差し歯の周りの歯茎の色が黒くなるのはなぜ?

差し歯をして歯茎の色が黒くなるのは主に差し歯の金属が原因で起こります


差し歯をしてから歯茎の色が黒く変色した場合、差し歯に使用されている金属が変色の主な原因となっています。

差し歯に使用されている金属の成分が流れ出して歯茎に作用することで歯茎の色が黒く変わり、だんだんと歯茎が下がって歯の根まで見えるようになる場合もあります。

また、差し歯の土台部分の金属が理由で歯茎の色が変わる場合もあります。

差し歯にすると歯茎が黒くなる場合があります

差し歯は虫歯やぶつけて歯が折れてしまったときなど、歯を無くしてしまったときに代わりに入れることのできる人工歯です。

歯が無くなってしまっても、歯の根が健康な状態で残っていれば歯の根に土台(コア)を立てて人口歯(クラウン)を被せて差し歯を入れることができます。

歯茎が黒くなってしまう状態は、この差し歯の土台やクラウンに使われている金属が主な原因になって発生します。

保険が適用される差し歯の場合には、周りからは見えない内側の部分に金属が使われているので、年月が経つうちにその金属が銀イオンとして流れ出して歯茎に沈着し、歯茎が黒くなる場合があります。

このような歯茎の変色は個人差がありますが、差し歯をしてから4、5年くらいで起きはじめる場合が多くみられます。

歯茎が黒くなることを避けたい場合には、差し歯を選ぶときに金属を使用しないファイバーコアなどの土台や、オールセラミックなどのクラウンを選ぶことで将来的な歯茎の黒ずみの予防が期待できます。

非金属の差し歯は保険が適用されない自費診療になるので、差し歯を作る際には施術代が高額になりますが、歯茎や差し歯が変色しないという大きなメリットがあります。

黒くなった歯茎は歯肉整形で改善が期待できます


差し歯により歯茎の色が黒く変色した場合など、黒くなった歯茎の色は歯肉整形で改善することが期待できます。

差し歯の金属が原因で歯茎が黒くなってしまった状態の場合、まずは差し歯を金属ではない素材のものに変える施術を行うのが一般的です。

金属を使用した差し歯のままにしていると、歯茎の変色だけでなく歯茎が下がって歯の根が見えてしまう場合もあり、見た目だけでなく歯根が見えていることで虫歯になりやすくなるというデメリットも生じます。

差し歯の土台とクラウンを非金属の素材に変えることで歯茎の黒ずみの解消が期待できますが、差し歯を変える施術をしたあとにも歯茎に色素沈着が残ってしまう場合があります。

このように歯茎にまだ黒く色素沈着が残っている場合には、歯科用レーザーを使用して歯茎の黒ずみ部分を取り除く、歯肉整形の施術を行うことでさらに歯茎の色の改善が期待できます。

歯肉整形は痛みが少なく施術後の回復も早い施術なので、安心して歯茎をきれいに改善するための施術を受けることができます。

他にも歯茎が黒くなるさまざまな原因があります

差し歯の金属や、施術時に細かな金属片が歯茎に入り込んでしまったことが原因で歯茎の色が黒く変化してしまうことがありますが、その他にも歯茎の色が変化する原因はいろいろあります。

気がついたら歯茎の色が変わっていた、歯茎の色が変わってきた気がするというときには、他にどんな理由があるでしょう。

歯周病の場合にも歯茎の色は変化します。

歯周病のため歯茎に炎症が起きた場合には、だんだんと歯茎の血流が悪くなって歯茎の色が変化していきます。

歯周病の場合は気がつかないうちに進行が進むため悪化する前に早めに気づけるよう注意が必要です。

タバコを吸う方の場合には、長くタバコを吸い続けていることでタールやニコチンなどが原因になって歯茎に色素が沈着して黒く変化してしまう場合があります。

歯茎の色素沈着の場合には、多くの場合歯茎のホワイトニング(ベビーピーリング)の施術が適しています。

歯茎に膜ができる薬剤を塗ってから、1週間ほど剥がれるまでそのままにしておくことで、黒ずんだ歯茎の色から元のきれいな色への改善が期待できます。

(まとめ)差し歯の周りの歯茎の色が黒くなるのはなぜ?

1.差し歯をして歯茎の色が黒くなるのは主に差し歯の金属が原因で起こります

差し歯の周りの歯茎が黒く変色する主な原因は、差し歯や差し歯の土台に使用されている金属です。

歯茎に当たる金属の成分が作用しているため、歯茎の色がだんだん黒くなっていきます。

2.差し歯にすると歯茎が黒くなる場合があります

差し歯により歯茎が黒くなった場合、差し歯の金属部分から銀イオンが流れ出して歯茎に沈着、変色する場合が歯茎の変色の主な原因になります。

金属を使用しない差し歯を作ることで歯茎の変色の予防が期待できます。

3.黒くなった歯茎は歯肉整形で改善が期待できます

差し歯によって歯茎の色が黒く変色した場合には、多くの場合、差し歯を金属が使われていないものに変える施術が行われます。

さらに色素沈着している歯茎の色をきれいにするためには歯肉整形で黒ずみの部分を取り除く施術が適している場合が多いといえます。

4.他にも歯茎が黒くなるさまざまな原因があります

差し歯に使用されている金属から歯茎の色が黒く変化するだけでなく、歯周病で血流が悪くなるためやタバコをよく吸うことによる歯茎の色素沈着で色が変化する場合もあります。

色素沈着には歯茎のホワイトニングが適していると言われています。

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