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銀歯が胎児に与える影響とは?

アマルガムの銀歯だと胎児に悪影響を与える可能性があります


使用している銀歯の素材がアマルガムの場合、胎児に影響がないとは断言できません。

1970年代から保険金属として使われはじめたアマルガムは、水銀を含む金属で、その水銀が体に蓄積すると不調が表れることがあります。

お腹にいる胎児にも悪影響があるとされており、日本では厚生労働省から水銀に対して注意喚起が行われています。

なので、アマルガムの銀歯を使用している場合は、ただちに除去しましょう。

銀歯の代わりにコンポジットレジンやセラミックがおすすめです

妊娠されている方や妊娠を望む方で虫歯の改善や歯の欠けの修復に銀歯を使用されているのであれば、コンポジットレジンやセラミックへの交換がおすすめです。

コンポジットレジンとセラミックはアマルガムをはじめ金属を使用していない素材なので、金属や水銀の影響を受ける心配がありません。

なので、胎児にも悪影響を与えることもなく歯を修復することができます。

メリットは安全性だけではなく、見た目にもあります。

銀歯は金属の色が目立ってしまい、気になる方は少なくないでしょう。

コンポジットレジンやセラミックは白い補綴物なので目立ちにくく、審美性を高めることが可能です。

かつてのコンポジットレジンは変色や強度に欠点がありましたが、今は改良が進み、高品質な施術ができるようになっています。

セラミックは天然の歯に近い美しさだけではなく、丈夫でしっかりメンテナンスをすれば10年どころか20年も維持できる耐久性が魅力です。

どちらも安全で審美性がある施術ですが、コンポジットレジンは適応範囲が限られることがあります。

改良されているとはいえ、プラスチック素材であるため強度はセラミックに劣るので、大きな銀歯や欠損には対応できません。

その場合はセラミックインレーやセラミッククラウンで対応することになります。

水銀は障害や染色体へのダメージなど様々な悪影響があります


水銀は新生児に運ばれると障害を抱えたり、染色体を傷つけたりといった悪影響があり、母親にも様々な不調を与えるので危険です。

アマルガムは水銀以外に銀やスズ、銅、亜鉛が含まれていますが、その半数の割合を水銀が占めています。

銀歯として口内に装着すると、蒸気と腐食の影響で水銀が溶け出したり蒸発したりして、体内に蓄積されてしまうのです。

蓄積するとアトピーといった皮膚症状、肩や首こり、肘や膝の痛み、頭痛、めまいなどの体調不良、他にも不眠、イライラ、倦怠感など精神にも影響が出るとされています。

動物を使った実験によると、アマルガムを使っている妊婦の母乳は、水銀濃度が上昇するという結果が判明しています。

血液や母乳により胎児・新生児に水銀が運ばれてしまうと、動物実験の場合は神経障害や行動障害などがみられると報告されています。

また、一部の研究では水銀が自閉症との関係性も示唆されているのです。

他にも胎盤をすり抜け、胎児の染色体を損傷する可能性があります。

特に妊娠初期3ヶ月は、胎児に影響を与えやすいので注意が必要です。

また、アマルガムを詰めた女性は生理不順や不妊症に悩まされるケースもあり、自然流産や死産のリスクも上がるという研究結果も示されています。

現在はほとんど使用されていないアマルガムですが、上記のような母子に様々な悪影響を及ぼしかねないので、銀歯を使っている女性は警戒し、コンポジットレジンやセラミックへの切り替えを検討しましょう。

妊婦にとって虫歯や歯周病も危険です

妊娠中は虫歯になりやすいとされており、この虫歯も母子にとって危険なものです。

つわりにより歯がしっかり磨けないこともありますし、胃酸逆流で口内が酸性に傾くと虫歯が繁殖しやすくなります。

一度にたくさん食べられないので食事の回数も通常より短いので、歯の再石灰化が早く、ホルモンバランスの乱れで唾液がねばつき、歯周病菌も繁殖しやすくなるでしょう。

また、婦人科への通院が忙しく、歯科医院に行く時間が確保できないことも、虫歯ができやすい要因と言えます。

虫歯菌や歯周病菌が体内に侵入してしまうと、早産を起こしたり、低体重児を出産したりする可能性があると言われています。

飲酒や喫煙でも同じ危険性がありますが、アメリカの研究ではそれ以上に歯周病は危険性があると判明しています。

銀歯の場合、その下に虫歯ができやすいと言われています。

経年劣化で歯と銀歯の間に隙間ができたり、銀歯に汚れや細菌が付着したりすることが原因です。

一方、コンポジットレジンやセラミックなどの場合は隙間ができにくい特徴があります。

そのため、汚れや歯石も落としやすいので虫歯が発生リスクを軽減することができるです。

虫歯になりにくいことによって、胎児への影響を予防することができます。

健康な赤ちゃんを産みたいと考えている方は、ぜひコンポジットレジンやセラミックの実績が多い歯科医師に相談し、安全な補綴物に切り替えてみてください。

(まとめ)銀歯が胎児に与える影響とは?

1.アマルガムの銀歯だと胎児に悪影響を与える可能性があります

アマルガムの銀歯は水銀を含んでおり、その影響で体や心に不調が現れることがあり、水銀の胎児への影響に関して厚生労働省でも注意喚起されています。

アマルガムの銀歯を使用している妊婦や妊娠を望む方、体調不良が続く方は外すことが望ましいです。

2.銀歯の代わりにコンポジットレジンやセラミックがおすすめです

コンポジットレジンやセラミックは危険な金属を使用していないので、母子に悪影響を与えることはありません。

審美性が良く、適度な強度が魅力ですが、歯の状態に応じてコンポジットレジンが使用できないので、その場合はセラミックで修復していきます。

3.水銀は障害や染色体へのダメージなど様々な悪影響があります

アマルガムに含まれる水銀は胎児に神経障害や行動障害を発症させたり、染色体に損傷を与えたりする危険性があり、妊娠初期は特に注意が必要です。

また、女性にも身体の不調や不妊症、流産、死産などの影響があるので、銀歯は避けた方が良いでしょう。

4.妊婦にとって虫歯や歯周病も危険です

妊娠中はつわりやホルモンなどの影響で口腔の衛生が保ちにくく、虫歯や歯周病は早産や低体重児のリスクを高めます。

銀歯は虫歯になりやすいので、清潔を保ちやすいレジンやセラミックに変えたい時は、実績のある歯科医師に相談しましょう。

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