歯ぎしりだけでなく、食いしばりやかちかちと音をたてる行為、音が出るほどでなくても歯同士をこすり合わせる癖なども、総じて歯ぎしりとされています。

これら音が出にくい歯ぎしりであっても、やはり子供の未発達な顎においては、ずれの原因となりかねません。

そのため、就寝時に歯ぎしりが見られない場合であっても、子供の口元にはできるだけ注視してやることが大切です。

歯ぎしりによる口元への影響は、受け口だけにとどまりません。

歯ぎしりは乱ぐい歯や過蓋咬合、交叉咬合、上顎咬合など、さまざまな噛み合わせの悪さに繋がります。

見栄えの悪い状態として受け口が有名ですが、これらのものであっても生活に影響を及ぼしかねません。

歯ぎしり癖を治して受け口を防ぐ方法があります

一度ついた癖というのは、そう簡単に治せるものでもありません。

特に無意識に歯ぎしりをしているともなれば、強い意思を持って改善に臨むのも難しいため、一層治しにくいことでしょう。

とはいえ、いくつかの対策があるのでそこまで心配する必要もありません。

まず原因についてですが、歯ぎしりは噛み合わせや噛むための筋肉の異常、そして精神的なストレスが組み合わさって起こるといわれています。

こういった場合、片側だけで噛むなど不自然な噛み癖や、ストレスが溜まっていることがないか考えてみましょう。

思い当たる原因があるのであれば、まずその原因となるものを解消することを心がけましょう。

癖になってしまった歯ぎしりには、噛み合わせに合わせた樹脂製のマウスピースや、就寝時の歯ぎしり対策用品であるナイトガードといった医療器具を使用するのも効果的です。

歯ぎしりが受け口やその他口腔障害の原因になることは医師も把握しているので、相談することで適切なアドバイスを受けられるはずです。

また、精神的ストレスを緩和するために、就寝前にリラックスできる音楽を聴くというのもひとつの手です。

そして万が一、歯ぎしりの癖が治らず受け口になったとしても、改善の余地は大いにあります。

矯正技術が確立されているので、程度に限らず歯や顎のずれを調整してもらえます。

とはいえ、やはりできる限り受け口になる前に、しっかり歯ぎしり癖を治しておく方が望ましいです。

できる範囲で、工夫を凝らしてみてください。

(まとめ)歯ぎしり癖があると受け口になりやすいの?

1.幼少期に歯ぎしりが多いと受け口になりやすいです

歯ぎしりをすると、歯や顎に不要な圧力がかかってしまいます。

そのため、受け口の原因となるケースも事実存在します。

また幼少期の子供は特になりやすいので、注意が必要です。

2.幼少期の歯ぎしりが受け口の原因になりやすい理由は体が未発達なためです

子供の顎は未発達であるため、歯ぎしりによる受け口が大人以上に起こりやすいです。

また、歯ぎしりに抵抗がないという点も一つの理由でしょう。

3歳を超えてもなお受け口のままである場合、大人になるまで治らないこともあるので注意が必要です。

3.歯ぎしりとは昼夜問わず起こる症状です

歯ぎしりは医療的な観点において、日中のちょっとした食いしばりや軽いこすり癖などもそのひとつとして定義づけています。

就寝中が問題なくても受け口になる可能性は十分考えられるので、注視しておくことが欠かせません。

4.歯ぎしり癖を治して受け口を防ぐ方法があります

歯ぎしり対策の方法は、多数存在します。

専用の医療器具で物理的に歯のこすれを妨げる、精神的ストレス緩和に繋がる音楽を聴く方法などです。

受け口を矯正する方法はありますが、できる限り防止できるよう早い段階で歯ぎしり癖をやめるようにしましょう。

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