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出っ歯は部分矯正で改善できるの?

後天的な出っ歯の場合は部分矯正が可能です


出っ歯(上顎前突)には、先天的な原因と後天的な原因とがありますが、後天的なもの、すなわち歯性上顎前突は部分矯正が可能な場合が多いです。

部分矯正には、歯に器具とワイヤーを装着するワイヤー矯正と、歯を削った上にかぶせ物(クラウン)を装着するセラミック矯正があります。

なかでも数か月という短期間でできて仕上がりも美しいセラミック矯正は人気の方法です。

出っ歯の矯正は、まず原因を探ることが必要です

出っ歯は、専門的には上顎前突と言います。

そしてこれには、先天的な原因と、後天的な原因とがあります。

先天的な原因とは、上顎と下顎で、骨の大きさのつり合いがとれておらず、前歯が大きく前へ飛び出しているというものです。

自分の両親や祖父母などの近い祖先に、上顎前突や大きすぎる前歯を持つ人がいる場合、遺伝によってその要素を受け継いだ結果、出っ歯になってしまうというものです。

前歯が上顎の骨に比して大きすぎる場合、両脇の歯に押し出されて、前の方へ出っ張ってしまうことがあるのです。

後天的な原因とは、上列前歯を前方向へ引き出すような力が常に加えられるような習慣にあります。

例えば、幼少期におしゃぶりを使っていた、指しゃぶりをしていた、あるいは上列前歯の裏側を舌で常に押していたほか、口呼吸などで口を常に開けっ放しにしていたことなどが挙げられます。

後天的な原因が主で歯の生えている方向の問題によって出っ歯になっている場合は、部分矯正が可能な場合が多いようです。

部分矯正はセラミッククラウンを用いた方法が代表的です


出っ歯に限らず、歯並びを改善する方法には、大きく分けて2種類あります。

一つは、かぶせ物(クラウン)を使用する方法、もう一つがワイヤー矯正です。

歯を削った後に歯に被せるもののことをクラウンと言います。

部分矯正では、出っ歯の要因になっている前歯を削り、歯の大きさや向きを調整したうえで、クラウンを被せ接着していきます。

クラウンを使用した場合、抜歯は必要ない場合が多いようです。

この方法ですと、後で述べるワイヤー矯正と比べ短期間で施術が完了し、費用も歯1本あたり10万円程度で済みます。

また、クラウンの素材としてセラミックを使用すると、前歯が非常にきれいになるので、笑顔に自信がつくでしょう。

一方、ワイヤー矯正ですが、歯の大きさや歯を移動させるスペースを確保するために、抜歯を必要とする場合があります。

歯に器具(ブラケット)とワイヤーを装着し、1ヶ月で0.4㎜程ずつ歯を動かしていき、徐々に出っ歯を治していきます。

この方法では、歯の移動に2~3年を要する上に、移動した歯が元に戻らないよう、さらに5~6年ほど器具を装着する保定という手順が必要になります。

また料金では、数年間の器具装着と調整で、合計100万円程度かかる場合があるようです。

先天的な上顎前突の場合、部分矯正だけでは難しい場合もあります

先天的な出っ歯の場合は、上顎と下顎のバランスが悪いことが原因となっています。

下顎の骨の大きさに比べて、上顎の骨が大きく発達してしまったことによって出っ歯になっている場合は、歯の部分矯正だけでは出っ歯をなおすことは難しい場合が多いようです。

その方法とは、上顎を歯がついたままの状態で切り取り後方、つまり後頭部方向へ移動させるというもので、上顎分節骨切り法(セットバック法)と呼ばれます。

また、中には骨格性の上顎前突に加えて、歯性上顎前突を伴っている方もいらっしゃいます。

この場合は、セットバック法に加えて、セラミック矯正などを行うこともあります。

出っ歯で悩まれている方、ご自分の出っ歯の原因がどちらなのかは、自分で判断するのは難しいですし、危険でもありますから、一度矯正歯科や審美歯科へご相談されることをおすすめします。

そのうえで、ご自分にとって必要で最良な方法を知り、選択すると良いでしょう。

(まとめ)出っ歯は部分矯正で改善できるの?

1.後天的な出っ歯の場合は部分矯正が可能です

骨格に問題がなく歯の生え方が原因の出っ歯の場合、ワイヤー矯正やかぶせ物(クラウン)による部分矯正が可能です。

数年間の治療では長すぎるという方や、自然で白い歯にこだわりたい場合はセラミッククラウンを選ぶとよいでしょう。

2.出っ歯の矯正は、まず原因を探ることが必要です

出っ歯の原因には先天的なものと後天的なものとがあります。

とくに後天的なものである場合、歯の生えている方向が出っ歯の原因となっていることが多いようですから、そのような場合には部分矯正が可能なようです。

3.部分矯正はセラミッククラウンを用いた方法が代表的です

クラウンを使用した矯正では、抜歯をせず短期間で出っ歯の部分矯正が可能です。

また、セラミックを使用したクラウンであれば、歯を白く美しくすることができます。

ワイヤー矯正では合計8年間程度の期間を要し、費用も非常に高くなっています。

4.先天的な上顎前突の場合、部分矯正だけでは難しい場合もあります

骨格性の上顎前突の場合は、上顎を歯が付いたまま切り取って移動させる施術法があります。

また、歯性上顎前突を伴っている場合には分節骨切りに加えてクラウンによる矯正やワイヤーを用いた矯正を併用することもあります。

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