受け口が治ることで得られるメリットは発音やフェイスラインの美しさなど様々です
受け口は上下の噛み合わせが反対になっている状態であるため、これを治すことによって噛み合わせが良くなり、発音しにくかった言葉が正確に発音できるようになると考えられます。
また、セットバック法やオトガイ形成術などの施術を受けフェイスラインを整えれば、コンプレックスになりがちな横顔も美しいものになることが期待できます。
目次
受け口は外見や身体機能、社会生活において様々なデメリットを及ぼします
受け口の状態を放置しておくことは、日常生活に様々なデメリットをもたらすといいます。
では、受け口にはどんなデメリットがあるといわれているのでしょうか?
症状の重さにもよりますが、一般的に受け口の人の横顔は下唇や下顎だけが前に突出しているように見えます。
そのため、外見をコンプレックスに思いがちになる方が多いといいます。
コンプレックスが原因となり、精神的なストレスを感じるケースもあります。
また、審美的な要素以外にも、受け口により発音に問題が生じることがあり、話し方にコンプレックスを感じる方もいるようです。
消極的な性格になってしまう、人とのコミュニケーションを避けてしまう、など社会生活においても支障をきたす恐れがあります。
歯の磨き残しが出やすく、虫歯や歯周病など歯の病気にかかりやすい傾向にあるといいます。
また、噛み合わせの悪さが肩こりや頭痛、顎の痛みなどを生じさせる可能性もあります。
咀嚼機能も低下し、消化不良を起こしやすいというリスクもあります。
受け口が治ると社会生活の向上や病気のリスクが減るなどのメリットがあります
受け口が治ることにより、日常生活に多くのメリットをもたらすと考えられています。
ここでは、受け口を治すことで得られるメリットを挙げていきたいと思います。
歯科矯正、もしくは外科的な施術により受け口を改善した場合、フェイスラインが大きく変わるといわれています。
一般的に、鼻先、唇、顎先が一直線上にある「Eライン」が理想的だといわれていますが、受け口を治す施術を受ければこのラインに近づけることが可能です。
外見のコンプレックスを解消することは、社会生活に大きなメリットをもたらすでしょう。
同時に話し方のコンプレックスも解消され、受け口が治ることで性格が明るくなり、人とコミュニケーションを取ることが積極的に行えるようになるといいます。
噛み合わせが良くなることで、歯磨きやしやすくなり、虫歯や歯の病気にかかるリスクを減らすことが可能です。
受け口が原因となる肩こりや頭痛、顎の痛みなどが解消され、咀嚼機能も向上することが期待できます。
受け口を改善するための施術にはいくつか種類があります
受け口を改善する施術はクリニックによって様々です。
ここでは、受け口を治すための施術をいくつか紹介していきましょう。
セラミッククラウンを用いて歯並びを矯正するのがセラミック矯正です。
歯並びを改善したい箇所を削り、その上からセラミッククラウンをかぶせることで審美性の高さを実現します。
矯正にかかる期間が非常に短く、見た目にもほとんど影響を与えないため人気のある施術です。
セットバック法は、下顎(場合によっては上顎も)を切ることで顎の位置を後方に移動させる施術です。
歯並びの矯正だけで治らなかった受け口を改善させることが可能となります。
また、オトガイ(顎)形成術と同時に行うことで、よりフェイスラインが美しくなるといわれています。
名称通りワイヤーを用いて歯の矯正を行う施術です。
抜歯や骨を削るなどの必要はありませんが、見た目に影響を与える、矯正にかかる期間が非常に長いというデメリットがあります。
(まとめ)受け口が治るとどんなメリットがある?
受け口は横顔がコンプレックスになりがちですが、セットバック法やオトガイ形成術などの施術を受ければフェイスラインを整えることが可能です。
また、上下の噛み合わせが正常になることで、発音が正確に行えるようになるでしょう。
受け口は横顔や話し方がコンプレックスになりやすく、それが原因で精神的なストレスを感じたり、コミュニケーションなどに支障をきたす恐れがあるといわれています。
また、歯の病気や身体の痛み、消化不良などを起こしやすいというデメリットがあります。
受け口が改善されると、フェイスラインも大きく変化するといいます。
外見と話し方のコンプレックスが同時に解消され、社会生活を向上させることができるようになるでしょう。
また、噛み合わせの悪さによる病気のリスクを減らせるというメリットもあります。
受け口を改善するための施術には、セラミッククラウンを用いるセラミック矯正、下顎を切ることで顎の位置を後方に移動させるセットバック法、ワイヤーを用いるワイヤー矯正など様々なものがあります。