湘南美容歯科が運営する歯や歯科矯正の悩みに答えるwebマガジン
湘南美容外科が運営する歯や歯科矯正の悩みに答えるwebマガジン

タバコはインプラントに影響する?

タバコはインプラントの成功率を下げる恐れがあります


喫煙者は喫煙されていない方と比較して、インプラントの成功率に10%も差が出るとされています。

インプラントは歯肉を切開して歯根になるインプラントを埋めて歯肉を閉じ、顎骨とインプラントが結合するまで待つ必要があります。

結合までかなりの時間がかかりますが、その時にタバコを吸うと結合が悪くなり、インプラントが抜けてしまうことがあるのです。
インプラントの成功率を上げるため、施術期間中は禁煙を求める美容歯科がほとんどです。

骨との結合は血行不良から妨害されます

喫煙によりインプラントと顎骨が結合しにくい原因は、血行不良によって妨害されているからです。

タバコに含まれるニコチンには血管を狭めてしまう作用があります。
その上喫煙で一酸化炭素が血中に発生し、酸素の循環を妨害することで血行不良を起こしてしまうのです。

血行不良に陥ると歯茎や顎骨を含めた前身の骨に栄養や酸素が十分に渡らず、顎骨や歯周組織が衰弱します。
丈夫な顎骨や歯肉ではなくなってしまうため、埋入したインプラントの結合が上手くいかず、最終的には外れてしまう仕組みです。

再度インプラントを施すためには、骨や歯肉の回復が必要です。
しかしタバコを吸い続けると骨や歯肉の回復も妨害し、なかなかインプラントができない状態になります。
そもそも5年から10年以上喫煙している場合、非喫煙者よりも骨や歯肉が弱っていて、インプラントができないと判断されることもあるでしょう。

感染症や口腔トラブルにもなりやすいです


タバコの影響は骨との結合だけではなく、感染症や口腔トラブルが発生するリスクが上がる影響もあります。

では具体的にどんな影響があるのかご紹介しましょう。

感染症にかかるリスク

血液には免疫力に関わる白血球が含まれています。
白血球は体内に侵入してきた細菌やウイルスを攻撃し、健康が維持することが役目です。
タバコは白血球の働きを抑えてしまうため感染率が上がり、歯肉に炎症が起きやすくなります。

口腔への被害だけではなく、免疫力が低下することで健康にも関わるので注意しましょう。

細菌が増殖しやすくなる

ニコチンの影響で血行不良になると唾液の分泌も少なくあります。
唾液は口腔内の細菌を自浄する作用があるので、分泌量が減って細菌が増殖しやすい環境になってしまうのです。

インプラントは天然の歯に比べて歯肉の抵抗力が弱いため、インプラント周囲炎になりやすく、悪化すればインプラントが外れてしまうでしょう。

喫煙者は歯周病やインプラント周囲炎になるリスクが通常の2倍から6倍とも言われており、ヘビースモーカーの方はとくに気を付けてください。
細菌が増殖した口内は歯周病だけではなく、口臭も発生しやすくなります。

加熱式タバコでも注意しましょう

インプラントを行うにあたり、加熱式タバコを愛用されている方も影響に気を付けてください。

最近、利用者が多い加熱式タバコはタバコ葉に専用器具で熱を与え、ニコチンを発生させるタバコです。
噛みタバコのように燃やさないため煙がほとんど出ず、ニオイも少なく、有害物質も90%以上カットできるメリットがあります。
タールを含まないため、歯にヤニがつくこともありません。

通常のタバコに比べて安全性はあるものの、インプラントに影響がないわけではありません。
加熱式タバコは煙の代わりに水蒸気が出てきますが、その中には一酸化炭素や揮発性有機化合物といった有害物質が含まれており、その中にニコチンが含まれているのです。

加熱式タバコであってもインプラントに悪影響を及ぼすリスクがあります。
ニコチンは依存性が強いので、簡単にタバコを止めることは難しいでしょう。
インプラントの施術前の数日から施術後の2週間を目安に禁煙を心がけてください。

禁煙の間はストレスが多いので、禁煙グッズの利用がおすすめです。
またインプラントに成功してもタバコを吸う量が多いと、上記で紹介したリスクが上がるので、インプラント後はタバコの量を減らす努力もしましょう。

タバコを吸われている場合は顎骨の再生が必要になることもありましが、美容歯科によってはその施術ができないことがあります。
そのため骨の再生を提案が可能な美容歯科に相談してみてください。

(まとめ)タバコはインプラントに影響する?

1.タバコはインプラントの成功率を下げる恐れがあります

インプラントは埋めた後に顎骨と結合しますが、タバコを吸うと結合しにくくなるため、インプラントの成功率を下げてしまいます。

非喫煙者と比べて10%も成功率が下がるので、施術期間中は禁煙が推奨されています。

2.骨との結合は血行不良から妨害されます

タバコのニコチンが血管を収縮し、血液中に発生する一酸化炭素が酸素や栄養の供給を妨害することで血行不良が起きます。

その影響で顎骨や歯肉が弱り、その結果インプラントとの結合が上手くいかなくなってしまうのです。

3.感染症や口腔トラブルにもなりやすいです

タバコには細菌やウイルスを攻撃する白血球の働きを抑制する作用があるので、免疫力が低下することで歯肉に感染して炎症が起きやすくなります。

唾液の量が減る作用もあり、細菌が増えるので歯周病や口臭といったトラブルも発生しやすいです。

4.加熱式タバコでも注意しましょう

煙が出ず有害物質も少ない加熱式タバコでもニコチンを含むため、インプラントでは悪影響を及ぼす可能性があります。

タバコの種類問わず施術前から施術後2週間は禁煙を心がけ、骨が弱っている可能性があるので骨の再生ができる美容歯科に相談しましょう。

230
Return Top