受け口の矯正はいつからするべき?

受け口の状態によって、矯正はいつから行うべきかが変わってきます


受け口と一口にいっても、すべての症状が同じ状態とも限りません。

むしろ、人それぞれに状態は異なるのが一般的です。

そのため、受け口の矯正はいつから行うかも状態によって変わってきます。

主なポイントとしては、骨格要因と歯性要因の兼ね合いが重要となってきます。

これらのバランスによって、理想的なタイミングは変わってきます。

受け口矯正は骨格と歯の状態を考えて行うべきです

受け口には、2つの要因が伴います。

骨格自体が受け口の形になってしまっている骨格要因と、歯自体の向きによって生じている歯性要因です。

そして矯正しやすさで考えると、歯性要因の度合いが大きければ大きいほど改善しやすく、逆に骨格の影響を強く受けていると大掛かりな施術になりやすいです。

施術が大掛かりということは、体への負担が大きいため、幼い子供に施すのは難しくなってきます。

そのため矯正をいつから行うかという点については、歯性要因が主である受け口は幼少期より、骨格要因が大きい場合はより成長したタイミングでといった具合になります。

具体的には、まず骨格要因が小さい、もしくはないといったケースであれば、上の前歯2本が永久歯に生え変わった程度の、子供のときから施術できます。

まだ社会に出る前の幼少期に治してあげたいと考えるお客様は多いので、理想的なタイミングに思えるかもしれません。

ところが、骨格要因が中程度ともなってくると、幼い頃からの矯正より、顎の成長期における成長をコントロールする形が有効になってきます。

そのため、中程度の骨格要因であれば小学生の間に施術を受けると良いでしょう。

骨格要因が大きい場合については、次項にて紹介します。

この場合、施術はより大掛かりとなるため、さらなる注意が必要です。

骨格要因が大きい受け口は大人になってから施術するべきです


幼い頃、子供の時期に施術を受けさせたいと考える親は多いかもしれませんが、骨格要因が大きいとそうもいきません。

むしろ、体も歯もできあがる大人になってからのタイミングが理想的です。

ですがこれは、逆にいうと大人になってからでも遅くないと捉えることにも繋げられます。

成長期を終えてからでも受け口の矯正は可能なので、安心してください。

施術法としては、一般矯正だけでなく外科的施術も導入した形となります。

一般的にいわれる受け口や反対咬合の施術としてではなく、顎変形症の症例の一つとして治す場合が多く、術前矯正ののち、顎の位置自体を外科的に調整します。

こちらの場合は、小児期より気になっていてもあえて何もせず放置し、大人になってから施術するといった流れが特徴的です。

幼いうちに治したいという希望も強いかもしれませんが、安全性が高く、かつ確実な治療を目指す上でもこの流れに沿うことが重要です。

いずれにおいても高度な技術を要するため、経験豊かな専門医による入念なカウンセリングを受けることが大切です。

まずは受け口になった原因から考えましょう

受け口が気になるからといって、かならずすぐさま矯正を検討しなければならないのかといえば、そうでもありません。

受け口になった要因や、症状の出始めたタイミングを考えて、適切な対策をとるべきです。

受け口の要因には、主に2種類が考えられます。

生まれつき症状の見られる遺伝要因のものと、環境に応じて受け口となる環境要因のものです。

そしてもし要因が後者である場合については、同じく環境の工夫によって改善を目指す方法が一般的となっています。

MFTこと口腔筋機能療法と呼ばれる施術で、施術とはいえそこまで大掛かりなものでもありません。

噛み方のトレーニングや補助装置を用いる程度なので、体への負担も少なく実施しやすいです。

ですが、前者の遺伝要因が原因であれば、より専門的な医師への相談を速やかに行うべきです。

いずれにおいても専門医のアドバイスは重要ですが、要因を見極めて、深刻度を家庭内でも判断しておけると、より安心して施術に向かうことが出来るでしょう。

(まとめ)受け口の矯正はいつからするべき?

1.受け口の状態によって、矯正はいつから行うべきかが変わってきます

受け口にもさまざまな種類があります。

状態によって施術法はさまざまで、それと同時に矯正いつから行うべきかも違ってきます。

自己判断せず、まずは専門の医師に相談することが大切です。

2.受け口矯正は骨格と歯の状態を考えて行うべきです

受け口の矯正は、骨格要因と歯性要因のバランスで決められます。

歯性要因が主であれば、矯正は幼い頃から施術可能です。

ですが骨格要因が中程度ともなると、小学生の時期になるまで待つ必要があるでしょう。

3.骨格要因が大きい受け口は大人になってから施術するべきです

骨格要因の大きい受け口の施術は、体も歯もできあがった大人になってからのタイミングが一般的です。

また、この場合は矯正に加えて外科的施術も行います。

歯列矯正ののち、顎の位置そのものを調整する方法によって施術していきます。

4.まずは受け口になった原因から考えましょう

受け口の原因は、主に遺伝要因と環境要因に分けられるといいます。

後者に関しては負担の少ない改善も期待できますが、前者は専門的な施術が必要となる場合が多いです。

専門医への相談はもちろんのこと、個人でも深刻度が見極めておけるとより安心です。

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