永久歯に問題があるガミースマイルでも対応できる施術は複数あります
永久歯が小さい場合でしたらラミネートベニアなどが施術として挙げられます。
また、セラミッククラウンという被せ物や差し歯により小ささをカバーすることができる施術もあります。
ただ、永久歯ではなく歯肉だけに問題があるなら歯肉整形も挙げられるでしょう。
しかし多くの場合、歯茎単独だけでガミースマイルになっていることは少ないのです。
より確実にガミースマイルを改善したいなら、他の施術と併用することも検討してみてください。
他にも骨格に問題があるなら、セットバック法も有効と言われています。
目次
永久歯が小さい場合はラミネートベニアなどで対策が可能です
ガミースマイルは子供の頃、永久歯に生え変わる際に改善されることもあると言われています。
しかし絶対的なものではありません。
改善されずガミースマイルのまま大人になる人も少ないのです。
大人になってからガミースマイルを改善するなら、その原因それぞれに合わせた施術を行う必要があります。
代表的な施術として、歯肉整形やラミネートベニア、セラミッククラウンやセットバック法が挙げられるでしょう。
その中でも永久歯の問題によってガミースマイルが生じている場合ならば、ラミネートベニアやセラミッククラウンが考えられます。
例えば、子供の歯から永久歯に変わったはずなのに、大きさが小さいままの場合があります。
これは矮小歯と呼ばれますが、そこまで珍しいものではないと言われている症状の一つです。
歯が小さいためどうしても歯茎が目立つことになりガミースマイルになってしまう原因の一つとして考えられています。
この場合、歯肉整形では改善が困難と考えられるので、ラミネートベニア法やセラミッククラウンが有効とされているのです。
ラミネートベニアは問題のある歯の表面を薄く削り、そこに薄い人口歯を装着するという施術で、セラミッククラウンは、セラミックで作られた被せ物や差し歯を装着する施術となります。
小さな永久歯を大きくすることができるため、これらの施術はガミースマイルの対策に良いと考えられているのです。
歯肉だけに問題があるなら歯肉整形もあります
永久歯に問題がないけれど、歯茎によって永久歯が小さくなっている場合もあります。
歯肉整形は、笑う時にどうしても目立ってしまう歯茎部分を外科的に切除する施術です。
例えば歯茎が通常よりも発達すると、歯よりも歯茎が目立つことにつながります。
また、歯茎が歯にかぶってしまうことで、歯が小さくなって歯茎が目立つことにもつながるのです。
このような場合、発達している歯茎を切除することでガミースマイルを改善できると言われています。
ただ、ガミースマイルは歯茎だけに問題が生じてなっていることは少ないと言われているのです。
実際は歯茎にも永久歯にも問題がありガミースマイルを作り出していることも少なくありません。
そうであるならば他の施術も必要になる場合も多いのです。
例えばラミネートベニアやセラミッククラウンを併用することで、より確実にガミースマイルの改善が期待できると考えられているのです。
またガミースマイルは改善できたけれど、歯茎の変色も気になるという場合もあります。
その時は歯のピーリングも一緒に行うと良いでしょう。
骨格が問題ならセットバック法による施術がおすすめでしょう
ガミースマイルの原因が歯茎や永久歯の問題ではなく、上あごの骨格などが原因なら、もっと大掛かりな施術が必要となる場合もあります。
そもそも日本を含めたアジア人の骨格は、上あごや口の周囲の骨が出っ張っている傾向にあると言われています。
骨が出っ張っていることで、歯茎が長くなりがちと言われているのです。
そのためガミースマイルを改善するためには、骨格という根本への医療的なアプローチが必要になる場合もあります。
その場合はセットバック法という外科的な施術が効果的な方法として挙げられるでしょう。
具体的には上下左右の四番目の歯である第一小臼歯を抜きます。
歯が抜けた所にはスペースができるのですが、そこを利用して歯茎の骨ごと後ろへ下げるという施術です。
このセットバック法はガミースマイルだけではなく、骨格によって生じる出っ歯や受け口のような問題も改善できると言われています。
かなり大規模な施術と感じられるかもしれませんが、施術時間は3時間ほどで終わり入院の必要がないのはメリットと言えるでしょう。
このようにガミースマイルを改善する施術は複数あります。
永久歯に問題がある場合、骨格に問題がある場合など原因はさまざまですのでしっかり医師と相談して自分に適切な施術を選び改善を目指しましょう。
(まとめ)永久歯が問題となるガミースマイルの施術ってあるの?
永久歯が小さいならラミネートベニアやセラミッククラウンなどの施術で改善が期待できます。
これらの施術であれば、永久歯の小ささをカバーすることが可能です。
歯茎に問題があるなら歯肉整形、骨格が問題ならセットバック法も有効と言われています。
永久歯が小さいなどの問題ではラミネートベニアやセラミッククラウンが有効な施術の一つと言われています。
ラミネートベニアは薄い人口歯を装着する、セラミッククラウンはセラミックの被せ物や差し歯によって永久歯の問題をカバーできると言われています。
永久歯に問題はなく歯茎によってガミースマイルになっている場合があります。
その場合は歯肉整形が有効と言われています。
ただ、確実に改善したいなら歯肉整形と他の施術を組み合わせることも良いです。
ガミースマイルが骨格性のものでしたらセットバック法が良いでしょう。
外科的な施術となりますが、骨格という根本の問題を解決できると言われています。
そのためガミースマイルの原因の一つとなる出っ歯の改善も期待できるのです。