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インプラント後にしびれが出ることがある?

インプラント施術後にはまれにしびれなどが生じる可能性があります


インプラントには多くのメリットがありますが、まれにインプラントの施術を行ったあとに不具合が生じるケースもみられます。

インプラント施術後に問題となるのは、インプラントを入れた場所の周辺にしびれなどの症状がでる場合です。

このしびれが 一週間以上も続くような場合には顎の神経に問題が生じている可能性があるといえます。

インプラント施術後のしびれは顎の骨の中の神経に関係しているといわれます

インプラントの施術後、インプラント周辺にしびれや麻痺が発生することがあります。

もしもいつまでもしびれが残っている、また徐々にしびれがひどくなってきたという場合には神経に影響がでている可能性があるといえます。

しびれが出ている場合、唇を思うように動かせない、飲み物が口からこぼれてしまうなどの異常が みられるようになります。

下顎の骨の中には下顎管があり、その中に動脈や静脈、下歯槽神経(かしそうしんけい)という神経が通っています。

インプラントの施術は通常この下歯槽神経を傷つけないように行われますが、万が一、施術時にインプラントが神経にぶつかってダメージを与えてしまった場合にこのしびれが生じるといわれています。

この下歯槽神経の圧迫や損傷が生じた場合、インプラントの施術を行った左右のどちらかにしびれなどの影響がでるという特徴があります。

もしこのようなしびれが出た時でも、すぐに修復手術を受けると80~90%という高い割合で改善が期待できるといわれているので、早めに医師に相談しましょう。

歯性上顎洞炎などさまざまなトラブルが生じる場合もあります


上顎の上部には上顎洞(じょうがくどう)という隙間が開いています。

歯性上顎洞炎とはインプラント周囲の細菌が上顎洞に入り込んで上顎洞の粘膜が炎症を起こす病気です。
上顎の奥歯にインプラントを埋め込んだときに生じる可能性があるといわれています。

上顎洞炎では頭痛や鼻づまり、目の下の腫れや圧迫感などの症状がみられ、左右どちらかに症状が生じるという特徴があります。

歯性上顎洞炎にかかった場合には、抗生物質や消炎剤で細菌の感染を抑えることで改善が期待できます。

ただし、症状によっては外科的に膿を出すことや、口腔外科や耳鼻咽喉科で診察してもらう必要があるとされています。

またインプラントの施術時にインプラントの先端が骨を突き抜けて上顎洞まではみ出てしまうということもあります。

上顎洞にインプラントがはみ出すと上顎洞インプラント迷入になり、歯性上顎洞炎と 同じように頭痛や鼻づまりなどの症状が発生しますが、極端な場合には、力が加わったときにインプラントが上顎洞側に抜けて落ちることもあるといわれています。

この上顎洞インプラント迷入の場合にはインプラントを摘出する必要があるといわれます。

インプラントでは事前に十分な検査を行う必要があります

インプラントの施術後に下歯槽神経の圧迫や損傷が生じる、歯性上顎洞炎などが発生するのは、事前の検査が十分でないことが原因といわれています。

インプラントの施術を行う前には検査がとても重要です。

インプラントを実際に埋め込む前には、検査で現在の顎骨の位置や量などを確認してからインプラント体を埋め込む場所や向き、インプラントの種類などを決定して、インプラント施術計画を立てます。

CT 撮影の検査では骨の厚さ、神経の位置、骨密度などの詳しい状態が分かるので、 CT 撮影後の施術の場合にはこのような問題が起きにくいといわれています。

ところが、レントゲン撮影だけの検査の場合には実際の骨の厚みなどを正確に確認することは難しいため、実際に施術を行ったら、インプラントの長さや大きさが合わなかったということになる可能性があるといわれます。

しびれや麻痺は下顎の骨の中にある神経にインプラントがぶつからないようにすることで発症が避けられ、歯性上顎洞炎などは上顎の骨の位置や厚さに合う インプラントを選ぶなどの対処方法で対応が可能でしょう。

インプラントの施術は、事前の検査をきちんと行っている病院で受けると安心です。

(まとめ)インプラント後にしびれが出ることがある?

1.インプラント施術後にはまれにしびれなどが生じる可能性があります

まれにですが、インプラントの施術を行ったあとに、インプラントを入れた場所の周辺にしびれなどが生じる場合があります。

しびれなどない一週間以上続くときには、神経に問題が起きている可能性があるといえます。

2.インプラント施術後のしびれは顎の骨の中の神経に関係しているといわれます

インプラント施術後にしびれや麻痺などが残っている場合には、下顎の骨の中にある神経への圧迫や損傷が生じている可能性があります。

しびれが生じても早めに神経の修復手術を受けると改善が期待できるため、すぐに医師に相談するようにしましょう。

3.歯性上顎洞炎などさまざまなトラブルが生じる場合もあります

上顎では歯性上顎洞炎などのトラブルが生じることがあります。

インプラントの周囲の細菌が骨の上の上顎洞という隙間に入り込み炎症を起こす病気です。
またインプラントが骨からはみ出す上顎洞インプラント迷入という症状もあります。

4.インプラントでは事前に十分な検査を行う必要があります

インプラントの施術後に神経の圧迫が生じる、歯性上顎洞炎などが発生する原因は施術前の検査が十分でないためといわれています。

CT撮影で骨の厚さや神経の位置などを詳しく確認してから施術計画を立てることでトラブルが起きにくくなるといえます。

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