出っ歯で口呼吸になると喘息を起こしやすくなります
出っ歯から口呼吸になっていくと、気道にウイルスが侵入しやすくなり喘息にもなりやすくなります。
出っ歯になるとどうしても口が閉じてくれなくなります。
自分では閉じようとしても気がついたら口が開いているということもあり、口呼吸になってしまいます。
喘息は出っ歯とも関係があったのです。
出っ歯を改善して口呼吸が治ると喘息になるリスクも下がるでしょう。
出っ歯になると喘息以外にも病気になるリスクが高まります
出っ歯になると喘息になるリスクが高くなるだけではありません。
喘息も気道にウイルスが侵入することで発生する病気ですが、リンパ組織が集まる喉の部分も口呼吸によって乾燥していくため細菌に感染する確率が高くなります。
ここから、喘息以外に風邪やインフルエンザなどにもかかりやすくなります。
しょっちゅう風邪を引く、シーズンになったら毎年インフルエンザにかかるという人は出っ歯で口呼吸になっているかもしれません。
また、出っ歯によって口内が乾燥し唾液の分泌が少なくなることで口臭が発生するほか、歯肉炎や虫歯といった病気になることもあります。
口内が乾燥するということはそれだけ健康を害するものだということです。
出っ歯で口呼吸だとこのような悪い状況が揃ってしまうために、さまざまな病気やトラブルに悩まされるようになります。
出っ歯から喘息以外の病気になるリスクも高まるということを知っておきたいです。
そして、出っ歯の改善を図っていくことで喘息の予防ができるでしょう。
喘息の症状もチェックしておきましょう
出っ歯によって喘息になりやすくなるという事実が出ていますが、喘息について詳しく知らないとすでに症状が出ているのに気づかないまま過ごしていることもあるかもしれません。
そこで、ここでは喘息の症状について説明します。
こんな症状があったら、喘息を疑ってみましょう。
- 息苦しい、咳き込むことがある
- 呼吸をするときにゼーゼーいう、ヒューヒューといった音がする
- 運動をした後に息苦しくなる
- 喘息の症状が出て夜中に目が覚める
- 夜や朝の時間帯に喘息の症状が見られる
人によって症状の度合いは違いますが、喘息と診断される人の多くが上のような症状を訴えています。
喘息の症状は感じるタイミングも異なります。
ずっと症状が出ているというよりは夜や朝、季節の変わり目、天気がよくないとき、疲れが溜まっているとき、煙などを吸ったとき・・・など周りの環境が関係して症状が起きます。
喘息ならではの症状が現れていないか体調をよく見ておきましょう。
日常生活において実践できる出っ歯と喘息の対策はこちらになります
喘息と出っ歯の関係、喘息の症状に次いで、日常生活においてどんなことに注意して過ごせば良いのか解説したいと思います。
ポイントは喘息にならないような生活を送ること、出っ歯を悪化させないように過ごすことです。
喘息にならないようにするためにはハウスダストやタバコの煙、気温差など喘息の症状を感じやすくなる原因を取り除きましょう。
そして、風邪やインフルエンザが流行する季節には徹底的に予防をしたいです。
マスクや手洗いうがいは必須となります。
また、免疫力をつけるためにしっかり栄養も取っておくことが重要です。
次に出っ歯の改善としては、矯正以外で見てみると口呼吸を治すことから始めましょう。
出っ歯の人はいつの間にか口呼吸になっているので、鼻呼吸に治していきましょう。
口をしっかり閉じて鼻呼吸できるように、日常生活で気をつけることが大切です。
そして出っ歯を進行させないためにはかみ合わせやストレスを軽減するようにしましょう。
(まとめ)出っ歯だと喘息になる?関係性は?
出っ歯になると口呼吸になるため、気道にウイルスが入りやすくなり喘息になることがあります。
口呼吸を改善できると喘息になるリスクも下げられますが、出っ歯の状態がひどいと困難な場合もあります。
出っ歯からは喘息以外の病気になるリスクも高くなり、口内の乾燥によって虫歯や歯肉炎になることも多いです。
口呼吸によって口内が乾燥してしまうことが、大きな要因と言えるでしょう。
喘息などを予防するためには出っ歯を治していくことが先決となります。
出っ歯からなりやすい喘息には独特の症状もあります。
そこで、喘息の症状の特徴を知って自分に当てはまる点がないか確認してみましょう。
特に喘息は症状を感じるときに朝や夜が多いというので、その時間帯に異常が起きていないかチェックしましょう。
喘息と出っ歯、それぞれの原因を知って取り除くことが対策としては効果的です。
喘息においては汚れた空気や気温差に注意して過ごすこと、出っ歯においては口呼吸から鼻呼吸に治していくことが大切です。